ストレスのサインは言葉に出る
安倍晴子さん(仮名・28歳・契約社員)の場合。
「私は、彼氏や母親など気を許している相手と話している時に『でも、◯◯だから』と否定しがちになっている時に、ストレスが溜まっていると感じますね」
つい会話に“でも”が増えてしまい、いつの間にか相手に八つ当たりをしている自分に気がつくんだとか。
「本当に子供じみていて恥ずかしいのですが…結局私は、彼や母親に甘えているってことなんでしょうね」
八つ当たりをしてしまった罪滅ぼしに
いつも話を聞いてもらえて感謝しているはずなのに、晴子さんは疲れているとつい自分に余裕がなくなりイライラしてしまいます。
「そんな時は罪滅ぼしじゃないですけど、プレゼントをするようにしているんですよ。母親は甘いものに目がないのでスイーツ系。彼氏はお酒が好きなので、飲み比べセットとか、ビールタンブラーとか。ちょっとしたものなんですけど」
相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを選んでいると、晴子さんのストレスも緩和されるそう。
性格はなかなか変えられない
「自分の物を衝動買いするより、ずっと満足度高いんですよね。彼も母親も、私がプレゼントを渡しながら謝ると笑いながら許してくれるんですよ。ホントありがたいです」
ですが、一方でこんな気持ちににもなるそうで…。
「でもこれって『また八つ当たりをしてしまうかもしれないけど、許してね』という次に甘えさせてもらうための貢ぎ物だよなって。分かってはいるんですけど、性格って直すの難しいですよね」と苦笑いする晴子さんなのでした。
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<文・イラスト/鈴木詩子> 鈴木詩子 漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
提供・女子SPA!
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