フワッと香る自分の頭のニオイや、一晩使った枕カバーが「クサい」なんてこと、ありませんか。

アラフォーで「頭皮のニオイ」が出てきたら、原因は“体内”かも…正しい対策は
(画像=『女子SPA!』より引用)

枕カバーのニオイ、大丈夫ですか?

びっくりして急にシャンプーの頻度を増やしてみたりするかもしれませんが、それは対策として間違えているかもしれません。

前回の記事では、頭皮臭の原因には、間違えた洗髪方法と、ホルモンバランスの乱れがあるということ、さらに間違えた洗髪方法について2通り紹介しました。

【前回記事】⇒暑い季節の「頭皮のニオイ」に備えよ!NG習慣と、オトナ女性の正しいシャンプー頻度

今回は、その続きからお伝えします。

NG例③シャンプーやトリートメントのすすぎ残し

①洗いすぎ、②洗えていない、の次は、すすぎ残しです。シャンプー剤というのは、意外と残りやすいもので、「すすぎ」は時間をかけて念入りに行う必要があります。

だいたい流れたかな、と思ってから、さらに1~2分程度、流すようにしましょう。それも、シャワーを同じ向きからだけ当てるのではなく、毛穴に対してぐるりと360度から当てて流すのが理想です。

また、トリートメントは頭皮にはつけない、ということを知らない方も多いですね。トリートメントは毛髪を守るものであって、頭皮には不要ですので、耳から下だけで十分です。

耳よりも髪が短い場合は、そもそもトリートメントは不要と思いますが、どうしても使いたい場合には頭皮についてしまうこともあると思いますので、しっかりとすすぎましょう。

NG例④生乾き

アラフォーで「頭皮のニオイ」が出てきたら、原因は“体内”かも…正しい対策は
(画像=『女子SPA!』より引用)

※イメージです

最後に、生乾きです。これも多い間違いです。ドライヤーの高熱が髪に悪い、というイメージがあるからか、髪を自然乾燥させていたり、7割程度ドライヤーで乾かして放置する「生乾き」にしていたり、という方が多くいます。

髪が密集している上に湿っていると、常在菌にとって最高の環境になってしまい、異常繁殖を起こす可能性があります。タオルドライをしっかりした上で、ドライヤーを使って最後まで乾かしましょう。特に後頭部は毛量が一番多いのですが、乾かし残しが多い場所でもあります。

ひと通りドライヤーをかけ終わったと思っても、後頭部に手を差し込んでみてください。少しヒンヤリするような場合は、まだ乾いていませんので、もうひと頑張りしてください。反対にオーバードライを防ぐためには、乾きにくい根元から乾かしていき、毛先は最後に乾かすようにすると良いですよ。