整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

|「マナー講師」ってポジティブな意味? 同じ言葉でも使う人によって意味が違う

ある日、習い事で一緒になった人に、「この前別のレッスン後に、道具をウェットティッシュで拭くときの姿勢をインストラクターさんから注意されて…」という話を、笑ってもらうつもりでふとしたら、「わー、マナー教室の先生みたいだね!」と少〜しだけ嫌そうに言われてしまいました。

次の瞬間、「あ、そんな感じの言い方ではなかったですよ!」と、反射的に否定した自分がいました。

そのときにふっと、あ、わたしにとって「マナー教室の先生」はあまりイメージが良くないのだな、ポジティブな言葉ではないのだな…と気がづきました。そしてとても厳しくスパルタな人、というイメージなのだなと。でも、その人はもしかしたら「マナー教室の先生のような、所作のきれいな人だったんだね」と言いたかった可能性もあるのに、それを確かめずに言われたことを否定してしまった…とも。

そして、こういうことって、実はしょっちゅうあるのでは…? と思いました。