円安が進んで日本経済の後退が止まらない中、景気がよい話が飛び込んできました。岩手のホテルで1泊100万円の部屋が稼働率70%になっているというのです。

なぜそんなことが起こったのでしょうか?そのホテルはどのようなホテルでしょうか?岩手の超高級ホテルについて探ってみました。

1泊100万円の部屋稼働率70%超の「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」とは?

「1泊100万円の部屋稼働率70%」のホテルとは、岩手県安比(あっぴ)高原の「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」です。

岩手ホテルアンドリゾートが世界最高級のホテルブランド「インターコンチネンタル® ホテルズ&リゾーツ」と業務提携を結び2021年12月にリブランドオープンしました。

部屋は7タイプ38室、 宿泊料金は1泊7万円から100万円とかなり高めですが、意外にも各部屋の稼働率は高いようです。

特に稼働率が高いのが1泊100万円の部屋。2022年5月の稼働率は70%を超えています。

「1泊100万円の部屋」は最高級のスイートルーム

1泊100万円なのに稼働率7割超の部屋は、最高級のスイートルーム・「プレジデンシャルスイート」です。

メゾネットタイプの部屋の広さは300平米 以上 。一般的な日本家屋よりずっと広いです。

リビング&ダイニングには四季折々の壮大な風景を楽しめる展望テラスのほか、10人用のダイニングテーブルや大きなコーナーソファーがあります。それに加えて、広いエントランスや専用エレベーター、書斎エリア、瞑想やヨガもできるスペースなどがあり、非常にぜいたくな空間となっています。

「1泊100万円の部屋」が人気の理由

とはいえ、1泊100万円の宿泊料金は高額すぎますね。にもかかわらず、1ヵ月で70%の稼働率になったのはなぜでしょうか?

その理由として2つのことが考えられます。