首が短いと、顔が大きく見えたりバランスが悪かったり…。遺伝で生まれつき首が短い人もいますが、日々の生活習慣から首が短くなってしまう人もいます。首が短い人にオススメの髪型やファッション、首が細くなるストレッチやリラックスグッズを紹介します。
そもそも「短い首」は何センチ?
顔が大きく見えたり、全身のバランスが悪く見えたりして、コンプレックスを感じる人が多い「短い首」。
顔と肩が詰まって見えて、服装によっては首まわりがもったりして、重苦しい印象になってしまいます。
「顔が大きく見えるのは、首が短いから?」
「顔と首の長さバランスが悪い…。私の首は短いの?」
「短い首ってどのくらいの長さなの?」
気になる首にばかり目がいってしまい、自信が持てなくなり隠そうとしてしまいます。
一般的に首の長さとは、何センチくらいが理想なのでしょうか?
日本人女性の首の長さの平均は、9.4cmと言われています。
9.4cmよりも短ければ、あなたの首は他の人に比べて短いのかもしれません。
首と顔、それぞれの長さの比から、顔のほうが長くなれば、どうしても顔が大きく見えてしまうかも……。
似合わないファッションもあり、気になってしまいますね。
どんなファッションも着こなしてしまうモデルやタレントは、全体的なバランスが良く、スラッと縦に長い印象で、首も細く長い印象がありますね。
あなたの首はどうですか?
本当に短いのでしょうか?
一度自分の首の長さを測って、確認してみましょう。
簡単に首の長さを測る方法がありますので、ぜひこの機会にやってみてください。
首の長さの測り方
あごのラインで一番低いところから、鎖骨までの長さを測ります。
- あごよりも鎖骨が奥にあるため、鎖骨の高さを手や物を使ってマーキングします。床から平行になるように意識してください。
- あごの先端から垂直に定規を下ろし、鎖骨の高さまでの長さを測ります。
姿勢が悪かったり、あごが突き出ていたりすると、正しく測れません。
鏡などで姿勢をチェックしながら測ったほうが、正しく計測できます。
首が短くなる原因は?
首が短くなる原因は何でしょうか?
遺伝で首が短い人もいますが、日々の生活習慣や姿勢で短く見えてしまうことがあります。
次のことに気をつければ、少しでも首を長く見せることができるかもしれません。
生活習慣を振り返ってみましょう。
フェイスラインがたるんでいる
顔がぽっちゃりしていて、あごのラインにたるみがあり、首との境界線がわかりにくくなっていませんか?
二重顎になっていると、あごであまった脂肪が首でたるんでしまうので、首が太く短く見えてしまいます。
リンパマッサージやダイエットで顔全体のむくみをとると、スッキリとしたフェイスラインになって、首を長く見せることができるでしょう。
姿勢が悪くて顔が前に突き出ている
背中が丸まって猫背になっていると、顔と肩が前に出て、首が隠れて短く見えてしまいます。
肩が上がって内側に入っていたり、首が前に倒れていたりすると、遠近法により、実際よりも顔が大きく見えてしまう人もいるでしょう。
オフィスワークやスマホで長時間うつむき加減になり、猫背になっていませんか?
本来なら、首の頸椎はゆるやかなカーブになっているのですが、猫背で下を向いている時間がながくなると、カーブがなくなりストレートになります。
これをストレートネック(スマホ首)と言います。
スマホ首になると、首が前に傾き、顔が前に突き出てしまいます。
そのせいで、正面から見た時に首が短く見えてしまう人が多いです。
日々の姿勢を見直し、マッサージやグッズで首を伸ばす習慣をつけることで、ストレートネックが改善できることもあります。
首に老廃物がたまってむくんでいる
首は老廃物がたまりやすく、むくみやすい部分です。
常に肩が凝っていたり背中が張っていたりする人は、リンパの流れや血流が悪くなって、首や顔がむくんでいるかもしれません。
むくみで首が太くなり、首が短く見えてしまう可能性もあります。
血流やリンパの流れが良くなるように、短時間でも、ストレッチやマッサージを続けてみてください。
日々の習慣の積み重ねで首が短くなっている人も少なくないでしょう。
1日では解決しませんが、意識して姿勢を正すことで、首を正しい位置に戻し、縮こまった首を解消できることがあります。
街中を歩いている時、ガラスに映る自分の姿をチェックし、姿勢が悪くなっていないか確認してみましょう。