家庭崩壊?!子供に悪影響を及ぼす不仲な夫婦の特徴とは?

子供に悪影響を及ぼす家庭や夫婦には、『育児以前の問題』を抱えていることが多いもので、いくつか共通する特徴があります。

子供ができてから変わってしまったということもあるでしょう。しかしここでお伝えしたいのは、『それ以前の問題』について。子供がいようがいまいが関係のない、そもそもの個人が持ち合わせている特徴のこと。あなたは当てはまらないでしょうか?少し確認してみてくださいね!

悪影響を及ぼす不仲な夫婦・家庭の特徴①完璧主義

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

夫婦のどちらか、もしくはどちらもが完璧主義な場合、子供という想定外のことをする存在に、翻弄されてしまうことは、圧倒的に増えてしまいます。

理想を持つのは良いのですが、その理想や完璧さにこだわるあまり、夫婦として・家庭として、無理をしていると、育児を楽しむ余裕なんてなくなってしまい、うまくいかないことばかりに目がいってしまうのです。育児は思ったようにこなせないことも多いのですから、完璧主義だと苦しいことも増える一方に…。

悪影響を及ぼす不仲な夫婦・家庭の特徴②実家も不仲

夫婦のどちらかの実家が不仲だったという場合、さきほどの解説のとおり、『それが当たり前』として育ってきているため、自分がいざ結婚しても、同じような展開になってしまうことがあります。健全な家庭、仲の良い家族の姿を知らずにきたのですから、当然のことともいえるのですが…。

そういってしまうと、『そんな家庭で育った以上、もう無理ってこと?』と思うかもしれませんが、両親を反面教師にして抜け出したという人もゼロではありません。

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

しかし、それができる人ばかりではないのが現実…。家族って違う価値観の2人が、時間、お金を含め、生活のすべてを共有していくのですから、このように不仲が連鎖していくのって、とても悲しいものです。

これまでも、恋愛でどうしてもうまくいかない相手を選んできてしまっている・合わない相手と恋愛をしてしまっていたという方は、育った家庭環境・自分の両親の関係が影響している可能性もあります。

悪影響を及ぼす不仲な夫婦・家庭の特徴③本音を言えない性格

あなたのご夫婦はどんな感情であったとしても、しっかり伝え合えているでしょうか?

『これだけ一緒にいたらわかるでしょ?』という考えもあるかもしれませんし、『こんなこと言ったらどう思われるだろう…』なんて思って言い出せないという方もいるかもしれません。いずれにしても、自分の本当の気持ちを話せていない関係です。しかし、人間って、言葉にしないとわからないことなんてたくさんあります。

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

本音を言えない夫婦って、言い換えれば口数の少ない関係だったり、お互いにうわべで一生懸命、『良い夫婦』でいようとしている関係に過ぎません。もちろん、言葉が足りない関係や、本音を言わない関係だと、必ずどちらか・あるいはどちらもが我慢をしている状況になってしまいます。

これ、気付いたら引き返せないくらいの心のすれ違いを生み出す原因です。『まぁいいや(許す)』が積み重なると、『もういいや(放棄)』に変わってしまいますから…。

育児・子供が夫婦の不仲の原因?!家庭崩壊の原因とは?

夫婦が育児をきっかけに、協力し合えることもあれば、育児がきっかけで家庭崩壊寸前になってしまうこともあるものです。子供って思うようになるわけではありませんし、育児は本当にエンドレス!

いくら働く女性が増え、男性が育休の取得もしやすくなりつつあるとはいえ、保育園に入れない待機児童も多い中、どうしても女性の負担の方が多いように思えます…。家庭が崩壊し兼ねない、育児の夫婦間トラブルをいくつかみてみましょう。

育児・子供から家庭崩壊になる原因①ワンオペ育児

ワンオペ育児…。これは一番の夫婦不仲の原因でもあり、家庭内の関係が崩壊し兼ねない原因ではないでしょうか?

