豚肉の臭み~消し方10選~

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

豚肉の臭みの消し方は茹でる・漬け込み・ソースとして使用するなど、さまざまな方法があります。

ここでは、茹でる・ドリップをふき取る・重曹・スパイス・お酒・酢・乳製品(牛乳とヨーグルト)・生姜・玉ねぎ・フルーツを使った、豚肉の臭みの消し方を10選ご紹介します。

消し方①豚肉を茹でる

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

調理時間がない人・生姜や玉ねぎをすりおろすなど、手間をかけたくない人におすすめなのが茹でる方法。

鍋に水を入れ沸騰させ、豚肉を入れてサッと茹でます。
豚肉の臭いの原因である灰汁(アク)が取り除かれるので臭みを抑えられ、余分な脂も落とせます。

生姜やネギなどの香味野菜を一緒に入れて茹でるのもさらに効果的◎
茹ですぎは豚肉が硬くなる原因となるので、茹ですぎには注意しましょう。

消し方②ドリップをふき取る

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

豚肉独特の生臭さは、空気に触れて出てくるドリップという液体が関係しています。
ドリップは微生物が繁殖しやすく、傷みや臭みの原因に。

豚肉を購入した際ドリップが出ている場合、トレーから直接捨てることも大切ですが、内部のドリップもしっかりふき取ることが重要です。

方法は皿やバットに豚肉を並べ、塩をひとつまみ振りかけます。
5分程放置するとドリップが出てくるので、キッチンペーパーで丁寧にふき取りましょう。

ひと手間かかりますが、ドリップを取り除くことにより、おいしく豚肉を食べられます。
また、ドリップは時間が経つにつれて量が増すので、新鮮な豚肉を選ぶポイントにもなります。

消し方③重曹に漬け込む

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

掃除グッズとして便利な重曹は料理にも大活躍!
重曹は灰汁(アク)取りや臭い消し効果があります。

使用する際は、水400ml・重曹小さじ1・塩小さじ1の重曹液を作成。
ジップロックに豚肉と重曹液を入れ、2~3時間程漬け込みます。

その後に豚肉を手早く水洗いし、キッチンペーパーでふき取ります。

ブロックや厚切り肉の場合、フォークや竹串を使って表面に穴をあけておくと、より浸透し効果がアップ!
重曹は食用・掃除用・薬用の3種類があるので、料理で使用する際は食用タイプを使いましょう。

消し方④スパイスで臭いをカバー

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

スパイスはマスキング効果があり、豚肉の臭みもしっかりカバーします。
スパイスを使用する際は、豚脂と合う香りの強いスパイスがおすすめ。

また、調理方法によって使い分けるとより効果がアップ◎
焼くか炒めるならキャラウェイ・セイジ、煮込みなら山椒・八角・五香粉、揚げるならクローブ・ナツメグがおすすめです。

スパイスを使うことにより、豚肉料理のレパートリーもグンとアップしますよ♡

消し方⑤お酒に漬ける

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(画像=『Rolmy』より引用)

お酒は豚肉を柔らかくしたり、アルコールが揮発するときに一緒に臭みを取り除く効果があります。
使用する際は、ビニール袋やボウルに豚肉を入れ、全体が浸るまでお酒を入れましょう。

6時間~半日程漬け込み、そのまま調理できます。
お酒と一緒に、ニンニクや生姜を一緒に入れるのもgood♡

アルコールの臭いが気になる人は、漬け込む時間を短くしましょう。
また、使用するお酒によって味わいや仕上がりが変わるので、和食なら料理酒や日本酒、洋食なら赤ワインや白ワインがおすすめです。

消し方⑥酢を使う

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

酢は豚肉を柔らかくしたり、臭いを消す作用があります。
調理の際に酢を加えるだけなので手間もかかりません。

ツンと酸っぱいイメージがあり、風味を変えてしまうのではと思いがちですが、熱を通すことで酸味が飛ぶので心配ありません。

また、酢の主成分である酢酸は、食欲アップや疲労を和らげる効果が期待できます。
ジメジメとした梅雨や、暑い時期の料理で使うのもおすすめです。

消し方⑦牛乳やヨーグルトを使う

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、豚肉を柔らかくしたり、臭い消し効果があります。
使用する際は、ビニール袋やボウルに豚肉を入れ、全体が浸るまで牛乳かヨーグルトを入れましょう。

半日~1日漬け込み、豚肉を水で洗い流しキッチンペーパーで水分をふき取ります。
スライス肉なら半日、ブロック肉なら1日かけて漬け込むのがポイント。

より臭みが気になる場合は、ヨーグルトを使うのがおすすめ♡
豚肉の味わいはマイルドになり、食感もジューシーに仕上がります。

消し方⑧生姜と合わせる

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

生姜は香辛性物質は含まれており、豚肉の臭み消しに最適。
また、香りが強いため、マスキング効果も期待できます。

使用方法はスライスやみじん切りがありますが、すりおろしが一番効果的です。

手間が省けるチューブタイプの生姜が売られていますが、香料や難消化デキストリンなどが含まれているので、効果は生よりも落ちます。

使用する際は、ビニール袋やボウルに豚肉を入れ、すりおろした生姜を汁ごと入れましょう。
半日~1日漬け込み、豚肉を水で洗い流し、キッチンペーパーで水分をふき取ります。

豚肉の厚みによって漬け込む時間を調整するのがポイントです。

消し方⑨玉ねぎを使う

豚肉の臭みを消したい!原因・対処法・保存方法を徹底解説
(画像=『Rolmy』より引用)

プロテアーゼと呼ばれる酵素が含まれる玉ねぎは豚肉の臭み消しや、たんぱく質を分解して肉を柔らかくする効果があります。
また、消化を助け、胃もたれを抑える効果も期待できます。

豚肉にすりおろした玉ねぎをまぶしておくと臭みは消えますが、玉ねぎ自体も臭いが強いため、長時間の漬け込みには向いていないので注意が必要です。

フォークや竹串を使って豚肉の表面に穴をあけておくと、より浸透し効果がアップします!

消し方⑩フルーツに漬け込む

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(画像=『Rolmy』より引用)

りんご・パイナップル・キウイフルーツなどのフルーツには、プロテアーゼというたんぱく質を分解する酵素が含まれており、豚肉の臭み消し効果が期待できます。

生の果汁を使用しますが、100%ジュースでも代用OK!
果物のお酢もおすすめです。

漬け込む方法がありますが、ソースとして使うのもおすすめ。
普段と違うおしゃれな料理に仕上がるので、レパートリーを増やしたい人はぜひ挑戦してみてください♡