LICORNE(リコーヌ)が、石けんをはじめオリジナルのグッズを一堂に集めたポップアップストアを、7月14日(木)〜8月31日(水)の期間、東京ソラマチにて開催中だ。

マルセイユ石けんを手作りするサボネリー

『STRAIGHT PRESS』より引用
(画像=『STRAIGHT PRESS』より引用)

LICORNEは南フランス・マルセイユに本店を構える、ユニコーンが目印の小さなサボネリー。爽やかな潮風に包まれる港ちかくの工房で、伝統的なマルセイユ石けんを手作りしている。

オリジナルフレグランスのオーバル型石けんは、地元のみならず世界中のファンに愛されている商品だ。

一つ一つ愛情をこめた物作り

LICORNEはオーナーのSerge Bruna(セージ・ブルーナ)氏による家族経営で、季節に合わせた選りすぐりの原料と日々の温度や湿度の違いを感じながら、100年前から受け継ぐ機械を大切に動かし、一つ一つ愛情をこめて、ものづくりをしている。

ブランドのアイコンとなっているユニコーンは、古くから港で商売を営んでいたブルーナ家が100年以上前から屋号として使っているシンボルで、ヨーロッパでは古くから守り神としても愛されているそう。

忙しい日々に「心がふと落ち着く時間」を

そんなLICORNEの想いは、南仏・プロヴァンスのリラックスしたライフスタイルや、日常のささやかな幸福感を、石けんを通して伝えること。

7世紀から脈々と受け継がれる製法により、手間と時間をかけて作られる石けんは、忙しい日々に「心がふと落ち着く時間」を思い出させてくれる。

エシカル消費を意識する人からも人気

また、希少で卓越した伝統的技術を持つ企業に対してフランス政府が発行する無形文化財企業(EPV)を2007年に取得。工業製品ではない石けんは、ナチュラルな生活、エシカル消費を意識する人にも愛されている。

大量生産ではなく必要な量のみを丁寧に手作りする、まさに作り手の顔が見える石けんだ。