ヘアアイロンの最適温度とは?【ストレートアイロン/カールアイロン別】

 ヘアアイロンの最適温度を分析!髪へのダメージを減らす方法とは?
(画像=unsplash.com/photos/_PYj9cbIpIw、『lovely』より引用)

ではここから、ヘアアイロンの最適温度は何度なのかを考えていきましょう。

まず、ひとつめに言いたいことは、ストレートアイロンとカールアイロンでは適正温度が違うということです。それぞれの適正温度を考えていきたいと思います。

一般的に、ヘアアイロンの温度が高すぎる場合、髪のダメージの一因になっている可能性が高いでしょう。逆に、低めの温度なのに髪が傷む方は別の要因で髪が痛んでいるかもしれません。

ここから、ヘアアイロンの温度髪型のキープのコツ、長持ちさせる方法についても触れていきます。ヘアアイロンやスタイリング剤を上手に使って、今よりもっときれいな髪を目指しませんか?

温度が高くなるほどキープ力はアップ…でも髪へのダメージも大!

 ヘアアイロンの最適温度を分析!髪へのダメージを減らす方法とは?
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スタイリングする際、ヘアアイロンの温度が選べますよね。数字で表されないタイプのアイロンでも、弱・中・強から選べるはずです。

温度が高くなればなるほど髪型のキープ力はアップしますが、その分髪が傷みやすくなるというデメリットもあります。

スタイリングに時間がかかってしまう初心者の方は、140℃から160℃が目安。逆に190℃以上はプロが急ぎのお客さんにヘアセットする時などにまれに使う温度。基本的には使わないものと思っていいでしょう。

セルフでスタイリングするときは、低い温度で使うことを推奨します。

【ストレートアイロン】170℃前後がベスト!事前にしっかりブローしよう♪

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ストレートアイロンを当てるなら、170℃前後がベストです。同じ箇所に当てるのは170℃で2~3秒以内にしましょう。それ以上あてていると、髪を傷みやすくなってしまいます。

髪をストレートにするために180℃以上で同じ箇所に当て続けると、髪のダメージを大きくなってしまうので、注意しましょう。

ストレートアイロンでまっすぐにしたりカールをつけたりする際は、事前にしっかりブローすると、アイロンを当てる時間を少なくできて効果的です。髪を乾かすドライヤーの段階でブローも入れるのがいいですね。

【カールアイロン(コテ)】150℃程度!

カールアイロンの最適温度は150℃程度。コテに髪を巻きつけるため、熱い部分に髪が密着している時間が長いので、高温は避けてください。

初心者は140℃に設定しておくと安心です。同じ位置に当てるのは、140℃で5秒以内になるようにしましょう。巻きが足りないな、と思っても同じ部分に繰り返し当てるのはNGです。

髪を巻くのに慣れてきたら、さらに高い温度で素早く巻くのもありです。180℃までなら適正温度で時短にもなりますが、火傷や髪の傷みを防ぐため、無理は禁物です…!

【弱・中・強の表示】どれくらいの温度になっているの?

ヘアアイロンによっては、温度表示が「弱・中・強」になっているものもありますよね。それぞれどれくらいの温度で、どう温度調整したらいいのでしょうか?

メーカーにもよりますが、目安としては弱が140℃以下、中で150~160℃、強が170~180℃程度です。髪を巻いて使うなら中、ストレートにしたいなら強を使ってもよいということになりますね。

ここに挙げたのはあくまで目安ですので、お使いのヘアアイロンの取扱説明書にもう一度目を通して確認してみてください。

【スタイリング完了後】ドライヤーの冷風をあててキープ力UP!

 ヘアアイロンの最適温度を分析!髪へのダメージを減らす方法とは?
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ヘアアイロンでのスタイリングが終わったら、そのまま放っておいたりカールをほどいたりせず、ドライヤーの冷風を当てましょう。これでかなりキープ力が高まります。

髪は熱を加えているときではなく、熱が冷める段階で形状記憶されます。そのため、熱が冷める前に手で触ったり急いでスタイリング剤をつけたりすると、崩れた状態で髪がキープされてしまうことに…。

また、夏場などはヘアアイロンをしている間に汗をかくこともあるでしょう。その湿気で、セットしたそばから崩れやすくなることもあります。

少々手間ではあるかもしれませんが、風は強めでもOK。ドライヤーの冷風で冷ましてから次の段階へ移りましょう。