おでこの脂が分泌されてしまう原因についてご存知ですか?おでこのベタつきには様々な原因が関与しているといわれています。今回はおでこの脂の原因と対策方法、正しい対処法などを詳しくご紹介します。是非目を通して実際に対策を講じてみてください。
おでこの脂がベタベタする原因とは?
①生活習慣が乱れている
生活習慣の乱れはおでこのテカリや皮脂の分泌などに大きく影響します。睡眠時間、食生活、運動量など、様々な習慣がベタベタの原因になります。自分の生活習慣を見直すことが、テカリやベタベタを抑えることに繋がるはずです。
②おでこが乾燥している
おでこが乾燥していることもテカリの原因の一つです。「おでこが乾いているのは皮脂が出ていない証拠なので、テカリが少ない」と考える女性も多いでしょう。しかし実際は、乾燥から肌を守ろうとおでこが皮脂を多く分泌してしまうのです。その結果、通常よりも多く皮脂が分泌されるようになり、おでこのテカリが発生します。
おでこが乾燥する原因には、使っている化粧品が合っていない、保湿が十分にできていないことなどが揚げられます。自分のおでこの乾燥の原因を突き詰めることが大切だと言えるでしょう。
③スキンケア方法が間違っている
間違ったスキンケア方法で肌のお手入れをしていることも、おでこのテカリ・ベタベタの原因になっています。例えばスキンケアの手順が良くない、洗顔料の使い方が正しくない、化粧水の量が少なすぎるなど、ちょっとしたミスで肌のテカリが進行します。正しいスキンケアを行うことは非常に大切なのです。
④髪の毛がおでこにかかっている
髪の毛とおでこが直接触れている、という女性は多いのではないでしょうか。実はこれも、おでこのベタベタやテカリの原因になっているのです。髪の毛がおでこの皮脂を吸い取るため、肌がより多くの皮脂を分泌してしまうのです。おでこと髪の毛が直接触れ合う時間を減らすなどの対策が必要でしょう。
【スキンケア】おでこの脂を抑える対策・対処法とは?
対策①正しいクレンジングを行う
スキンケアでおでこ脂を抑えるためには、まずクレンジング方法の見直しが必要です。まずクレンジング料ですが、おでこの皮脂を減らすためには保湿成分がたっぷり配合されたものを選んでください。爽快感重視のものは、慢性的な皮脂分泌の改善にはなりません。テカリ肌の人も、保湿力が高い商品を選びましょう。
クレンジングを行うときは、まずしっかりと手を洗います。手が不衛生だと肌が傷む原因になりますので、しっかり洗ってください。次にクレンジング料を手のひらなどで温め、顔全体に素早く広げてなじませましょう。クレンジング料を温めることで化粧が無理なく落ちるようになりますよ。
最後に少しの水を顔に塗り広げてから、ぬるま湯でクレンジング料を洗い流しましょう。冷たすぎる水やお湯では、クレンジング料が上手く落とせませんし、皮膚が傷ついてしまいます。必ずぬるま湯を使用してくださいね。
クレンジング方法の手順
石鹸などで手を洗います。
クレンジング料を温め、顔に塗ります。
水を顔に少し塗り、ぬるま湯で顔を洗います。
対策②正しい洗顔を行う
日々の洗顔方法も、おでこのベタベタを抑えるために必要な要素です。間違った方法で洗顔を行なっていると、顔の潤いが失われて乾燥が進み、皮脂が多く分泌される原因になります。
まず洗顔料は、しっかりと泡立ててください。洗顔料を泡立てないまま顔に直接こすりつけると、顔の汚れが落とせない上に皮脂分泌の原因になります。ネットなどでしっかりと泡立ててから洗顔をしてください。また洗顔料はおでこ、ほっぺた、目の周り、口元の順番でつけると良いとされています。
