東京からのアクセスに便利な古都・鎌倉。中でも江ノ島電鉄・長谷駅周辺では鎌倉大仏をはじめ、季節の花の名所「長谷寺」など、歴史的なスポットやおしゃれなレストランなど、インスタ映えするスポットやお店が満載です!今回はインスタに投稿したい江ノ電・長谷駅周辺のおすすめスポットとお店をご紹介します。
鎌倉大仏の最寄り駅「長谷」駅までどうやっていくの?
鎌倉大仏や長谷寺のある「長谷駅」までは、鎌倉駅から江ノ島電鉄に乗っていくのが便利。約5分程で行くことができますが、週末や連休は多くの観光客で賑わうため、多少の遅れが見込まれます。既に目的地が決まっている場合は早めに移動することをおすすめします。
また、鎌倉駅や藤沢駅からはバスも出ており、鎌倉駅からは10分から30分ごとに、藤沢駅からは10分から15分ごとに運行しているので、あわせて利用してみて。
【1】鎌倉のシンボル・鎌倉大仏に会いに行こう!「高徳院」
最初にご紹介するのは鎌倉を代表する寺院のひとつ「高徳院」。鎌倉大仏を御本尊とする寺院で大仏は鎌倉時代、奈良の大仏の復興法要に参加した源頼朝が思い立ち、僧たちが寄付を集めて造ったといわれていますが、真の目的や作者は不明。ぜひ鎌倉観光に訪れた際、記念写真を撮ってみましょう。
大仏様は外から見て参拝するだけでなく、1人20円支払えば中に入ることも可能。背中の扉から光が差し込み、鋳造の継ぎ目や補強された跡などを見ることができるほか、内側から触ることもできるので、ぜひ胎内の中に入ってみては。
また大仏の周囲にある回廊では長さ約1.8メートルもある大仏様の足の長さをイメージした大きな藁草履が展示されています。大仏様とあわせて撮影してみては。
【2】絶景とかわいいお地蔵さまに会える花寺「長谷寺」
大仏様とあわせて訪れたいスポットのひとつがフォトジェニックなお寺「長谷寺(はせでら)」。一年を通して様々な花が咲くのと同時に、やさしいお顔をしたお地蔵様が安置されています。御本尊は日本最大級の木造仏・十一面観音菩薩立像で「長谷観音」の名で親しまれています。
「長谷観音」が祀られている観音堂に行く途中、見晴台の近くでは小さなかわいい良縁地蔵があります。見晴台の近くだけでなく、境内の3箇所にすべて安置されており、すべて探して撮影すると良縁に恵まれるといわれています。
観音堂を参拝した後は堂内に併設している「観音ミュージアム」へ訪れるのもおすすめ。長谷寺で使われていた梵鐘をはじめ、歴史的価値の高い「懸仏(かけぼとけ)」などの資料が展示されています。参拝とあわせて見学してみましょう。
また観音堂や海光庵の近くにある見晴台や眺望散策路では鎌倉の街並みをはじめ、由比ヶ浜や三浦半島を見渡せます。アジサイやハナショウブ、モミジ、ヒガンバナなど、季節の花々とあわせて景色を楽しんでみては。
さらに境内の奥にある「弁天窟」では弁財天や十六童子と呼ばれる神像が祀られており、神秘的な雰囲気の中で参拝できます。洞窟探検を楽しみながら、弁天さまに参拝するのもおすすめです。
【3】江ノ電越しの鳥居に注目!「御霊神社」
長谷駅から江ノ電の線路沿いに歩いていくと見えてくるのが「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」。江ノ電越しに石造りの鳥居が見える撮影スポットとして知られています。鉄道ファンを中心に訪れています。
創建は推定で平安時代後期。武勇をもって知られる鎌倉権五郎景正公を祭神として祀られており、除災招福や眼病平癒にご利益があるといわれています。また毎年9月18日には景正公の命日にあわせて「面掛行列」と呼ばれるお祭りが開催され、お面をかぶった男性が神社周辺の町を練り歩きます。
【4】由比ヶ浜の絶景を楽しむ鎌倉最古の神社「甘縄神明神社」
