日本のウユニ塩湖として話題の父母ヶ浜海岸や、瀬戸内海を見渡す絶景展望スポット・亀老山展望公園、まるで中世ヨーロッパの古城の様な豊稔池堰堤など、日帰りで行ける四国のおすすめドライブスポット・コースをご紹介します。
1.父母ヶ浜海岸(香川)
香川県三豊市仁尾町に位置する、約1kmの砂浜が続く海水浴場です。花崗岩から生まれたさらさらの砂は粒子が細かく、白く美しい砂浜が広がっています。また、父母ヶ浜海岸からの夕日は素晴らしく、「日本の夕日百選」にも選ばれました。
干潮時に風がなく水面が波立たなければ、砂浜にできる潮だまりに空が映り、鏡張りのような風景を観ることができます。その光景がまるでボリビアのウユニ塩湖のよう!とのことから、最近はフォトジェニックなスポットとして人気があります。
2.眉山公園(徳島)
徳島市のシンボル、標高約280m「眉山」。山頂一帯が「眉山公園」として整備されており、約1,500本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所として知られています。また夜には徳島市街の美しい景色を一望でき、夜景の名所としても有名。
麓から山頂までは「眉山ドライブウエイ」が続いており、ドライブにぴったりなスポットです。
3.亀老山展望公園(愛媛)
トリップアドバイザーによる『行ってよかった!日本の展望スポット2016』で3位に選ばれた展望スポット。標高307.8mの亀老山山頂にあり、展望台からは世界初の3連吊橋「来島海峡大橋」や、日本三大急潮のひとつ「来島海峡」の潮流、そして晴れた日には西日本最高峰「石鎚山」を見渡すことができます。
また亀老山展望公園を訪れたのなら、まるで大地に埋め込まれているかのような独特な展望台自体の構造にも注目してみてください。
設計者は新国立競技場も手掛けた隈研吾(くまけんご)氏です。展望台と言うと本来なら山の上にちょこんと乗っているものをイメージしがちですが、こちらは自然との調和がテーマになっています。
4.豊稔池堰堤(香川)
阿讃山脈を分け入る柞田川上流に「豊稔池ダム」はあります。雨風にさらされた石積の堰堤は、まるで中世ヨーロッパの古城の様!美しさと風格を兼ね備えたダムです。
ダム好きなら一度は訪れてみたい!と言われるダムですが、最近ではその風格あるたたずまいから、フォトジェニックな写真が撮影できると幅広い層の方に人気です。
堤長145.5m、堤高30.4mのコンクリート造溜池堰堤で、外面の一部を石積みで仕上げています。5連のアーチと6個の扶壁(バットレス)からなるマルチプルアーチ式で、宮城県の「大倉ダム」も同じ様式で造られていますが、石積と5連のアーチとなると、日本で唯一、この豊稔池ダムだけになります。
5.鳴門スカイライン(徳島)
鳴門市瀬戸町から鳴門大橋の手前までを結ぶ、総延長11kmの自動車専用道です。鳴門の海を眺められる絶景ドライブコースで、特に見応えがあるのは四方見橋付近。
橋を渡った先には展望台も設けられており、島に囲まれたウチノ海に、たくさんの魚釣り用のイカダが浮かぶ独特の景観を楽しめます。
6.町道瓶ヶ森線(高知)
菅田将暉さんと中条あやみさんが出演した、トヨタ自動車の「カローラ スポーツ」のCMロケ地となった絶景ドライブルートです。標高1,300m~1,700mの尾根沿いを縫うように走る、全長27kmの道路は「UFOライン」と呼ばれ、天空の道として話題となっています。
アケボノツツジの名所としても知られており、春にはツツジ、夏には新緑、そして秋には美しい紅葉を眺めながらのドライブが楽しめます。ただし、11月末~4月上旬までは冬季閉鎖となります。
7.銭形砂絵(香川)
有明浜の白砂に描かれた「寛永通宝」の大きさは、東西122m、南北90m。実際には楕円形ですが、琴弾山山頂の展望台からは綺麗な円形に見えます。
寛永10年(1633年)に藩主を歓迎するために一夜にして造られたと言われ、これを見たものは一生お金に困らないという言い伝えがあるパワースポットです。日没から22時までライトアップされ、幻想的な光景を見ることができます。