南北に長い日本では、それぞれの地域で特徴が異なります。今回は、住民税や物価、平均年収など、お金にまつわる都道府県ランキングをまとめました。
住民税が高い都道府県別は?
都道府県別ランキングは同率順位が多いですが、なかでも東北地方は森林面積が多く災害が多いことなどから森林保全の税額が高い傾向にあるのがわかります。
出典:総務省『市町村税関係資料』
第1位 宮城県
宮城県では、環境問題への対策の一つとして「みやぎ環境税」があり、均等割が年額1,200円増税されていることが大きく響いています。
第2位 岩手県・山形県・福島県・茨城県・岐阜県・三重県
岩手県では、森林保全・整備を目的とした「いわての森林づくり県民税」として均等割が年額1,000円増税されています。他にも山形県では森づくり活動などの財源のため「やまがた緑環境税」が同じく年額1,000円増税されています。
このように環境保全を目的として均等割が年額1,000円増税されている都道府県が全国に6県あります。
また前述しましたが、大阪府のように「森林環境税」が個人府民税の均等割部分に300円加算されている自治体もあります(2023年まで)。
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