美容クリニックでできることは?

日焼け直後はピーリングやレーザーは逆効果です。先ほど述べた栄養成分を点滴したり、薬剤を導入するマシンを使って乾燥を補正することが大事です。

また、日焼けなどの刺激で肝斑というシミができる方もいますので、その予防兼治療としてトラネキサム酸やビタミン剤の内服はしばらく続けた方が良いでしょう。

紫外線対策でお肌のためにすべきこと、美容外科医が教えます
(画像=『女子SPA!』より引用)

日焼け後の炎症が落ち着いてシミや小じわが出来てしまったら。まずはピーリング剤でごわついた肌を柔らかくして、その後光治療やレーザーでお肌のトーンを整えます。ピーリング剤はコラーゲンピールやミラノリピールといった、コラーゲンを増やしてくれる薬剤がオススメです。

軽度の小じわならその程度の治療と保湿でよくなりますが、改善が見られない場合は、スネコス注射やヒアルロン酸注射という治療がおすすめ。美容成分をお肌全体に注射で入れ込んであげるとピカ~っと張りが出ますよ!詳しくはまた今度お話ししますね。

今からでも遅くない!まずは徹底した日焼け対策を

皆さん当然おわかりのように、なんでも予防が一番大事です。

私自身、日焼けが大好きなので辛いのですが、年を取らない最善策は日焼け対策なので、日々、日焼け止めを塗って頑張っています。

紫外線対策でお肌のためにすべきこと、美容外科医が教えます
(画像=『女子SPA!』より引用)

たまに日焼けしちゃったくらいであれば美容医療の力でなんとかなりますので、ぜひ普段は日焼け止め・サングラス・長袖帽子と、4種の神器をお忘れないようお願いいたします。

<文/平田麻梨子> 平田麻梨子 佐賀大学医学部卒業。九州大学病院、国立機構九州医療センターで研修を受ける。2013年、湘南美容クリニック勤務、分院長を歴任。2018年より自由診療、保険診療両分野の医師として、複数のクリニックに勤務する。Instagram:@drmariko

提供・女子SPA!



【こちらの記事も読まれています】
無印良品「メガネ拭き」が買い。パンプスの汚れも落とせちゃう
手書きの「パスワード管理ノート」が人気。 便利&可愛いアイテム3選
3COINS「マスク インナーパッド」で息苦しくない、リップもつかない!
カルディのイチオシ調味料5選。「焼肉ザパンチ」「もへじ」が最強
ダイソー“簡単泡立て器”が神、ふわっふわのオムレツが作れちゃった