2015年の俳優デビュー以降、順調にキャリアを重ね、この数年、特にその活躍が目覚ましい神尾楓珠さん(23)。主演ドラマ『17才の帝国』(NHK総合)でも高い評価を集めましたが、映画でも今年すでに主演映画として2本目の『恋は光』が全国公開中です。

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神尾楓珠が語る恋愛観「グイグイくる女性は苦手、逃げたくなる」
(画像=『女子SPA!』より引用)

神尾楓珠さん

“恋する女性が光って視える”特異な体質を持ち、幼なじみを始めとした3人の個性的なヒロインとともに、「恋とは?」「好きという感情とは?」と“恋”を探究していく大学生のメガネ男子・西条を演じた神尾さんにインタビュー。

 恋は「グイグイこられるより、グイグイいくほうがいい」という素顔や、撮影にまつわる裏話を聞きました。また話題作の続く神尾さんも最初は「いつも不安」だという胸の内、さらにステキだと感じたある先輩俳優さんについても聞きました。

撮影では度入りメガネを使用

神尾楓珠が語る恋愛観「グイグイくる女性は苦手、逃げたくなる」
(画像=『女子SPA!』より引用)

『恋は光』より

――西条はなかなか個性の強い青年ですね。

神尾楓珠さん(以下、神尾)「文学男子、哲学男子みたいな要素が、自分の中には全然ないので、それを生み出すのが難しかったです。喋り方も今までに全くなかったものですし、アプローチの仕方がこれまでのものとは全く違いました。作品のなかでメガネをかけたのも初めてです」

撮影では度入りメガネを使用

――映画やドラマでメガネをかけた人物が登場する際、だてメガネであることも多いですが、今回の神尾さんのメガネは度入りでしたね。

神尾楓珠が語る恋愛観「グイグイくる女性は苦手、逃げたくなる」
(画像=『女子SPA!』より引用)

『恋は光』より

神尾「度入りとなしと『どっちがいい?』と聞かれたので、度が入ったものにしてもらいました。もともと目が悪くて、家ではメガネをしているんです。仕事では裸眼なのですが、せっかくなら度を入れてもらおうかなと(笑)。映画でかけているメガネを選んだのは小林(啓一)監督です。選んだあとに、クランクインが新型コロナの影響で1年間延びたんです。でも監督がこだわって『絶対同じメガネを!』と、めちゃくちゃ探して同じものを見つけたそうです」

――度入りメガネでの撮影は、何か違いがありましたか?

神尾「今回の撮影は、思い出に岡山の景色がすごく残っているのですが、もしかしたらメガネの影響かもしれません。いま気づきました」