1 「インターコンチネンタル®」には世界中に富裕層のファンが多い
超一流のホテルグループ「インターコンチネンタル®」には世界中にファンがおり、その多くは国内外の富裕層です。そのような富裕層が「ANAインターコンチネンタル安比高原」の予約状況をこまめにチェックしており、100万円の部屋に予約を入れるケースが多いようです。
2 安比高原に英国の名門私立校「ハロウスクール」の姉妹校が開校する
もう一つの理由として考えられるのが、富裕層の子息が通う英国の名門全寮制スクール・「ハロウスクール」の姉妹校「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」の開校です。
「ハロウスクール」の開校は2022年8月を予定しており、子息をハロウスクールに入れたい富裕層が安比高原を訪れています。その中に、100万円の部屋に泊まる超富裕層が含まれているようです。
「ANAインターコンチネンタル安比高原」は富裕層をターゲットにする戦略を取っており、その戦略が当たって100万円部屋稼働率が70%になっているのではないでしょうか。
外国人観光客受け入れ再開で「100万円部屋稼働率100%」の可能性も
2022年6月10日より外国人観光客の受け入れが再開 され、円安を追い風に多くの外国人観光客の訪日が予想されます。
また、「ハロウスクール」の開校で世界の富裕層が安比高原に度々宿泊することが予想され、100万円の部屋が100%稼働する可能性も見えてきました。
コロナ禍が収束し、インバウンド需要が復活すれば、後退中の日本経済に明るい兆しが見えてくるかもしれません。
文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。
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