健康やダイエットのためにランニングを始めたいと思っても、なかなかおっくうで始められない、続けられない、という方も多いのではないでしょうか？私も実はそうでした。そんな私がランニングを初めて5年、今ではすっかりランニングが生活の一部になっています。ランニングを始めたいけど始められない、続けたいけど続けられないという方に私の経験が少しでもお役に立てばと思います。
ランニングの始め方
おしゃれなスポーツウェアでテンションあげる
少しお財布に余裕があれば、先にウェアやシューズを買い揃えるのもありです。私も形から入りました。ピンタレストで検索して、かっこいいウェアの着こなしを真似てみましょう。
まずはランニングシューズです。ランニングシューズはできるだけお店で試し履きしてみることをお勧めします。かかとを合わせて靴紐を結んで、フィット感を確認しましょう。 私は軽くてクッション性が高いソウルのシューズが好きですが、よく分からないときはお店の方に初心者であることを伝えて相談してみましょう。
次はラニングウエアです。私の場合はランニングタイツにショートパンツ、Tシャツにウインドブレーカー、派手な明るい色のウェアは目立ちそうなのでモノトーンで揃えました。夏は帽子やサングラス、冬はネックウォーマーや手袋などは順次揃えていけばよいでしょう。ウエストポーチは小さくて走るときに気にならないものの方がよいですね。
おしゃれをして外出はテンションあがりますよね！
まずは気軽に、散歩気分で出かけましょう
最初から大きな目標をたてたりせずに、天気の良い、気持ちの良い日に散歩にでかける気分で外に出てみましょう。
私も最初は走らないでお気に入りの音楽を聴きながら散歩をしてみました。そして少し気が向いたら走ってみる、疲れたら歩く、無理をしない。他のランナーのペースは気にしないようにしましょう。
少し慣れてきた時のランニングの距離とペース
まずはペースを気にせず30～60分間など時間を決めて走ってみましょう。慣れてきたらペースを保って走る練習です。最初は１km7～8分、だんだんと走れるようになってきたら１km6分前後、何度も言いますが決して無理をしないことが大事です。
距離はまずは数Kmから、慣れてきたら10Km以上も可能ですが、自分の足や身体と相談しながら徐々に距離を増やしていきましょう。
ランニングを楽しく続ける４つの秘訣
いつもと違う道で新たな発見をしよう
私はいくつかお気に入りのランニングコースがありますが、気分によって知らない道に入ってみたり、知らない街に行ってみたりします。
意外なところでかわいい喫茶店を発見したり、とても良い雰囲気の神社に行きついてお参りしてみたり。
そんな新たな出会いを楽しみましょう。
1年を通して継続することで四季を感じる
いつも走っている道でも春には名前も知らない花が咲いていたり、夏には木や森の生命力があふれるぐらいに生い茂っていて元気を感じたり、秋には大きな実がなっていたり、そういう四季を感じることで人間らしさを回復できる気がします。
ちなみに、私のお気に入りの『走ること、生きること ― 強く、幸福で、バランスのとれたランナーになるために』というフォトエッセイがあります。
アスリートであるエミリー・フォースバーグが著者で、美しい自然の写真を眺めているだけで走りにいきたい気持ちが湧いてきますのでお勧めです。
メンタルヘルス効果もあり
走っているときはマインドフルネスや瞑想に近い状態になって精神衛生的にも良いようです。気になる方は『走り方で脳が変わる！』（茂木健一郎 著） を読んでみてください。
私自身は体の健康やダイエット効果もですが、こちらもランニングを継続できている理由かと感じています。
また、太陽光に浴びることは自律神経をリセットし精神的にもよいと言われていますが、女性は特に紫外線対策として日焼け止めや帽子やサングラスなども用意するといいですね。
タイムを計測する？計測しない？
私がランニングを始めた当初、スマホアプリで距離やペースを計測してやる気を維持していました。
だんだんと長い距離が走れるようになってきて、ペースが速くなっていくことが嬉しくて、これもひとつの継続するモチベーションになっていました。
しかし、私の場合の話ですが、だんだんと長い距離を走ることや、ペースを維持したりすることが目的となってしまい、純粋に走ることが楽しめているのか？という疑問がわいてきてしまいました。
今では距離もタイムも計測しないで、あくまで楽しんで走るようにしています。どちらが良いというのは無いと思います。目標達成や成長にやりがいを感じることもあると思います。
私は別に早く走りたいとも思わないし、マラソン大会に出たいとも思わない。あくまで走ること自体を楽しみたいと思っています。
自分の性格や好みに合わせて無理しないことが継続につながると思います。