妊娠期間も残すところあと10週となる妊娠30週目。母体であるお母さんのお腹もずいぶんと大きく目立ってきていることでしょう。当記事では妊娠30週目の母体の変化や過ごし方、妊娠30週目に注意したいことなどをまとめて詳しくご紹介致します。ぜひご覧ください!
妊娠30週目はどんな時期?
いよいよ出産が身近なものに思えてくる妊娠30週目。妊娠期間も残すところあと10週ほどとなり、いよいよ終わりが見えてきました。妊娠30週目ともなるとお母さんは少しずつ出産に向けて色々な準備を始め出す人もいます。
妊娠30週目にはお腹の胎児の性別はほぼ分かっていると思いますので、産まれてくる赤ちゃんのために洋服や靴下を準備したり、家族みんなでベビーベッドを組み立てたりと何かと忙しい日を過ごしてるのではないでしょうか。
妊娠30週目は出産予定日までまだ10週もあるとはいえ、毎日慌ただしく過ごしているとあっという間に出産当日になってしまいます。
いざ出産をした後は新生児の赤ちゃんのお世話で1人で自由に動くことが出来なくなりますので、用意しなければならないものは余裕を持って準備するようにしましょう。
妊娠30週目の母体に見られる変化とは?
それでは妊娠30週目の母体に見られる変化についてご紹介していきます。
妊娠30週目を過ぎるともう母体は臨月の1歩手前です。上の子供たちがいるお母さんの場合は、だんだん前かがみの姿勢がツラくなってきたり、妊娠前と比べて体が重くなったと感じてしまう人も多いことでしょう。
毎日の家事や上の子のお世話などがしんどくなってくる時期ですので、家族みんなのサポートが必要になってくる時期でもあります。この時期に母体であるお母さんが無理をしてしまうと、切迫早産になったりお腹が張りやすくなることもあるため注意が必要です。
ここでは妊娠30週目を迎える母体の変化についてご紹介致します。
妊娠30週目の母体の様子(1)お腹の大きさ
妊娠30週目の母体のお腹の大きさは、もう臨月と見間違うほどの大きさになっている人もいます。だんだん自分で靴下を履くのがキツくなってくる頃です。
妊娠30週目は妊娠後期に入っているため少し動くと息切れがしたり座りたくなることも増えてきます。満員電車や混雑しているバスなどに乗るのも厳しくなり、妊娠が初めての人はぐんぐん成長する自分のお腹と胎児にとまどってしまう場面も出てきます。
また妊娠30週目頃になるとそのお腹の大きさの急成長から妊娠線ができやすいと言われています。妊娠線とはお腹が大きくなるにつれて皮膚が引きつることで起こるミミズバレのような線のことをいいます。
妊娠線は一度出来てしまうと出産後も綺麗に無くなることはありません。気になる人は妊娠30週目頃から妊娠線クリームなどを使い、丁寧にお腹周りの皮膚のケアをしておきましょう。
妊娠30週目の母体の様子(2)体重の変化
妊娠30週目の母体の体重の変化は、妊娠前と比べてかなり大きく増加しています。
妊娠中はお母さん自身の体重も増えて少しふくよかになるものですが、それに加えて大きくなる子宮、お腹の胎児、羊水量なども増えていきますので、トータルで体重は少しずつ増えていくのが普通です。
しかもお腹の中の胎児を包み込む羊水の量は妊娠30週目がピークになると言われていて、この時期は何と羊水量だけで約800グラムもあります。母体であるお母さんの体重は妊娠前に比べると平均してだいたい10キロほどは増えている計算になります。
これは妊娠30週目の母体の体重変化のだいたいの平均ですので、これ以上体重の増加が少ない人でもお母さんが元気で赤ちゃんもすくすくと育っているのであれば問題はありません。
ただし食事量を増やしすぎて妊娠前よりも15キロも20キロも体重が増えている人は、あきらかに太りすぎです。後でご紹介しますが、妊娠中に過剰に体重が増えてしまうと母体やお腹の胎児まで危険にさらすことになりますので注意が必要です。
体重が増えすぎていると思った人は間食のオヤツや甘い飲み物などを我慢して、それ以上の体重増加を防ぐようにしましょう!