パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉(2011年)

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの第4弾である「命の泉」では、ジョニー・デップがおなじみの海賊「ジャック・スパロウ」を演じています。

過去の恋人との再会や、ジャック・スパロウが求める永遠の命を得られる泉を巡った闘争など、アクションあり、笑いあり、ロマンスあり…そんな作品になっています。

ランゴ(2011年)

この作品は、元はペットだったカメレオンが生存競争の激しい街に迷い込み奮闘するというストーリーのCGアニメーション映画です。ジョニー・デップは主人公であるカメレオンの「ランゴ」役を熱演しています。

この作品のすごい点は、アニメーションの声入れの場合、閉鎖された空間で声だけを撮るのが普通のところ、俳優の動きや表情をキャラクターに投影するという技術を使ってるということです。

なので、アニメーションでありながら、実写さながらのリアリティがあり、その特徴的な動きなどからも演者がジョニー・デップであると感じられる新感覚の作品になっています。

ツーリスト(2010年)

人違いでマフィアから追われることになってしまう数学教師「フランク」役でジョニー・デップが出演している作品です。

内容について触れてしまうとネタバレになってしまいますのでこれ以上語れませんが、衝撃的なストーリーです。

舞台となっているヴェネチアの風景がとても美しいのも、この作品の魅力ではないでしょうか。

アリス・イン・ワンダーランド(2010年)

「不思議の国のアリス」を元にしたディズニー映画の第1弾で、ジョニー・デップは『時間の旅』と同様に「マッド・ハッター」を演じています。

物語のキーマンである人物ですし、白塗りの顔で役になり切ったジョニー・デップの奇怪な演技にも注目して観ると面白いのではないでしょうか?

パブリック・エネミーズ(2009年)

実話をもとにした伝記アクション映画で、ジョニー・デップは主人公を演じています。この作品は、ジョニー・デップの珍しい姿が見れる作品としても話題になりました。

ジョニー・デップは、子供の頃からこの役のモデルとなる「ジョン・デリンジャー」に憧れ、興味を持って知ろうとしていたということで、役に込めた想いは相当強いものだったようです。

「とにかくジョニー・デップがかっこいい!」との声も多い作品ですので、興味がある方はぜひチェックしてくださいね。

Dr.パルナサスの鏡(2009年)

悪魔との賭けに勝利し不死の体を手に入れた「パルナサス博士」は、その代償として娘が16歳になった時に引き渡すという約束をしていました。娘を救うため、再び悪魔との賭けをする博士ですが、そんな折、主人公に出会います。

主人公トニー役を演じた「ヒース・レジャー」は撮影中に急逝したことで、「鏡の中のトニー」役として、ヒース・レジャーと親交のあった3人が役を務めることになったのだそうです。その中の一人がジョニー・デップでした。

それぞれのトニーで特徴が違うという点も見どころですし、ヒース・レジャーの出演シーンはそのまま使われている遺作ですので、たくさんの方の想いの詰まった作品ともいえるのでしょう。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師(2007年)

ホラーミュージカルを映画化した作品で、ジョニー・デップは主人公である腕利きの理容師「スウィーニー・トッド」役を演じています。

ミュージカルの要素を取り入れ、ジョニー・デップがその歌声を披露しているという作品でもありますが、ストーリーは恐ろしく残酷で、それでいて哀しみの深いものになっています。

パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年)

ジョニー・デップの代表作とも言われるパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの最初の三部作最終章です。

前作の最後で「ジャック・スパロウ」はクラーケンに飲み込まれてしまいますが、そこからどう展開するのでしょうか?

