「こちとら」の言葉の意味の雑学!その由来とは?

方言ではなく標準語ともいえない独特な面白い文化を持った江戸の下町言葉「こちとら」。「こちとら」に関する雑学はネット上でもたくさんご紹介されていますが、実は「こちとら」という言葉が使われ出した歴史はとても古く、その始まりは江戸時代にさかのぼるといわれています。

英語では自分を意味する一人称は「I」だけですが、日本語では自分を意味する一人称は数えきれないほどあります。「私」「僕」「俺」「あたし」「うち」「おいら」「拙者」など方言や標準語を合わせるとその数は膨大なものになります。

外国人にとっては日本語は難しいと言われるのはこの言葉数の多さにあるのですが、自分を表すこれらの言葉は1つ1つ使い方によって相手に与える印象が変わるのもまた特徴といえます。

「こちとら」の意味は?方言なの?使い方や例文と合わせて解説!
(画像=『lovely』より引用)

「私」はビジネスのシーンでも使うことが多く大人として振る舞いたい時に便利な言葉になりますし、「俺」は自分を少し格好よく見せたい時にも使われますよね。

同じように「こちとら」は東京下町に生まれ育った少し年配の人にとっては、相手よりも優位な立場に立ちたい時や自分の事を少し大きく見せたい時によく早口でよく使われる言葉になります。

標準語に慣れていない人うあ江戸の下町言葉は聞きなれない人にとっては少し怖いイメージに感じることもあるのですが、言葉の雑学を知っていればそこまで警戒する必要のない言葉なのだということがよく分かりますね。

「こちとら」の意味は?方言なの?使い方や例文と合わせて解説!
(画像=『lovely』より引用)

「こちとら」は男性が使う意味の言葉?女性も使って良いの?

それでは「こちとら」に関する雑学をもう1つ!「こちとら」は方言でも標準語でもない面白い言葉だとご紹介しましたが、男女で使い方を区別した方が良い言葉なのでしょうか?

東京の下町に住む年配の方に好んで使われる「こちとら」ですが、男性がよく使っているのを見聞きすることはありますが女性が使っているのはあまり見かけることはありませんね。「こちとら」は女性は使ってはいけない意味を持つ言葉なのかと疑問に思うことはありませんか?

「こちとら」の意味は?方言なの?使い方や例文と合わせて解説!
(画像=『lovely』より引用)

実は「こちとら」とは世間一般的には「俺」「ワシ」などと同じく主に男性が使う言葉として浸透している言葉です。女性でも絶対使ってはいけないということはないのですが、男性が使う時に比べてやはり女性が「こちとら」と言っているのを聞くと少し違和感を感じてしまうものです。

映画やドラマの中で女性が「こちとら」を使っているシーンというのは啖呵を切る時や相手を言い負かそうとしているシーンが多くなり、お世辞にも品が良いとはいえないイメージがありますね。女性が「こちとら」を日常生活で使う時はその使い方には十分注意した方が良さそうです。

「こちとら」の意味は?方言なの?使い方や例文と合わせて解説!
(画像=『lovely』より引用)

「こちとら」の意味を上手に使った例文をご紹介♪

それでは実際に「こちとら」の意味を上手に使っ例文も合わせてご紹介していきたいと思います♪

時代劇やドラマの中などでよく使われている言い回しの使い方以外にも、最近では若い人の間でなかば自虐的な話をする時にも使われるようになった「こちとら」。1つの雑学やネタとしてその使い方を知っておくと表現の幅が広がりとても面白い人と感じてもらえる可能性もあります♪

「こちとら」の意味は?方言なの?使い方や例文と合わせて解説!
(画像=『lovely』より引用)

ここでは東京下町生まれの人がよく使う「こちとら」の使い方の例文と一緒に、最近の若者の間で流行っている「こちとら」の言葉の使い方も紹介していきたいと思います。

古いようで新しい「こちとら」、ラインやツイッター、ブログなどで話の雑学のネタとして使ってみるのも面白いかもしれませんよ!気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

「こちとら」の意味は?方言なの?使い方や例文と合わせて解説!
(画像=『lovely』より引用)