2人で育休を取るような夫婦もいますが、大半の家庭が、女性は育休(または出産を機に退職)、もしくは専業主婦で、その期間の収入は、主人任せになっているのが現状でしょう。その間、妻はとにかく育児と家事に追われ…。
育児をすべて楽しめているという女性の方が実際少なく、疲労困憊という女性もたくさんいます。

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

育児って、母親がやって当たり前という考えも未だにありますし、言うまでもなく育児から逃げることもできませんので、世のお母さんたちはどんなに疲れていても、体調が悪かろうが、子供のために一生懸命です。

にもかかわらず、『仕事で疲れている』と育児に非協力的な夫…。お父さんの自覚を感じない夫…。育児に追われる中、家事もこなす妻に対して一切感謝も伝わってこない…これじゃあ、妻も報われないんですよね。

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

『今しかない可愛い赤ちゃん期の育休を楽しもう!』…そうは思っても、しんどい時もあります。

それに、家計はもちろん、子供のためにも夫には仕事を頑張ってもらわないといけないのですが、だからって育児にノータッチとなると…、妻の感情は封印するしかないのか?育児の苦労を一人で背負わないといけないのか?…そうやってどんどん妻の心も追い込まれていくんです。育児って、妻の心の持ちようだけで乗り切れるものではありませんもんね。

育児・子供から家庭崩壊になる原因②教育方針の違い

心の教育を重視したい、進学校に通わせたい…どんな子に育って欲しい・育てたい…教育方針は家族それぞれの答えがあっていいし、正解はないもの。親の理想を押し付けて、まるで所有物かのように、子供の感情を潰してしまうようなことはオススメできませんが…。

しかし、『この子の思うようにやらせよう』という意見もあれば、『この子の将来の選択肢のために進学校に行かせるべき』などさまざまな意見があるでしょう。

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

お互いに子供のためを思って言っているとしても、教育に関する考えが合わないのも、致命的な不仲の原因になることもあります。子供に対する時間やお金の使い方がまったく異なるスタンスになってしまうのですから。

時間と生計を共にする夫婦・家庭内で、この価値観が合わないということは、揉め事ばかりになってしまう危険があります。話し合って解決できる内容ならいいのですが、子供の人生に関わることなので、簡単に話し合いで解決できるものばかりではありません。

育児・子供から家庭崩壊になる原因③金銭的な問題

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

育児にはもちろんお金もかかります。金の切れ目が縁の切れ目なんて言いますが、金銭的な余裕のなさからすれ違いが起きたり、言い争いが起きたり、ストレを感じたり…。

金銭的なトラブルや余裕のなさは、心の余白を奪ってしまうこともあるものです。決して贅沢したいわけではないにしても、子供が望むものを与えられない、やりたいことをやらせてあげられない…。こんな状況は、夫婦2人の心をネガティブに引っ張る原因になりえます。

育児・子供から家庭崩壊になる原因④コミュニケーション不足

育児は楽しめているのだけど、子供にかかりっきりになりすぎて、夫と会話をあまりできていない…。そんなことありませんか?確かに、昼夜問わず子供のペースで起こされ、家事に追われる中、寝られる時に寝かせてくれ…という本音も否めないんですよね。ただ、あまりに子供中心になりすぎて、会話も子供のことのみ、今のお互いの状況も話せていないなんて毎日になってしまうと、これもまた問題で…。

夫婦の不仲は育児に影響する?!家庭で子供が学ぶこととは?
(画像=『Plus Quality』より引用)

不仲とまでは言わないにしても、それぞれが家庭内で独立し過ぎてしまっているのも悲しいものです。一般的に良い母親役・良い父親役をまっとうしているにせよ、父母である前に、男女でもあり、一人の人間。

『役割』だけこなしてはいても、夫の今の心境に気づいていない、あるいは、夫が妻の心の声を聞いてくれない…家事や育児の苦労をわかってくれない…そんな関係になってしまっては、心の通じない夫婦になってしまいます。