アクションは多めのシリーズですが、特にこの「ワールド・エンド」の評判が高く、海賊ならではの船の上での戦闘シーンもかっこいいですよ。

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年)

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの第2作目で、物語が大きく動いていく部分になります。ジョニー・デップ演じる「ジャック・スパロウ」の手段を選ばない非情さも、なぜか憎めないんですよね。

海賊=海の恐怖を描いている部分もありますので、パニック系が苦手な方にはちょっと怖いと感じるかもしれない作品ですが、かっこいいジョニー・デップの姿が見れます。

ティム・バートンのコープスブライド(2005年)

ロシア民話を元にしたファンタジーアニメーション映画で、ジョニー・デップは主人公「ヴィクター・ヴァン・ドート」の声を担当しています。ドジから始まるストーリーですが、内容には哀しみがあり、いろいろ考えさせられるのではないでしょうか。

日本語吹き替え版はジョニー・デップではないので、彼の声で楽しみたいという方は、字幕版をチェックしてみてくださいね。

チャーリーとチョコレート工場(2005年)

誰もが知る人気チョコレート工場の見学に行くことになった主人公が、様々なハプニングを乗り越え、ジョニー・デップ演じる工場長「ウィリー・ウォンカ」のトラウマを克服させるというファンタジーコメディです。

「ウィリー・ウォンカ」はシルクハットに燕尾服という装いが特徴で、良いことと悪いことの区別がつかないような幼稚な性格の変人という設定のためか、汚い言葉を連発したりします。そんな彼にどんなトラウマがあるのか気になりますね。

リバティーン(2004年)

ジョニー・デップが役者としての本領を発揮し、放蕩詩人を演じた歴史映画です。破天荒で美しい男の色気や狂気を演技で表現しているので、他の作品とは違ったジョニー・デップを観ることができる作品です。

ネバーランド(2004年)

有名な「ピーターパン」が生まれるきっかけとなった実話をもとにした作品で、夢見ることの大切さを伝えてくれるような涙無くしては観れない感動作になっています。

最近のこれ以降の作品ではちょっと奇怪な役柄が多くなるジョニー・デップですが、優しい紳士の役を見事に演じたこの作品には、新しい姿を感じるかもしれません。

シークレットウインドウ(2004年)

人気作家である主人公は離婚問題が原因でスランプに陥り、さらに自分の作品が盗作だと脅迫されるというストーリーです。ジョニー・デップは主人公の作家「モート・レイニー」役を演じています。

作品の雰囲気にジョニー・デップの不気味な雰囲気がマッチしていて、評判の高い作品になっています。身に覚えのない盗作疑惑…という点から想像できない方向に展開していくのかもしれません。

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003年)

メキシコを舞台に繰り広げられるアクション映画です。ジョニー・デップはCIA捜査官「サンズ」として出演しています。

人間関係が複雑に絡んでいますし、撃ち合いなどの過激なシーンが多く、次々に人が殺されていくという残酷さもありますが、素直に迫力がすごいと言える作品でもあります。

最後に生き残るのは誰なのでしょうか。

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年)

パイレーツ・オブ・カリビアンの記念すべき最初の作品です。ジョニー・デップ演じる海賊「ジャック・スパロウ」の奇想天外な行動が見ていてハラハラドキドキします。

物語の始まりになりますが、これ1作品だけでも十分に楽しめる内容になっています。ですが、続くシリーズを観ることでいろいろな謎も解けていくので、まだ観ていない方はぜひこの作品から順番にご覧ください。

フロム・ヘル(2001年)

他にも多くの作品が作られている殺人鬼「切り裂きジャック」をテーマにしたサスペンス映画で、事件の真相が見えてくると同時に心身共に病んでいく担当刑事をジョニー・デップが演じています。

アヘン中毒という複雑な設定で、途中どんどんと病んでいく姿はジョニー・デップが作り上げる独特の表現方法が見られます。全体的に暗い印象のストーリーですが、さまざまな要素が随所に散りばめられた見どころの多い作品です。

ブロウ(2001年)

実話をもとにしたドラッグ・ディーラーの半生を描いた映画です。ジョニー・デップが実在の人物を演じることを意外と感じる方もいるかもしれませんが、こういった役を真面目に演じている姿も魅力的だという声が多い作品です。

ドラッグという道に外れたことを生業として生きている主人公ですが、ストーリー全体でみると、人と人とのつながりを大切に絆や友情を描いていて隠れた名作と言われているほどですので、ぜひ一度ご覧ください。

