ダイエットに我慢はつきもの。ダイエットに疲れたと感じる瞬間も多いはず。ダイエットは長期戦なので少しでもストレスを減らして継続することが大切です。過度な運動や食事制限は挫折しやすい原因。ダイエットを継続するために必要なポイントと、疲れたときの対処法を紹介します。
ダイエットに疲れたと感じる3つの原因
ダイエットで結果を出すためには数ヶ月単位の継続が必要です。
ダイエットに疲れたと感じる方は、早く結果を出したいからと無理なダイエット方法を取り入れている可能性が。
誰かと切磋琢磨してダイエットすることもモチベーションの維持につながりますが、時には自分を苦しめてしまうこともあります。
自分のペースで無理なく継続することが大切です。
ダイエットに疲れてしまう原因には、次の3つのようなことが挙げられます。
1.完璧を求めすぎているため
完璧主義は、ダイエットが疲れる原因です。
すべて完璧にこなそうとすると、かえってストレスが溜まるでしょう。
たとえば、大好きなチョコレートを「絶対食べない!」と決めても、我慢しすぎることはストレス増加につながります。
ストレスが溜まるとダイエットが過酷に感じ、毎日がつまらなくなるでしょう。
ストレスが原因で暴飲暴食してしまったり、体調を崩して痩せすぎたりしては意味がありません。
ダイエットは数日で結果が出るものではなく、継続が大前提。
ストイックに追い込むのではなく、緩やかに取り組んでいくことが継続の近道といえます。
2.結果を焦りすぎているため
周りの人と比較してしまい、結果を焦りすぎている可能性があります。
健康的に、リバウンドの可能性を低く痩せるためには、結果が出るまでに最低でも2週間、長くて3ヶ月みておく必要があるでしょう。
早く結果を出したい方は断食をしがちですが、それでは確実にリバウンドしてしまいます。
ダイエット効果を長く維持させるためには、ある程度の期間が必要になることを頭に入れておきましょう。
3.目標が定まっていないため
ゴールがあるからこそ、人は頑張れます。
闇雲にダイエットするだけでは「いつまでこの生活を続ければいいんだろう......。」と考えてしまい、モチベーションも上がりません。
誰だって食事制限も辛い運動も避けたいものです。
- なぜダイエットをしたいのか?
- どれくらい痩せられたら、満足なのか?
このような目標を明確にしてから、ダイエットを始めましょう。
ダイエットでストレスを溜めない4つのポイント
ダイエットには少なからず我慢が必要になり、ストレスが溜まります。
ストレスを溜めると挫折の原因にもなるため、できるだけ避けたいもの。
以下の4つのポイントを意識するだけで、ストレスを最小限に抑えてダイエットに取り組めるはずですよ。
1.過度な食事制限をしない
過度な食事制限はストレスの原因です。
好きなものを食べられず、常に空腹状態だとイライラしますよね。
そんなときは食事量をただ減らすのでなく、食事のバランスを考えてみましょう。
三大栄養素と言われるタンパク質、脂質、炭水化物のうち、最も太りにくいとされる栄養素はタンパク質だと言われています。
逆に最も太りやすいと言われるのが脂質です。
そのため食事内容を考えるときは、脂質が含まれる食事を減らすことに意識を向けるといいでしょう。
タンパク質は筋肉の元にもなるため、健康的なダイエットには必要な要素でもあります。
2.体重だけをみて失敗と判断しない
ダイエットの目的はそれぞれあるものの、1番はボディラインを美しくすることでしょう。
体重の減少ではなく、見た目の美しさがゴールのはず。
そのため、体重の増減だけでダイエットの成功と失敗を判断するのでなく、見た目の変化に注目しましょう。
脂肪より筋肉の方が重いです。
そのため、運動を取り入れて筋肉量が増えると体重は増えます。
筋肉が増えると代謝がよくなるため、痩せやすい体に近づいている証拠。
このように、体重だけで結果を判断すべきではありません。
3.運動は毎日しない
運動に慣れていない方にとって、毎日の運動は苦痛に感じるでしょう。
そんなときは、運動の頻度を減らすのも1つの手。
なぜなら、週3〜4回の運動でもダイエット効果が期待できるからです。
たとえば、ウォーキングであれば週2〜4回の頻度が推奨されています。
また、運動のやりすぎはダイエットに悪影響と言われることも。
ウォーキングなどの有酸素運動は、脂肪をエネルギーに変えて消費します。
しかし、運動をやりすぎて消費する脂肪がなくなると、筋肉をエネルギーに変えてしまうのです。
筋肉量が減ると代謝が落ちてしまい、カロリー消費がしにくくなります。
このように運動のしすぎにはデメリットもあるため、無理して回数を増やす必要はありません。
4.短いスパンで計画を立てる
ダイエットを継続させるためには、短いスパンで計画を立てることが大切。
長いスパンで計画してしまうと、現実感が薄れ、飽きにつながるためです。
たとえば、「1年で10kg痩せる」という目標と「1ヶ月で500g痩せる」という目標では、後者の方が現実感は増し、モチベーションも上がるはず。
このようにゴールを細かく設定することは、モチベーションの維持につながるのです。