- 田舎者は高層ビルが怖い

子どもの田舎者あるあるです。
両親に連れられて、子どもが高層ビルを眺めていました。あまりの高さに、しばらく高層ビルを見上げて立ち止まっていたそうです。
また、別の田舎者は高層ビルが予想よりはるかに高かったので、自分の方へ倒れてくるのではないかと恐怖を感じました。
高層ビルの真ん中で立ち止まっている人がいたら、きっと田舎者でしょう。

- コンビニの駐車場はお店より広い!

コンビニの田舎者あるあるです。
田舎者はコンビニへ行くのも車です。なぜなら、10分以上かかるからです。歩いて行くなんてとんでもありません。せいぜい自転車かバイクです。
コンビニが24時間営業ではないのも田舎者あるあるです。
その上、大型トラックも余裕で停められるほどの駐車スペースに慣れているので、ちょっと狭いコンビニの駐車場へ行くと心理的に焦ります。周辺にカフェもないので、コンビニが唯一のたまり場です。
カフェ・コンプレックスとも言える現象です。

- 田舎者は田んぼで季節を感じる

田舎の季節あるあるです。
田舎者の四季はファッションではなく、田んぼで感じるのが特徴です。
春の桜が葉桜になると田植えの時期です。田植えが始まると一面が湖のようになります。青空の日には水田に雲が反射して、とてもきれいです。苗がのびきる前の時期しか見られない美しい光景です。

田舎者の特徴と性格まとめ!都会人との違いとは?【田舎者あるある】
(画像=『Lovely』より引用)

少し苗が育つと「オタマジャクシ」がカエルになって、ゲロゲロと鳴き始めます。夜は、かなりうるさいです。夏が迫っている証拠です。
カエルが泣き止むと稲刈りが近づいてきます。学校によっては、稲刈りのためのお休みがあります。それぐらい、稲の収穫期は忙しいのです。
稲が刈られた田んぼには、もみ殻が山になって積まれます。そして、もみ殻を焼くので、そばを車で通過すると非常に煙たいです。これが秋の訪れです。

- 田舎者はスーパーでお米を買わない

田舎者にとってコイン精米所は身近な存在です。
都会の人はスーパーでお米を買いますが、田舎者は知り合いからもらったり、買ったりするか、自分の田んぼで作ります。俗に言う農業エリアです。教習所の練習も簡単です。誰も飛び出してきません。せいぜい猫かカラスぐらいです。田舎の交通あるあるも興味深いです。
スーパーのお米なんて、高い上に味も落ちるので、田舎者の性格上、まず買いません。しかし、米農家でなければ精米機は家にありません。

田舎者の特徴と性格まとめ!都会人との違いとは?【田舎者あるある】
(画像=『Lovely』より引用)

そこで登場するのがJAなどにあるコイン精米所です。家庭用に小さい精米機などが販売されていますが、たいてい30kgか60kg単位で買います。60kgは昔の米俵一俵の重さに相当します。
そうなるといちいち家庭用小型精米機で精米していたのでは、追いつきません。当然、車に玄米を積んでコイン精米所へと向かうのです。
コイン精米所では、上白や七分など精米の種類を選べます。上白はいわゆる白米です。精米後はもみ殻がなくなるので、少し軽くなります。心理的に損した気分になりますが、もともとの値段が安いので、スーパーに比べれば、ずっとお得です。

- 田舎者の車掌さんは乗客を覚えている

田舎者の電車あるあるです。
電車の乗客と車掌さんは、おおかた知り合いです。場合によっては、性格まで知っています。通学で乗る人はそんなにいないので、顔を覚えています。高校や中学などの最寄り駅では、「いってらっしゃい」などと車掌さんに声をかけられたりします。
そのため、旅行客がいると車掌さんはすぐに分かります。いつも乗っている人の顔はすべて覚えているのですから。

次に、寒いエリアではドアは手動で開閉します。降りる人がいないのに全開にしたら、せっかく温めた車内に北風が入り込むことになります。ドアは半自動という形で、駅に到着するとプシューと音がして、2,3センチほど開きます。
降りる人はくぼみに手をかけて、力いっぱい開けて降車します。電車のドアは片方だけ開けることはできず、両方のドアを同時に開ける仕組みになっています。片方だけ鉄の扉を開ける気持ちでいくと力が足りません。
子どもや女性は、両手でないと大変です。もし、片手で開けようとしている人がいたら、都会人です。

そして、無人駅が多いのも特徴です。無賃乗車がいないのかと心配する人もいますが、車掌さんはみんなの顔を覚えています。誰がどこで降りるか分かっています。学生であれば、定期券があるので、問題ありません。
お祭りや花火大会は、地元でも大きめの駅のある地域でしか行われないので、無賃乗車の心配はありません。また、旅行客が行くような観光スポットは、たいがい駅員さんがいるので、無人駅ということはないのです。