ショコラ(2000年)

観たら「ショコラが食べたくなる」そんな映画です。随所に散りばめられたチョコレートのシーンと、セクシーなジョニー・デップが魅了する大人向けファンタジーのようなお話です。

ジョニー・デップは物語の中盤から登場する、船で旅をしながら生活する若者「ルー」として出演しています。セリフはもちろん、出番自体も少ないのですが、存在感は抜群です。

幸せな気分にしてくれる素敵な作品ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

スリーピー・ホロウ(1999年)

18世紀末に起きた首無し騎士の連続殺人伝説をを映画化した、不気味な雰囲気が漂うサスペンスホラー作品です。

ジョニー・デップは臆病者の捜査官という役で、連続殺人事件の捜査にのりだすものの…という展開になります。

描写は極端に残酷ではありませんが、苦手な人や子供には相当怖い作品ではないでしょうか?

ナインスゲート(1999年)

本の調査を依頼されたジョニー・デップ扮する主人公「コルソ」が、想定外に襲われたり、友人が殺害されたりするなど、良くない事態に遭遇していくストーリーです。ジャンルはホラーですが、内容的にはサスペンスやミステリーに近い印象です。

主人公は有能ではあるものの万能ではなく、喧嘩が弱かったり地味だったりするリアルな感じをジョニー・デップがうまく表現していますので、注目してみてください。

ラスベガスをやっつけろ(1998年)

ジョニー・デップが薬物依存のジャーナリストという役柄を怪演した作品で、「とにかくハチャメチャ」と評価されています。何せ薬物依存の二人が主人公の物語ですので、普通の視点での描写がないといってもいいくらいなのだそうです。

ジョニー・デップは役作りのためにまず髪を剃ったそうで、本当に素晴らしい髪型になって登場しますので、共演者の方々と共に印象の違いを楽しんで観ることをおすすめします。

ブレイブ(1997年)

小説を原作にジョニー・デップが監督と主演を務め、共同脚本も手掛けた作品です。

ジョニー・デップが演じた主人公「ラファエル」は、前科があるために仕事に恵まれず、家族4人で極貧生活を送っています。そんな彼が「命と引き換えに大金を得る」という契約を結び、残された期間を家族とどう過ごすのかを描いています。

家族のために命を捨てる覚悟をするというのは、勇敢という言葉だけでは表現できないくらいの勇気が必要でしょうし、それをどう表現しているかぜひ自分の目でお確かめください。

フェイク(1997年)

おとり捜査を命じられ、マフィアに潜入したFBI捜査官の役をジョニー・デップが演じた作品です。実際6年間の潜入捜査の末に、大量摘発に成功したジョー・ピストーネの記録をもとに映画化されています。

FBI捜査官がマフィアに怪しまれずに入り込むことができるのかという部分から、手に汗握るハラハラ感が満載のストーリーです。また、今ほど有名になっていないジョニー・デップの演技力が光っていますので、ぜひ観ていただきたい映画です。

ニック・オブ・タイム(1995年)

ジョニー・デップが子煩悩な父親という普通の役を演じていると話題になった作品で、子供を人質にとられ、殺人を命じられるというストーリーです。「殺し屋などではない普通の父親に殺人を命じる理由がわからない」などツッコみどころ満載の内容です。

しかし、ジョニー・デップが必死に頑張る父親を演じている姿が共感を呼ぶのか、評価は上々なんですよね。変人や癖のある役の多いジョニー・デップが、普通の男性を演じている珍しい作品でもありますので、チェックしてみてくださいね。

デッドマン(1995年)

仕事を求める会計士「ブレイク」が濡れ衣を着せられ、追われる立場になるというストーリーで、ジョニー・デップが主演を務めたモノクロ映画です。モノクロという部分が特に珍しいですよね。

逃亡生活を続けるうちにそれまで銃を持ったこともなかった平凡な主人公が、次第に本物の銃の使い手に変貌していく姿を描いていますが、ジョニー・デップの魅力と演技力があってこそ考えさせられる作品に仕上がったのではないでしょうか。

ドンファン(1994年)

