8.蔵王 お釜(宮城)
蔵王の火口湖である「お釜」は美しいエメラルドグリーンの水が特長で、季節や時間帯によって色調が変化することから”五色沼”とも呼ばれています。お釜へと続く観光道路は、ドライブコースとしても人気です。
お釜周辺は真夏でも涼しく、年間を通じて気温が低いため、上着や防寒着の用意が必須。また霧が出ているとお釜がまったく見えなくなることも多く、天気とよく相談して出かけましょう。駐車場のすぐそばには「蔵王山頂レストハウス」があり、食事や休憩もできます。
9.田沢湖(秋田)
周囲20km、水深423.4mと日本でもっとも深い湖として知られ、透明度の高い瑠璃色の湖面が魅力的な湖。この地に語り継がれている”辰子姫伝説”から、美容や縁結びのパワースポットとして人気を集めています。
約40分かけて田沢湖を周遊する遊覧船で湖上からの景色を楽しんだり、縁結び神社を巡ったりと、楽しみ方も色々。
10.浄土ヶ浜(岩手)
国の名勝にも指定されている「浄土ヶ浜」は、霊境和尚が”さながら極楽浄土のごとし”と感銘を受けたことから名付けられました。群青色の海と白い奇岩が見せてくれる光景は、美しいの一言。
海岸から眺めるのもいいですが、「遊覧船」や「さっぱ船」に乗って海上から間近で眺めると、その迫力に圧倒されることでしょう。
11.羽黒山(山形)
山形県鶴岡市にある標高414mの山で、月山、湯殿山とあわせて出羽三山と総称されます。山形県有数のパワースポットとしても知られ、国宝の羽黒山五重塔は約640年前に再建された、東北最古の塔。
そして随神門からはじまる参道は2km弱にもおよび、2,446段もの長い石段が続きます。両側には杉並木がつづく神秘的な道のりの途中には茶屋もあり、名物の力餅で一休みしてみて。
12.猊鼻渓(岩手)
猊鼻渓(げいびけい)とは、岩手県一関を流れる北上川の支流・砂鉄川にできた全長2kmほどの渓谷。高さ100mを超す迫力ある岸壁の間を、澄んだ川がゆったりと流れています。
渓谷を往復90分ほどかけてめぐる舟下りは、船頭が棹一本で舟を巧みにあやつります。舟の上で飲食もできるので、ビールや鮎の塩焼きなどを購入して乗船するのがおすすめ。12月〜2月の間はこたつ舟として運行します。
そして折りかえし地点の三好ヶ丘に着いたら、一度舟を下りて周辺の散策が楽しめます。ここでぜひ試したいのが「うん玉」投げ。対岸に空いた穴に、「福」「縁」「寿」「愛」「願」など願いが刻まれたうん玉(3個で100円)を投げて、見事入れば願いが叶うというものです。
13.奥入瀬渓流(青森)
奥入瀬川の子ノ口(ねのぐち)から焼山まで、全長約14kmにわたって続く「奥入瀬渓流」。
観光ポスターなどでよく目にする「阿修羅の流れ」や、3つの流れの合流地点で面白く美しい表情をみせる「三乱の流れ」、”ジャパニーズ・スモール・ナイアガラ”とも呼ばれる「銚子大滝」と、見どころが豊富です。
新緑は5月から6月、紅葉は10月上旬に色付き始め、10月中旬から下旬頃に見頃を迎えます。
14.入道崎(秋田)
男鹿半島を代表する観光スポットで、半島の最北端に位置する景勝地。岬からのぞむ夕日は、”日本の夕陽百選”にも選ばれています。
北緯40度線上にあり、そのことを示すモニュメントが設置されている他、明治31年(1898年)に建造された、入道崎のシンボルである、白と黒の模様が印象的な入道埼灯台も。入道埼灯台は登ることができ、展望を楽しめます。