「おみくじの縁談」と聞いて、いったい何をイメージしますか?このおみくじの縁談とは、「結婚にまつわる出会い」のことを指しており、本来の「恋愛」や「待ち人」との意味が異なると言われています。今回は、この「おみくじの縁談」に込められた意味や、恋愛、交際、待ち人との違いについて、また、おみくじの縁談の結果の味方、さらに、おみくじの正しい引き方まで、様々な情報を徹底解説していきます。

おみくじの縁談とは?

おみくじの縁談とは?恋愛や待ち人とは違う?
(画像=『Sorte plus』より引用)

「縁談」というものは、そもそも、将来における「結婚」にまつわる相手を探すこと、引き合わせることを意味する他、結婚に関する出会いを指しています。

かつて日本の「結婚」による風習は、両家の親によって結婚が決められ、「縁談」にで成立していたと言われています。それが今の時代は恋愛結婚が主流となり、縁談による結婚は桁違いなものとして捉えられているようです。

おみくじの縁談とは?恋愛や待ち人とは違う?
(画像=『Sorte plus』より引用)

実際のところ、おみくじの縁談として該当する現代の恋愛は、「結婚相談所の利用」「友達や知人からの紹介」また、「お見合い」や「合コンへ参加すること」「マッチングアプリの利用」が該当することになります。

おみくじの恋愛とは違う

おみくじの縁談とは?恋愛や待ち人とは違う?
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

おみくじの恋愛は、そのまま、おみくじを引いた時の恋愛運を占うものです。そのため、多くの方が自分の恋愛運を占いたい時におみくじの恋愛を利用しています。比較的古風な占い方となり、現代の占術とは異なる性質を持っていると言えるでしょう。

これは生粋に恋愛運を占うものであり、結婚運とはまた異なる意味として捉えることができるため、将来の結婚を見据えた場合、おみくじの恋愛とは異なる意味を持っていることが分かります。

おみくじの交際とは違う

おみくじの縁談とは?恋愛や待ち人とは違う?
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

そもそも「交際」は、自分が恋愛相手とする人との交際以外にも、仕事関係で共に業務を行う同僚や上司との交際、また、友人や知人、先輩などとの付き合いも交際として該当する他、人との関わりすべてが「交際」として該当します。

そのため、おみくじの交際との意味合いとは少し異なってくることが分かるでしょう。このように、おみくじの交際は付き合う、結婚などの意味合いではなく、人と人との関わり、また、結婚を前提に付き合うことを交際としているという理解を持つようにしましょう。

おみくじの待ち人とは違う

おみくじの縁談とは?恋愛や待ち人とは違う?
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

おみくじを引くと、必ず「待ち人来し~」や「待ち人訪れず~」などというフレーズば書かれていることがあります。これも「縁談」とは異なる意味を持っているため、「待ち人」が「恋人」に該当するという訳ではないことが分かります。

もしも縁談が結婚話であり、「待ち人」と結びつけるのならば、現代での捉え方は「運命の人が現れた」「良い運命を辿っている」などと表現されるでしょう。

このように、「待ち人」というフレーズは、恋愛だけを捉えるのではなく、人生そのものを広く理解して解釈することが大切であることが分かります。

おみくじに縁談の項目がある理由

おみくじの縁談とは?恋愛や待ち人とは違う?
(画像=『Sorte plus』より引用)

「おみくじ」はそもそも日本が鎌倉時代を迎える頃に一般庶民に対して浸透し、それが変化を遂げながら現在の状態に至ったと言われています。

また、昔は結婚への考え方が本人同士の意思ではなく、神へ御意志を仰ぐこと、また、家と家を繋ぐためのものだとして決められていました。この日本の歴史によって、おみくじに縁談の項目が含まれるようになったのです。