独身だって毎日つまらない

仕事をしており、学生でもなければ自分で自由に使えるお金も稼げる独身はどの年代の人たちから見ても自由気ままで楽、又は好きなことを好きな時に、というイメージで見られていますが、独身でも毎日つまらないと感じる時があります。

人は無いものねだりであり、既婚者で子どもを持ち、多忙な毎日を送っている人にとっては独身で責任感もプレッシャーも抱えていない人を羨み、独身の人は刺激の全くない生活に退屈し、多忙な生活を送っている人のことを羨みます。

自分にないものを求めることは毎日つまらないと感じている場合自然なことですが、独身の人も加えて自分にないものを与えられれば毎日つまらない生活から脱却できると感じています。

しかし、独身だからといっても恋人や友人の姿を思い浮かべる人も多いでしょう。自由の身なのだから誰かと一緒にどこかへ行くだとか、何かを実践するなどの楽しいことが無限大のようにあると感じますが、独身の人で毎日つまらないと思うタイプは誰かと一緒に何かを楽しみたいという欲求がそもそもあまりありません。

誰かに自分を楽しくさせてもらいたいというよりは自分だけで楽しいことや刺激になることを受けたいと思っているため、例え恋人や友人がいても自分から相手を誘ったりといった行動は取りません。

また、独身という身分は自分でいくらでも時間が使えしまうため、何をして過ごせば良いのか分からなくなっている独身者もいます。それだけ独身であっても人の取り方によっては苦痛に感じるものなのです。

毎日つまらなくて憂鬱

毎日をつまらないと感じている頻度が高すぎると、行きすぎた人はつまらない感覚を憂鬱に捉えるようになります。うつというほどではないのですが、毎日特にやりたいこともなく、特にしたいこと、行きたい場所もなければ食べたいと思う料理もない。そんな人は毎日つまらないと思っていた感覚が次第に憂鬱やうつといった感情へと変わっていき、気が滅入ってますます楽しいことに挑戦できなくなってしまいます。

また、何かに急かされることを苦手としていたり、刺激そのものに弱い人、周囲の変化を読み取りやすい人は毎日つまらないと感じることはないと思われがちですが、実はそういった性格をしている人ほど、マイナス面だけを多く吸収してしまうため、毎日のつまらないが憂鬱に変化していき、最終的には憂鬱な心理が大きすぎて何もする気が起きなくなってしまいます。

誰でも嫌なことに直面すれば憂鬱だと感じますが、毎日がつまらないと思っている人が憂鬱な気分になると何か大きな変化がない限りその憂鬱な状態から這い出すことはできないのです。

高校生活を過ごしても毎日つまらない

親元を離れ、自由気ままに生活している人たちは楽しそうと感じますよね。そんな視点で大人を見ている高校生の方が人生楽しそうですが、彼らにも人に言うほどのことではないイマジネーションを抱えています。

大人になってから高校生生活を振り返ると時間も短く感じ、体力も元気も気力もすべてにおいてパーフェクトに揃っていた黄金の肉体、精神をしていたと思い返す人が多い中、実際に高校生をしている若者たちはそれら武器を使うことに嫌悪感を感じていることで毎日つまらない、若しくは憂鬱だと感じています。

体力、気力共に衰えた年齢層から見ると贅沢な悩みのようにも感じられますが、年齢が若い故に、人生を楽しむ方法を知らないのです。また、周りの人間が頑張っている人や努力を惜しまず、全力で人生を楽しんでいる人のことを鼻で笑い、馬鹿にするようなタイプと一緒にいる生活をしている場合は余計に頑張ることをせず、自分だけ違う人種になりたくないために自ら楽しい人生を放棄している状態のため、毎日をつまらないと感じているのです。

つまらない毎日の対処法①視点を変える

それぞれ人によって生活スタイルは変わり、性格なども相まって感じることは異なってきますが、人生をつまらないものにしている原因は小さな刺激でも受け入れようとしないからです。誰でも同じ生活、同じことを行い、趣味も同じなように感じてしまえば一気に楽しくなくなってしまいます。

しかし、毎日を楽しくすることができれば人生を丸ごと充実させることができますから、まずは充実とは何なのか、楽しいとは何なのかを自分に合った方法で見つけていくことが大切です。自分を客観的に見つめ、何に対して興味を持つのか、或いは何に対して興奮、喜びなどを感じるのか判断し、プラスな感情に加えてマイナスな感情も刺激と受け取ることができれば、いつしか毎日つまらないと思っていたのが嘘のように消えていくでしょう。