仕事が嫌で憂鬱になる原因とNGな対処法
仕事が嫌なのに、憂鬱な気持ちのままなにも対処法を講じないで、そのまま流されてしまっていないでしょうか?原因によっては、本当に『働くロボット』のようになってしまい、とりあえず生きるためにのみ働くことになり、人生の楽しみをおざなりにしてしまうこともあります。
楽しみを半減させてしまう、NGな対処法をいくつかご紹介しますので、似た状況に陥ってしまっていないか、確認してみてくださいね!
仕事が嫌で憂鬱なのに何もアクションしない…
仕事は嫌なもの、苦痛が伴ってこそお金がもらえるものなんだから、多少、憂鬱になることがあるのは当たり前だ…仕事は楽しいことばかりじゃない…そんな気持ちから、とりあえず今の憂鬱がなくなるまで、見て見ぬふり…我慢・忍耐の時…と根性で乗り切ろうとしているなら要注意です。
仕事だろうが、楽しくやってもいいんですから、今の憂鬱や不満、不安をなかったかのようにするのは、心を封印しているようなもの。
特に、仕事が嫌になる原因がやりたいことがある・職場環境が劣悪・職種が完全に合っていないなどの場合、ここでアクションを起こさないことで、これからのエネルギーをすべて奪ってしまう可能性があります。
要は、諦め半分といったところでしょうか。それが人生なんだと思うのか、これを自分の転機にしようと考えるのかで、人生の質や生き方は変わってくるものです。なにもアクションしないということは、自ら楽しさや未来の可能性を放棄しているようなものかもしれません…。
仕事が嫌で憂鬱なのに生きるためと無理をし続ける
たとえば、あなたがブラック企業で心身共に疲れているにも関わらず、『お金のためだから仕方ない』『仕事なんだから仕方ない…』と、無理をし続けていたとします。この状況で、仕事が嫌だな…憂鬱だな…と感じているのはまだマシな方なのかもしれません。
とりあえずやるしかない…と現実のしんどさを見て見ぬふりをして、”そんな時もあるさ~”と無理をし続けていると…
気付いた時には、本当に心を病んでしまっている、抑うつ状態になってしまっている…ということにもなりかねません。これは本当に危険です。仕事、お金どころか、健康な心を失ってしまうのが、一番辛いこと。
我慢ばかりをし続けていると、それが当たり前になっていってしまい、知らぬ間に心の健康も徐々に削いでいってしまうんです。自分の心を守るためにも、対処法を考えていかないと、何ひとつ変わらないまま現状が悪化してしまうかもしれませんよ。
休みの日はひたすら寝てパワーチャージ
仕事が嫌な気持ちのまま、憂鬱になってまで働いていると、嫌々やった分だけ、心身ともに疲れも溜まりやすくなっているのに、適切なリフレッシュをしないのは対処法としてはNG!
仕事で疲れた反動で、休みの日はひたすら寝たい、ひたすらダラけたい、引きこもって休みたい。そんな気持ちはわからなくないのですが…。そんな時こそ、外に出て、パワーチャージするのも必要です。刺激を感じれば考え方も変わってきます。
友人に会って憂さ晴らしもよし、趣味に没頭するもよし、散歩に出かけて季節を感じるものよし!外に出るだけで、色んな情報があります。もしかしたら、ふと目にした求人広告があなたの求めていた天職かもしれません。
もちろん時には本当に1日ゆっくりする日も良いものですが、休みの日のリフレッシュが寝るだけ…のんびりするだけ…そんな対処法のみであれば、働くために休んでいるようなもの。そんなの侘びし過ぎますよね。
仕事が嫌で憂鬱になる原因から本音を考えるのが一番の対処法?!
対処法を考える時に、一番大切にしてほしいことは、どうしてそう感じているのか?と自問自答して、しっかり原因を掴むことです。先ほど、仕事が嫌になってしまったり、仕事が憂鬱になってしまう原因に、『自分の心』の問題をあげましたが、自分の心に向かい合うって、簡単そうで実は意外と難しいもので…。
道徳心や、これまでに培ってきた自分の中の『常識』や『思い込み』、『正しいこと』を疑う必要があるからです。
たとえば、仕事が嫌になることがあるのも、大変なことがあるのも”当たり前”という感覚がある人にとっては、楽しく仕事している人が疎ましく思えたり、特別な人に思えることでしょう。
仕事は雇われてするものという感覚しかない人は、独立・起業は他人事に見えたり、自分には関係ないものとすら思えたりするかもしれません。汗水たらしてこそ、得る対価は価値があるという考えの人からしたら、アフィリエイトやSNSで収入を得ることは、楽しているようにも映っていることでしょう。
これこそが、思い込みやこれまで生きてきた中で培ってきた価値観であり、憂鬱になったり仕事が嫌になったりする原因でもあり、本音を見えなくさせてしまう原因でもあります。
自分で作り上げてしまっている壁が、誤った対処法をとってしまい後悔に繋がることだってあるのですから、これは十分に注意したいところです。そういったことを踏まえて、自分の本音に向き合って憂鬱を解決する対処法を考えてみましょう。
仕事が嫌になる原因から考える対処法①『できない』を言う勇気
頼まれたら、断れないタイプの人っていますよね。仕事が嫌だろうが、やるしかないから…と、本当はキャパオーバーなのに引き受けてしまうタイプの人は、断れるのであれば断りたいというのが本音ではないでしょうか?
あるいは、社風が男尊女卑的だから…と諦めて、本当は嫌なのに我慢してしまっていたり、断るとどう思われるかわからない…と、空気を読み過ぎて抱え込んでいたら…そりゃ仕事が嫌になることもあるはずです。
気が付く人・できる人ほど仕事を抱えていてしまっている現場って多いのですが、これでは周りも育ちませんしね…。こんな毎日では、ストレスになって仕事に行くのも憂鬱になってしまいます。
ですから、上手な断り方・お願いも仕方を対処法としてマスターしてみるのも、ひとつの手ではないでしょうか?最初は勇気がいるかもしれませんし、ネガティブなことでも、上手に相手の気を悪くさせないで伝えるというのができれば、人間関係も壊すことなく、もう少し楽しく働けるようになるはすですよ♪
仕事が嫌になる原因から考える対処法②無意識に周りのせいにしていない?
これは大半の人が陥りがちな、思い込みによる仕事が嫌になる原因のひとつなのですが、『あなたは今、なんのために仕事をしていますか?』と聞かれたら、どう答えるでしょう?
ひと言目に『生活があるから。家庭のためだから。辞めると周りが困るから。』という答えが出てくるのはわかります。それ以外に理由は?と聞かれたら、言葉に詰まってしまわないでしょうか。だとしたら…義務感から自分を解放することも対処法のひとつです。
人によってはもっとポジティブな意見を返してくる人もいるんですよね。
たとえば、『やりたいからやれてる』『自分に価値を与えてくれる』『楽しくてたまらない!』『誰かに貢献できてるから』と答える人は、義務で働いているという意識が少なく、仕事が嫌どころか、楽しみだと捉えている証。どうせ働くなら、楽しく働ける環境に行く、楽しく働けることをする、楽しむメンタルに持っていく。この対処法を考えてみるのも、アリではないでしょうか?