鎌倉で最古の神社が長谷駅周辺にあることをご存知でしょうか?「甘縄神明神社(あまなわしんめいじんじゃ)」は奈良時代に創建された神社。平安時代末期、後三年の役で活躍した源義家(みなもとのよしいえ)の父・頼義が義家を授かったことから子宝のご利益があるといわれています。
また急な石段を上った先にある拝殿を振り返ると由比ヶ浜の海を一望できます。歴史ある本殿や拝殿への参拝とあわせて絶景を満喫してみて。
【5】土鍋で炊き上げた絶品ご飯の人気店「鎌倉土鍋ごはん kaedena.」
長谷駅から少し歩いたところにある「鎌倉土鍋ごはん kaedena.(カエデナ)」。兵庫県・丹波篠山産のコシヒカリを昆布だしで炊いた土鍋ご飯を提供しており、観光客を中心に行列ができるほど人気を集めています。
主に提供するのは、一番人気の釜揚げしらすをトッピングした土鍋ごはん(税込1,400円)のほか、真鯛の炙り焼きや、京鴨もも肉の炙り焼きをトッピングした土鍋ごはん(税込1,900円)など、期間限定を含む数十種類以上のご飯を用意。見た目もきれいで、ご飯がふっくらとしていて、醤油の香ばしい風味も楽しめます。また無料で3品の創作料理もセットで付いてきますよ。
またご飯を半分食べたところで、特製のだし(税込400円)をかけてお茶漬けにして食べるのもおすすめ。昆布やカツオ節、煮干しの風味とともに、だしのさっぱりとした味わいも楽しめます。
【6】由比ヶ浜の絶景を楽しめるイタリアンレストラン「Ocean Harvest Cocomo」
また鎌倉大仏や長谷寺方面とは反対側にある由比ヶ浜海岸近くにも、おしゃれなお店が集まっています。由比ヶ浜海岸近くにある「Ocean Harvest Cocomo(オーシャン ハーベスト ココモ)」では鎌倉名物・シラスを使ったイタリア料理を味わえます。
見どころは店内からのロケーション。窓側の席からは由比ヶ浜海岸を眺めることができ、夕方の時間帯には夕焼けのシーンも見れるので、絶景を眺めながら食事をしたい方におすすめです。
食事では釜揚げしらすをはじめとした魚介類を使ったパスタやピッツアを味わえるほか、1ピース税込480円~で産地直送の生ガキなども楽しめます。
【7】「café recette鎌倉」でふるふるフレンチトーストを食べよう!
寺社仏閣巡りやランチを満喫した後は、由比ヶ浜に近い坂ノ下地区にあるカフェでひと休みしましょう。長谷駅から歩いて5分、路地の中にある「café recette(カフェルセット)鎌倉」は、東京・世田谷にある高級パン専門店「recette」の直営カフェ。週末を中心に多くの観光客で行列ができます。
おすすめはルセットで人気の最高級食パンを一晩卵液に漬けて仕上げた「究極のフレンチトースト」。中はプリンのようにふるふるな食感を楽しめるほか、贅沢に散りばめたアーモンドスライスがアクセントになって絶品です。自家製のカラメルメイプルや、カラメル蜂蜜をかけて食べるのもおすすめですよ♪
【8】「KANNON COFFEE Kamakura」で大仏様クッキーがのるクレープを食べよう!
2017年9月、名古屋で人気のコーヒースタンドが鎌倉に進出!「KANNON COFFEE Kamakura(カンノンコーヒー カマクラ)」はSNSでも注目が集まっており、ラテアートがかわいいカフェラテや大仏様のクッキーなど、ここでしか味わえない一品を楽しめます。
人気のクレープは鎌倉限定の一品。時期によってクレープのトッピングが変わりますが、黒蜜バナナとクルミが入ったものやイチゴとあずきの2種類を味わえます。追加料金120円支払えば、人気の大仏様のクッキーもトッピングできるので、ぜひ試してみて。
またドリンクもドリップコーヒーやカフェラテ、ほうじ茶ソイラテなどを堪能できます。お店も長谷寺の近くにあるので、散策でひと休みしたい方におすすめです。