ヨガ歴20年以上の筆者が「好きなポーズは?」と聞かれたら、間違いなくベスト5には入る「ワニのポーズ」。
ここではワニのポーズに関する5つの効果と正しいやり方を徹底解説します。
どんな人でも安全に行えるので、この記事を読みながらさっそくトライしてみてください。
ワニのポーズってどんなポーズ?
ワニのポーズは、サンスクリット語では「ジャタラ(お腹)・パリヴァルタナーサナ(回転する)」、英語では「ベリーツイストポーズ(belly twist pose:お腹のツイストポーズ)」と呼ばれ、見た目はワニが胴体をねじっているようなイメージのポーズになります。
上半身をねじるためにヨガではさまざまなポーズやアプローチ方法がありますが、数々のツイストポーズの中でも私自身は本ポーズで行うツイストが大好きで、セルフプラクティスにもインストラクションにもほぼ毎回入れています。
他のツイストポーズと違い仰向けの姿勢で行うので、よりリラックスした状態でポーズを長くホールドできるのが最大のメリット。
そして、ツイストで得られる主な効果は「内臓のマッサージ」や「ウエストのシェイプ」「腰痛の改善」などですが、それに加え、ワニのポーズでは肩こりや腕周りの緊張、呼吸の改善など1つのポーズで多くの効果が得られるのです。
どんなヨガのポーズでも基本的には複数の効果が得られますが、ポーズによっては「正しく」入らないとその恩恵が得られないものも多くあります。
しかし、ワニのポーズは「ヨガをはじめてする」という人が行っても、その恩恵が得られる点が素晴らしいと感じます。
ワニのポーズの正しいやり方は?
それではさっそく「ワニのポーズ」を実践してみましょう。
やり方
- マットに仰向けになり両膝を立てて腰をリラックスさせる
- 両膝を胸に寄せてさらに腰を伸ばす
- 両腕を肩の高さで真横に伸ばし、両膝を右床方向に倒しながら、できるだけ右肘に近づけて床に預ける
- 背中全体をできるだけ床に預けること、また左肩が浮かないように意識しながら、視線を左手の指先方向に向けていく
- ポーズが決まったら30秒〜1分程度、呼吸をしながら深い捻りを味わう
- 両膝を真ん中に戻し胸に抱えて腰を休めてから、反対側も同様に行う
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