洗顔後、顔に残った水滴をそのままにしておくと、水滴の蒸発と共に顔の潤いも失われていきます。すぐにタオルなどで顔を拭きましょう。また、洗顔後に顔を拭く時は、柔らかい素材のタオルを使用してください。ゴワゴワのタオルで肌をこすってはいけません。必ずふわふわの素材のタオルを使用してください。
洗顔方法の手順
ネットなどを使って洗顔料をしっかりと泡立てます。
おでこ→頬→目の周り→口元の順番で洗顔料を乗せていきます。
ぬるま湯で洗顔料をすすぎます。すすぎ忘れがないように注意してください。
柔らかい素材のタオルで水滴を拭き取ります。
対策③正しく保湿する
おでこの脂が気になる場合は、入念な保湿が重要です。特に洗顔後は肌が乾燥しやすい状態にありますので、洗顔後はなるべくはやく化粧水などで保湿をしてください。このとき、ビタミンCや保湿成分入りの化粧水を使うと、更に保湿効果が高まりベタベタを抑えることができますよ。
また化粧水を顔につけるときは、手の平などで少し温度を上げることがおすすめです。冷たいままの化粧水は肌への浸透力が弱いとされており、細胞に保湿成分が染み込まない危険性があるのです。もし冬場などで手が冷たい場合は、電子レンジなどで温めることも可能ですよ。
保湿方法の手順
手の水分を拭き取り、化粧水を取ります。
化粧水を少し手で温めてから、顔全体にまんべんなくなじませましょう。
手の平で顔を包み込むようにしながら化粧水を浸透させていきます。このとき顔を叩かないように注意してください。
対策④化粧は厚塗りにしない
おでこの脂を抑えるためには、ファンデーションなどの化粧品を厚塗りにしすぎない、ということも必要です。化粧品を塗りすぎると毛穴がふさがり、皮脂腺から皮脂が分泌されなくなります。そうすると顔の乾燥が進行し、おでこから脂が出やすくなるのです。ベタベタを抑えるためには、化粧品の厚塗りは避けましょう。
【生活習慣】おでこの脂を抑える対策・対処法とは?
対処法①22時~2時の間に睡眠を取る
おでこのベタベタを減らすためには、睡眠時間の改善が効果的です。女性の肌は夜の22時から2時の間でターンオーバーが行われます。この時間に睡眠をとることで肌を最適な状態へ変化させてくれるのです。睡眠時間をたっぷりとっていても、この時間帯に眠らなければ意味がありません。
またこの時間帯に就寝しても、睡眠時間が足りていなければ肌を最適な状態にはできません。22時から2時に入眠することと、睡眠時間をしっかり確保することを意識してください。またこの生活リズムを崩さないようにすることも大切ですよ。
対処法②ストレスを溜めないようにする
日頃のストレスを溜めたままにしておくと、皮脂が多く分泌されるようになるという研究結果があります。ストレスはおでこの脂を増やしてしまうのです。ストレスには緊張や不安などの心理的なもの、人間関係、空気汚染、騒音や気温など、様々な要因で発生するものです。
ストレスは、自分でも気づかないうちに溜まっているものです。まずは自分が今ストレスを感じているか、何に対してストレスを覚えているのか考えてみましょう。原因がわかったら、原因を直接解決したり運動などでストレスを発散したりという対策を行うことがおすすめです。
対処法③睡眠の質を高める
眠りが浅かったり、睡眠時間を確保しても疲れが抜けない…という経験はありませんか?これは、睡眠の質が低下しているサインです。室の低い睡眠を摂っていると、脂の過剰分泌に影響を与えてしまいます。
寝る前には、パソコンやスマホ、タブレットなどの電子機器は見ないようにする、湯船に浸かって体をリラックスさせる、アロマを焚くなどの対策が有効です。また、枕の高さや枕カバーの素材などを見直すことでも睡眠の質は改善できますよ。
使い方なども詳しく解説されていますので、是非この機会にアロマを使用してみてはいかがでしょうか。