日本をテーマにした珠玉の逸品に出会える「藤巻百貨店」を運営するcaramoは、日本の職人・クリエイターとの新価値共創を目的としたクラウドファンディング「STUNNING JAPAN」において、KAKURAによるインテリア性と機能性を追求した「床座-椅子」プロジェクトを、8⽉2⽇(火)から開始した。
「床座」の増加で感じる腰痛
テレワークが増加し、自宅環境を整える人も多くなっている。そのほとんどがオフィスの様に自宅の椅子を使用しているが、近年、移住やテレワークによる生活環境の変化に伴い「床座」での生活を実施する人が増加している。
「床座」は、部屋自体が広々と感じられ、椅子よりも自由に体勢を変えられる反面、直接床に座ると感じるのが腰痛。身体への負担を軽減するために座椅子を使用する人も増加しているが、KAKURA調べによると、意外にも「インテリアに合わず購入を検討している」という声があるそう。
整骨院院長のアドバイスも取り入れた
そんな声に応えるべく、今まで独自の視点で素材の良さを生かした商品を開発してきた同社が、身体の構造のプロである整骨院院長のアドバイスも取り入れ、本格的でオシャレな床座専用椅子の開発に挑戦した。
代表の石原氏自身が、床座による身体への負担を感じていたことが発端だが、独自の調査で分かった世の中の隠れたニーズに気づいた。
同社ならではの特徴を活かして、どんなインテリアも邪魔しない「床座-椅子」を開発、快適なテレワークライフを応援している。
絶妙な傾きを実現する中材が腰を正しい位置へ
同商品の仕掛けは、中材の形状。身体の負担を軽減させつつ、本来の姿勢を生む構造で中材を調整してくれる。この中材は、普通のウレタンに比べヘタリに強い。
以前、同社の工房に併設されていたカフェの座布団として10年間使い続けた後、19年目の現在も工房の椅子で使用されているが、ほぼへたりなく、クッションとしての役割を果たし続けているという(※)※。
上質な総牛革仕様&特許取得の”あみだ模様”
素材は、革本来の表情を生かした張りのある、ナチュラル仕上げのエコレザーを使用。 兵庫県たつの市で鞣し、同社の指定色を職人の手技で染め上げている。
また、様々な製品をとる隙間から出てくる革を再利用し、オールハンドメイドで縫いつないでいる。この独自の縫製は革同士の強度を高める機能があり、特許を取得しているものだ。