カメラ初心者あるある|今すぐ使える構図【応用編】

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

構図の基本がわかったところで、応用に入りましょう。応用編で紹介する構図は、基本の構図と組み合わせて使うことも可能。基本をふまえた上で、応用も身に付けていきましょう。ここからは、「今すぐ使える構図【応用編】」と題し、カメラ初心者が知っておくとワンランクレベルが上がるような構図を紹介します。

トンネル構図

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

トンネル構図とは、トンネルの中から外側を見たような構図のこと。この写真は紅葉で周りを囲み、富士山を主役として撮影しています。紅葉がトンネルを表しているということになりますね。

トンネル構図はトンネルの奥に目線を向ける効果があるため、主役を強調することが可能。「トンネルの先はどうなっているのかな?」という想像力も掻き立てられるため、ストーリー性のある魅力的な写真になります。

トンネル構図におすすめな被写体は、以下の通りです。

  • 風景
  • 人物
  • 建物

額縁構図

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

額縁構図とは、窓などを利用して写真の中に四角を作り、額に写真を入れたような構図で撮る写真のこと。先ほど紹介したトンネル構図に似ていますが、まわりを四角で囲うので重厚感が出ることが特徴です。

暗い室内から明るい屋外を撮影すると、屋外に視線が誘導されます。目線が誘導される写真は主役を目立たせる効果があり、ストーリー性も持たせることも可能。額縁の中に、日常の一コマや風景を切り取ってみましょう。

額縁構図におすすめな被写体は、以下の通りです。

  • 窓からの風景
  • 神社の鳥居から覗いた風景

サンドイッチ構図

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

サンドイッチ構図とは、上下や左右をなにかで挟むようにして撮影した写真のこと。トンネル構図や額縁構図と同じように、奥の被写体を際立たせることができる構図です。この写真は、左右を建物で挟むことで、サンドイッチ構図になっています。目線が真ん中に誘導されるので、川や船を主役として目立たせることができています。

サンドイッチ構図におすすめな被写体は、以下の通りです。

  • 風景
  • 人物

対角線構図

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

対角線構図とは、被写体を対角線上に配置する構図のこと。対角線に置くことで、奥行きを出しながら、全体的なバランスをおしゃれに見せられます。この写真のように、奥に置いた被写体をぼかすとさらにおしゃれ。主役である手前のケーキを、しっかりと目立たせることができています。

また、対角線構図はななめに被写体を置くので、写真に動きが生まれることが特徴。動きがある写真は、見る人が「次」や「続き」が想像できるため、ストーリー性も生まれます。

対角線構図におすすめな被写体は、以下の通りです。

  • 食べ物
  • 小物

消失点構図

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

消失点構図とは、絵画でもよく使われている遠近感を出すための構図のこと。写真の中に消失点を置くことで奥行きや広がりを表現でき、道路や河川がどこまでも続いているような写真が撮影できます。

また、消失点構図で撮影した写真は、どこまで続くのかという想像力が掻き立てられます。消失点構図で撮影した写真は、引き込まれるような魅力があることが特徴。日常の中で消失点を見つけたら、消失点構図で写真を撮ってみましょう。

消失点構図におすすめな被写体は、以下の通りです。

  • 道路
  • 線路
  • 河川

アルファベット構図

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)
カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

アルファベット構図とは、「S」や「C」などのアルファベットの形を写真の中に作り出す構図のこと。写真の中に曲線が写るので、写真に動きやなめらかさを出せることが特徴です。食べ物の写真は日の丸構図で撮影するのも良いですが、お皿の一部を切り取り「C字」にすると、構図が安定します。曲線を写真に写したいときは、アルファベット構図を意識してみましょう。

アルファベット構図におすすめな被写体は、以下の通りです。

  • 道路
  • 食べ物
  • 小物

パターン構図

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

パターン構図とは、規則正しいパターンを切り取る構図のこと。写真にリズム感が生まれるので、楽しい印象の写真になります。パターン構図を撮影するときは、ピントを合わせる場所に気を付けましょう。全体にピントが合うように少し離れて取ったり、1つにピントを合わせて他はぼかしてみたり、最適な構図を探してみてください。

パターン構図におすすめな被写体は、以下の通りです。

  • お菓子

  • 風景

構図の基本を身に付けて、カメラ初心者を抜け出そう!

カメラあるある第2弾!初心者が悩みがちな構図の基本
(画像=『トランカ』より引用)

今回は、カメラ初心者が悩みがちな構図の基本を紹介しました。今回紹介した構図を組み合わせて、さらに高度なテクニックで撮影するのもOK。「三分割構図×サンドイッチ構図」や「消失点構図×トンネル構図」など、いろいろな組み合わせを試してみてくださいね。

構図の基本を身に付けて、カメラ初心者を抜け出しましょう。


提供・トランカ

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