『common』より引用
(画像=『common』より引用)

季節の代わり目になると、身体がだるい、アレルギーのような症状がでる、肌が荒れるという方は多いのでは?その原因は、気温の差がもたらす寒暖差にあるかもしれません。今回は、池袋大谷クリニック院長の大谷義夫先生に、寒暖差が身体に与える影響、寒暖差アレルギーの予防・解消法について教えていただきました。


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寒暖差疲労!?気温差で不調になる人は多い

気温の寒暖差が得意な方はいないと思いますが、寒いところから暑いところに行くと「ちょっとだるいな」「暑くて嫌だな」くらいで、すぐに慣れますよね。沖縄やハワイに行ったら、すぐに居心地が良くなると思います。

しかし逆はどうでしょう。暑いところから寒いところにいくと、体調が悪くなるというケースはとても多いです。

医学用語ではないですが、「寒暖差疲労」という言葉も最近はよく耳にしますね。疲労の感覚は人ぞれぞれですが、寒暖差がある日が続くとだるさを感じる方も多いようです。

今年は9月でも温かい日が多かったので、10月11月の急激な気温の差には注意が必要です。

寒暖差アレルギーは何度から?3度7度10度で異なる身体の変化

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

寒暖差があると、どんな不調が起こるのか。気温の差がどれくらいあるのかによっても、体への影響が変わってきます。

・気温差3度で咳が増える

気温の差がでてくると、まずは咳がでてきます。実際の研究データでも、最高気温が前日より3度下がると喘息が出やすくなることが分かっています。

私は呼吸器内科の医師ですが、咳喘息を起こす方は寒暖差が苦手という方は多いですね。

・気温差7度で寒暖差アレルギーに

では、7度下がったらどうでしょう。7度下がると「血管運動性鼻炎」が起こりやすくなります。最近では「寒暖差アレルギー」と呼ばれることが多いですね。これも医学用語ではないですが、伝わりやすい言葉だと思います。

「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」は、自律神経の乱れによって起こる鼻炎です。気温の急激な変化に身体がついていけず、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、血管の収縮がうまくいかなくなります。

スギやブタクサなどの花粉、ハウスダスト、ダニなどのアレルゲンが原因の鼻炎とは異なりますが、症状は似ていて、くしゃみ、鼻水、鼻づまりが起こります。

「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」はどちらかというと女性に多いです。一概には言えませんが、女性は男性より筋肉量が少なく、体温調節が苦手なことが多いからだと思います。

寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)まとめ

  • 自律神経の乱れによって起こる鼻炎
  • 症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり
  • 女性に現れやすい

・気温差10度は命の危機も!

さらに、最高気温が前日より10度下がると血圧が急上昇して高血圧になることが分かっています。「血圧サージ」とも呼ばれていますね。

「血圧サージ」は、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めます。実際に、急激な気温差によって倒れてします方は多くいらっしゃいます。10度の気温差は、命の危機にまで及ぶと言えます。

お年寄りが、冬のお風呂場で倒れてしまうという事件も温かい部屋から冷えたお風呂場に移動したことが原因。お風呂場に限らず、お手洗い、玄関、朝のリビングなどで倒れてしまう方もいらっしゃいます。