このコロナ禍では、どれだけ感染症対策をしていても安心しきれませんよね。少しでも体調に異変を感じると、いつも以上に不安になってしまったり……。
※イメージです(以下、同じ)
そんなご時世だからこそ、コロナに対する価値観の違いから、夫婦仲に亀裂が入ってしまうこともあるようです。斎藤あきこさん(38歳・仮名)はコロナ禍を機に、あまりにも危機管理能力がなさすぎる夫に幻滅したと語ります。
子どもが濃厚接触者に!家族で話し合ったら…
「ニュースで毎日感染者数を目にしていても、実際に身近で感染者が出るまでは、自分たちだけは感染しないだろうという根拠のない思い込みをしていました」
そう語るあきこさんは、小学5年生の娘さんが通う学校でコロナ感染者が出てしまったことを機に、考え方が変わりました。
その日、あきこさんは学校から連絡を貰い、娘の友達がコロナに感染し、我が子が濃厚接触者になってしまったことを知りました。
「すぐにPCR検査をしてもらえましたが、結果は翌日にしか出ないと言われ、不安で……。陽性だった時のことを考え、家族間で感染が広がらないように、何をしたらいいか夫と話し合おうと思いました」
「大丈夫でしょ!」危機感ゼロの態度に幻滅
そこで、仕事から帰宅した旦那さんに事情を説明。しかし返ってきたのは「まあ、大丈夫でしょ!マスクしてたんだし」という軽い言葉でした。あきこさんが、マスクは100%感染を防げるわけではないと訴えても、「まあ、詳しい検査結果が出てから考えればいいんじゃない?」とのんきな発言。
結局、この時は検査結果が陰性だったため、家庭内感染は免れましたが、あきこさんの中で旦那さんは「頼れない存在」になってしまいます。
「普段から楽観的な人だとは思っていましたが、今回のような状況でも、なんとかなる精神なのは、ちょっと……と思いました」
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