一日16食限定。宝箱のように美しい「ちらしらず」

【レポ】寺の境内に佇む鮨屋。赤坂「すしいわお」でキャビグロ、ちらしらずを堪能
(画像=「ちらしらず」(6,000円/税込)、『ARETTO』より引用)

ランチタイムのみ、一日16食限定で提供される「ちらしらず」(6,000円/税込)。

職人さんの美的センスが光る散らさないちらし寿司。ふたを開けると、16品目の鮨ダネがぎっしりと敷き詰められています。まるできらきらと輝く宝箱のようですね。

【レポ】寺の境内に佇む鮨屋。赤坂「すしいわお」でキャビグロ、ちらしらずを堪能
(画像=『ARETTO』より引用)

素材は季節によって変わるようですが、この日は昆布締めにした甘海老、ごまだれに漬けた鯛など、丁寧に仕込まれた品々が出揃います。

ちらし用のシャリは塩気が強めで、甘めのおぼろや穴子とのコントラストが絶妙。

“キャビグロ” など贅を尽くした夜のお決まり

【レポ】寺の境内に佇む鮨屋。赤坂「すしいわお」でキャビグロ、ちらしらずを堪能
(画像=「お決まり」(22,000円/税込)、『ARETTO』より引用)

夜のお決まりコースは税込み22,000円で、握りは14貫前後、おつまみは6〜7品程度。キャビアやのどぐろ、鮑など、贅を尽くした握りの数々が提供されます。

【レポ】寺の境内に佇む鮨屋。赤坂「すしいわお」でキャビグロ、ちらしらずを堪能
(画像=『ARETTO』より引用)

同店の看板名物でもある「キャビグロ」は印象に残る一貫。この日のノドグロは、長崎県対馬産の紅瞳で、さらにドイツから直輸入された3年熟成のキャビアが鎮座しています。

元来、塩っぱくて硬いイメージのあるキャビアですが、決してそんなことはなく、やわらかで優しい塩気。ノドグロの脂の甘みをキリッと引き締める役割を果たしていますね。

【レポ】寺の境内に佇む鮨屋。赤坂「すしいわお」でキャビグロ、ちらしらずを堪能
(画像=『ARETTO』より引用)

じっくりと火入れされた「鮑と肝ソース」。やわらかな鮑の旨みと肝の濃厚なコクが混ざり合い、食べているうちに思わず笑顔がこぼれます。

「肝のソースは残しておいてください」と言われたため、待っていると……?