自分を1502人の女性を虜にした伝説の人物だと思い込んでいる主人公「ドン・ファン」をジョニー・デップが熱演した作品です。彼の語る情熱的なロマンスは、聞く人までも魅了し、人格障害と診断した担当の精神科医までもが、影響されるようになっていくという内容です。

ジョニー・デップなら本当にたくさんの女性を虜にしてしまいそうですが、役としても彼の語り口調や内容は魅力に溢れています。

エド・ウッド(1994年)

アメリカ史上で最低とまで言われた映画監督エド・ウッドの半生をティム・バートン監督が映像化した作品で、主人公の「エド」をジョニー・デップが演じています。

自伝的映画の大半は成功ストーリーですが、この作品はとにかく失敗続きという内容ですので、おもしろいと感じる人、呆れる人とそれぞれです。

ですが、映画製作に情熱をかけるエドの姿に感動を覚える人も多いですので、ジョニー・デップやティム・バートン監督のファンはせひご覧ください。

ギルバート・グレイプ(1993年)

ジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオが兄弟役で出演している作品で、ジョニー・デップは若くして一家を支える立場という役柄です。

ここまでの出演映画でも、相手に尽くす役を演じることが多かったですが、この作品は最もそれかもしれません。人々に対して包み込むような優しさを見せ、家族には騎士のように立ち振る舞う「ギルバート」にご注目ください。

妹の恋人(1993年)

両親を早くに亡くし、二人きりで生きて来た主人公と妹の前に現れた、ちょっと変わった青年との恋愛を描いた映画で、見ている側からするとまさにお兄ちゃんの気持ちになってきます。

ジョニー・デップは主人公の妹と惹かれ合う変わり者の青年役で、無口で不思議な雰囲気を持つキャラクターという役柄です。

兄妹の愛と絆もとても良いですが、そこに花を添えるようなジョニー・デップの存在が大きいと感じる作品です。

シザーハンズ(1990年)

今は名コンビとしても知られているティム・バートン監督とジョニー・デップが初めてタッグを組んだ作品で、新作が発表されるたびに話題に上る映画です。

無垢な心を持つ人造人間「エドワード」の両手はハサミ…。そんな彼と少女との交流を描く哀しくも美しいファンタジーで、ジョニー・デップが主人公「エドワード」を演じています。切ない物語に雪が魅せる素晴らしい作品です。

クライ・ベイビー(1990年)

ジョニー・デップが初めて主演を務めたといわれている作品がこの「クライ・ベイビー」です。ストーリーよりも映像のリアルさに力を入れている青春コメディですので、下品な演出や表現はご愛嬌ということにしましょう。

ジョニー・デップはリーゼントヘアを決めた不良の役ですが、ミュージカル仕立ての映画ですので、歌ったり踊ったりというシーンがあり、とても見どころの多い作品になっています。ファンの方には特におすすめする初期作品です。

プラトーン(1986年)

ベトナム戦争を描いた映画で、生々しい戦闘シーンや虫などを含めた過酷な状況を描いたことで有名な映画です。この作品にほんの脇役としてジョニー・デップが出演していました。

元々は主演としてのオファーだったという噂もありますが、この当時はまだ無名に近い俳優だった彼は辞退し、ちょっとした出演になったのだそうです。通訳兵の役だそうですので、注目して観てくださいね。

マイアミ・ホットリゾート(1985年)

マイアミを舞台にナンパに明け暮れる青年二人が騒動を巻き起こす青春コメディ映画です。なかなかうまくいかないナンパの最中に発生した、盗難事件の容疑者として追われることになってしまうという話です。

ジョニー・デップの若々しさや初々しさは、初期の作品ならではの魅力です。

エルム街の悪夢(1984年)

ジョニー・デップの初出演映画となった作品で、ご存知の方も多いかもしれませんが「フレディ」が登場するシリーズ最初の作品です。

古い作品ですので、ジョニー・デップもとても若く、言われなければ気付かないかもしれません。役柄は主人公の友人「グレン」という役ですので、注目してみてくださいね。