「ヨガではダイエットはできない」
「そもそもヨガはダイエットを目的としたものではない」
こういう言葉を目・耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
とは言ってもヨガポーズを取ることで代謝が上がり、血流がスムーズになることで“健康法”として役立ってくれますし、“運動法”としての効果にだって期待することができるでしょう。
また、ヨガにはさまざまな流派があるのですが、そこから派生した“パワーヨガ”においては短期間でボディメイクをするのに適しています。
今回は、パワーヨガ初心者の方に備えてもらいたいこと4つと、オススメのポーズを紹介していきましょう。
パワーヨガとは?
現代主流になっているのは“ハタヨガ(Hatha Yoga)”といって、基本的なヨガのポーズを動きと呼吸を組み合わせてゆっくりと行うもの。
ヨガ未経験者の方でも無理なく、安心して取り組める内容だと言えるでしょう。
そして、今回紹介する“パワーヨガ”。
パワーヨガはハタヨガから派生したもののひとつで、ダイナミックなポーズやハードな動きが多い“アシュタンガヨガ”をもとに考案されたヨガのスタイルです。
エクササイズ・トレーニング要素が強く、短期間でのボディメイクに適したヨガだと言われています。
パワーヨガに挑戦する前に備えておきたいこと4つ
ヨガの中でも運動量が多くハードなものとして知られるパワーヨガは、実際に行う前に下記の項目を参考に備えておくと安心して取り組むことができるでしょう。
1.呼吸に慣れておく
ヨガの経験が少ない方は、まずゆったりとした呼吸をマスターしておくと安心です。
パワーヨガといっても呼吸が大切であることに変わりはありませんし、ハードなポーズの最中に呼吸が止まったり浅くなったりすると、余計な力みが生じるだけではなく苦しく感じてしまいます。
2:動きに慣れておく
パワーヨガは、太陽礼拝や各種立位のポーズ、逆転のポーズ、フィニッシュのポーズを途切れることなく呼吸に合わせて行っていくアシュタンガヨガをベースにしていますが、他流派の特徴も自由に取り入れて構成されていることが多いです。
ですので、ヨガの基本的な動きに慣れておくことでパワーヨガも行いやすくなるでしょう。
3.柔軟性・筋力がある程度必要となる
呼吸に合わせてポーズを展開していくことで、ヨガには柔軟性・筋力を向上させる効果が期待できます。
これはパワーヨガにおいても言えることなのですが、可動域が広いポーズや身体の接地面が少ない状態で行うポーズも多いことから、挑戦する上である程度の柔軟性と筋力が必要になるのです。
定期的にヨガを取り入れることで柔軟性・筋力は高まってくるので、ハードな筋力トレーニングが苦手な方は、毎日のヨガを習慣にするのもオススメです。
4.開始前にはしっかりほぐしておく
パワーヨガは、手を床について身体を支えるような手首に負担がかかるポーズが多いです。
他にも肩まわりや股関節の可動域の広さを必要としたり、脚の背面を強く伸ばしたりするようなポーズもあるので、ストレッチをしてほぐしておくと良いでしょう。