「イマドキ女子たちに混じって『お金の勉強』をしてきてもらえませんか?」
とDAILY ANDS編集部から指令を受け、働く女性がお金について学ぶ「きんゆう女子。学院」に入学したフリーライターの筆者。
今回は、2017年6月に東京証券会館の「CAFE SALVADOR BUSINSS SALON」で行われた、第3回目の講義の様子をお届けします。
【前回のリポートはこちら】
・働く女性が本気でお金を勉強!「きんゆう女子。学院」入学体験リポート
今回のテーマは「投資信託&騙されない方法」
講義も今回で3回目とあって、始まる前、生徒さん同士でこれまでの講義の感想を話し合ったり、今日のテーマについて話したりと、リラックスした雰囲気です。
今回は、青沼見和先生(日本取引所グループ、広報・IR部)による「投資信託(☆)の種類について」と、関東財務局さんによる「悪い情報から自分の身を守る知識」の2部構成。
昨年に株式投資を経験し、今年から投資信託をスタートした筆者としても、気になるテーマです。
投資信託(ファンド)とは?
資産運用の専門家が株や債券などを取りまとめて運用してくれる金融商品。ひとたび資金を預ければ、その道のプロが経済動向や個別の企業についての情報収集をし、タイミングをはかって売買してくれる。ただし、プロが運用することに対する手数料がかかる。商品選びの際はよくチェックしよう。(参考:5分でわかる! 積立投資信託のアウトライン)
投資信託には何がある?
前半は、青沼先生におる「投資信託の種類について」の講義。投資信託の種類は、主に下記の4種類があるそうです。
- 債券投資型(日本・外国の債券)
- 不動産投資型(日本・外国の不動産)
- 株式投資型(日本・外国の株式)
バランス型(日本・外国の複数の資産に分散投資) 債券投資型<不動産投資型<株式投資型
の順番で、低リスク・低リターン→高リスク・高リターンとなり、高リスクになるほど手数料(信託報酬、☆)の金額が大きくなるそうです。
信託報酬(しんたくほうしゅう)とは?
投資信託を保有している間にかかる手数料のこと。継続的にかかるコストなので、初心者はなるべく低いものを選んだ方がよいと言われる。(参考:投資ビギナーのための投資信託キーワード)
アクティブ運用とインデックス運用って?
投資信託の運用方法は、積極型運用(アクティブ運用)と指数連動型運用(インデックス運用)の2種類。
以前から「アクティブ運用とインデックス運用の違いって何?」と、イマイチ理解できていなかった私。
「日経平均株価(☆)などの指数に連動した運用を目指すのがインデックス運用。それを上回る運用成果を目指すのが、アクティブ運用です。信託報酬は、アクティブ運用の方が銘柄選択に調査や分析が必要な分、高い傾向にあります」(青沼先生)
と聞いて、ようやく違いを理解できました。
日経平均株価とは?
東京証券取引所の第一部に上場している企業のうち、取引がさかんな225社の株価の動きを反映したもののこと。日経平均株価を見れば、その日の日本市場の雰囲気をつかむことができるとされる。(参考:日経平均株価が上がると、私たちにいいことってあるの?)