今日からコツコツ、目指せ美腸
本書に掲載されている腸活方法は、なんと100種類。その中から取り入れやすいものを紹介します。
・肉を食べるなら、「3倍の野菜」を食べれば腸内環境は荒らされない お肉は貴重なタンパク源ですが、お肉に含まれる動物性脂肪をとり過ぎると、大腸がんを発症しやすくなるそうです。とはいえ難しく考える必要なし。大腸に留まる時間を短くすればいいので、野菜を多く摂取し、理想の腸内環境を保てばOK。お肉料理には野菜をプラス、外食のさいはサラダを忘れずに。
・腸内細菌と「イソフラボン」のコラボレーションで生まれる物質が乳がんのリスクを下げる 大豆に含まれる「イソフラボン」は、腸内細菌が持つ酵素で分解され、アグリコンという化学物質を生み出します。このアグリコンが、乳がんの発生を抑制するという報告がありるのだとか。その他、「イソフラボン」には抗酸化作用、腸内の悪玉菌を抑制して善玉菌を増やす実験結果も明らかに。女性にうれしい成分は、腸にもうれしい作用をもたらすのです。
緑茶で悪玉菌を抑制
・「緑茶を飲む習慣」で悪玉菌を抑制し、ビフィズス菌を増やす 緑茶に含まれる「カテキン」には、優れた抗菌作用があります。「カテキン」によって腸内の悪玉菌が抑制されて、結果的にビフィズス菌が増えたという実験結果が出ているのです。食事の時や休憩時に、今後は意識的に緑茶を飲んでみてもいいですね。
・発酵パワーが倍増する「食べ合わせ」で腸活を効率的にする 発酵食品は単体でも腸によい影響を与えますが、食物繊維やオリゴ糖など腸内細菌の好物を一緒にとると、さらに「長寿菌」が活性化。冷蔵庫にある材料を組み合わせるだけで、手軽にできてしまいます。食べものの力を2倍も3倍もパワーアップさせましょう。