オークル系とは?ファンデーションでよく聞く色、”オークル系“。自分の肌にマッチする色のファンデーションを選べば、メイクの仕上がりが劇的に変わります。ベージュやピンク系との違い、オークル系が似合う肌やファンデーションの選び方を徹底解説します。
オークル系とは?代表的なファンデーションの色体系を解説!
ファンデーションの色体系にはオークル系、ベージュ系、ピンク系などがあります。
化粧品メーカーによって色のニュアンスや呼び方がさまざまあるので、毎日使っているファンデーションでも意外と細かな違いはわからないものです。
まずは代表的なファンデーションの色体系の特徴や違いを解説します。
オークル系のファンデーションとはどんな色?
オークルは”黄土“という意味があり、黄みと赤みのバランスがとれたナチュラルな色味です。
メーカーによってはオークル系を”ナチュラル“や”ヌード“と表現する場合もあります。
オークル系のファンデーションはどんな肌と合わせてもバランスがよく、パーソナルカラーがイエローベースでもブルーベースでも比較的マッチしやすいです。
自分のパーソナルカラーや肌に合う色体系がわからないときに、まず試してみたいファンデーションの色。
オークル系は、ベージュ系とピンク系のちょうど中間あたりの色だと思ってください。
ベージュ系のファンデーションとはどんな色?
ベージュ系はオークル系よりも”黄み“が強い色です。
赤みはほとんど感じず、パーソナルカラーがイエローベースの肌によくなじみます。
またベージュ系のファンデーションは赤みをカバーする色なので、ほほに赤みがある肌にもおすすめの色体系です。
ピンク系のファンデーションとはどんな色?
ピンク系はオークル系よりも”赤み“が強い色です。
黄みはほとんど感じず、パーソナルカラーがブルーベースの肌によくなじみます。
ピンク系のファンデーションは血色感のない肌にイキイキとした色味を与えたり、透明感を出したりする色でもあります。
オークル系は種類が豊富?迷ったときの選び方
ファンデーションの基本の色体系オークル系・ベージュ系・ピンク系のなかでも、比較的どんな肌にもなじみやすいのがオークル系です。
ただしほとんどのファンデーションではオークル系がさらに細かく分類されています。
■ 代表的なオークル系ファンデーションの種類
- ナチュラルオークル系:自然な仕上がりのオークル。適度なカバー力を好む方におすすめ。
- ライトオークル系:明るめのオークル。色白さんやトーンアップしたい方におすすめ。
- ヘルシーオークル系:落ち着いたトーンのオークル。健康的な肌色の方におすすめ。
- イエローオークル系:黄みが強めのオークル。肌がイエローベースよりの方や、肌の赤みをカバーしたい方におすすめ。
- ピンクオークル系:赤みが強めのオークル。肌がブルーベースよりの方や、血色感や透明感が欲しい人におすすめ。
オークル系の呼び方やニュアンスは化粧品メーカーによってさまざまです。
ファンデーションを選ぶときは各メーカーのBAさんに確認したり、実際に肌に塗って判断したりするのが間違いないでしょう。
私の肌はオークル系?ファンデーションの選び方を徹底解説
自分の肌に合うファンデーションの色を選ぶには肌につけてみるのが一番です。
ファンデーションは単純な見た目の色と、肌になじませたときの色が若干変わります。
自分の肌色も日焼けなどで微妙に変化していることもあるので、ファンデーションを選ぶときは毎回しっかり試し塗りをしましょう。
試し塗りをするときにおすすめの環境をチェック
ファンデーションの試し塗りをするときは、なるべく明るい場所でおこなうと肌に合う色が見分けやすいです。
ただしファンデーションはすっぴんで選ぶので、直射日光ではなく窓からの間接光が自然に入るような明るい室内がベスト。
自分で鏡を使ってチェックするのもよいですが、客観的な視点も大事なので店舗に足を運び各メーカーのBAさんに見てもらって選ぶのもよいでしょう。
化粧品メーカーのBAさんはたくさんの肌を見てきているので、ファンデーション選びの的確なアドバイスをくれるはずです。
ファンデーションを腕につけてチェック
まず手軽にできる選び方は、ファンデーションを腕につけて色を試す方法。
時間がないときや、ある程度ファンデーションを選び慣れている方におすすめの方法です。
腕に自分の肌に合いそうなファンデーションを2つか3つ塗布して、肌へのなじみ方をチェックします。
自分に合う色がわからない方は、自分の肌に近そうなオークル系からまず試してみましょう。
腕だと手軽なのでいろいろ試してみたくなりますが、選択肢が多すぎても迷ってしまうので3つ程度で比較するのがよいでしょう。
ファンデーションをフェイスラインにつけて首との差をチェック
時間があるときやメイクを一部落とせるときは、ぜひファンデーションをフェイスラインにつけて選びましょう。
腕と顔の色は若干違うので、肌にマッチするファンデーションを選ぶならフェイスラインで選ぶのがおすすめ。
また首の色とファンデーションの色が違いすぎると、メイクがお面をかぶったような不自然な仕上がりになります。
顔の色と合うのはもちろん、首との色の差がありすぎないかもチェックしてくださいね。