4.集客力の高いブログ、アフェリエイトを作成

インターネットを利用して稼ぐ手段としてすっかり定着したものの、利益につなげるにはそれ相当の努力が必要だ。どんなブログが人気なのか、どうすればまとまった成功報酬が得れるのか、マーケティング力と戦略が問われる。自分自身のスキルも立派な資産だ。自身がある方は挑戦してみるのも良いだろう。

最も簡単なアフェリエイトとしては無料ブログを開設し、広告を貼るだけ。しかし漠然とブログを運営しているだけではクリック数は伸びない。コンテンツの充実度を高めることはいうまでもなく、アフェリエイト作業の効率化が図れるツールなどを利用して、集客の最大化を意識することが重要だ。

5.オークション、フリーマーケット、ネットショップで「商品」を販売

「ものを書くのは苦手」という人は、不要な洋服や本、CD、ゲームなどを販売してみてはどうだろう。単に捨ててしまうよりも、「欲しい」と思う人に安価で売る。あるいは自宅でほこりをかぶっているプレミアムアイテムや骨とう品が、予想外の高価格で売れるかも知れない。

日本では「ヤフオク!」や「ラクマ」などが、ネットオークションやフリーマーケットとして信頼度が高いようだ。国外では世界最大のネットオークション「eBay」のほか、自分のアート作品や手作りのアクセサリーや小物を一点から販売できる「Etsy」や「Minted」といったオンラインマーケットの利用が脅威的に伸びている。

一歩進んでネットショップを開設するのも一案だ。「最初に大量の商品を仕入れなければネットショップを開設できない」というのは固定観念にほかならない。例え少量でもネットショップは始められる。

「eBay」や「Etsy」では商品数に関わらず、自分のショップを開設することが可能なため、副業を徐々に拡大したい人には絶好の場といえるだろう。

6.動画配信、ネット著作権で稼ぐ

「趣味で動画や写真を撮影したり、執筆活動をしている」という人も多い。撮影した動画をYou Tubeやニコニコ動画など収益システムが充実しているサイトにアップロードし、再生件数やアフェリエイトで稼ぐ。

世界中の視聴者をターゲットにできる巨大なマーケットYoutubeは、視聴から報酬を得られる「YouTubeパートナープログラム」を提供している。ただし今年2月から参加条件 が厳しくなり、「チャンネル登録者が1000人以上で、過去1年間の総再生時間が4000時間以上のクリエーター」のみが参加できるので、下積み時代は避けられない。

実際の収益は視聴件数次第だろう。究極の成功例を挙げると、世界中に530万人のチャンネル登録者をもつスウェーデンのPewDiePieがYouTubeで得た所得は、2015年1500万ドル、2016年1200万ドルというから驚きだ(フォーブス誌2017年12月7日付記事 )。「デジタルセレブ」との異名も納得の稼ぎっぷりである。

また素人でも自分で撮影した写真で稼ぐ手段がある。予め用意された写真素材を販売するストックフォトサイトに登録すれば、使用料から収入を得られる。

自分のブログや体験、知識、思っていることをまとめ、電子書籍を出版して所得を得ている人も珍しくない。Amazonの「Kindle ダイレクト・パブリッシング」のようなサービスを利用すれば、だれでも簡単に電子書籍を世間に送りだせる。

文・アレン・琴子(英国在住フリーランスライター)/ZUU online

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