14. 裏摩周展望台【清里町】

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(画像=トリップノートより引用)

清里町と中標津(なかしべつ)町の町境にある展望台で、弟子屈町にある第一・第三展望台の反対側にあるため裏摩周と呼ばれています。

第一・第三展望台より標高が低いため霧の発生が少なく、湖面をより近くに感じることができます。また第一・第三展望台からは右手に見えていた神の山の意味を持ち勇壮な雰囲気だった「カムイヌプリ(摩周岳)」が、裏摩周から見るとこんもりとしたかわいらしい山に変わるところも見どころです。

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(画像=トリップノートより引用)
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裏摩周の背後には、日本百名山の一つ「斜里(しゃり)岳」の美しい姿も見ることができます。レストハウスは夏期のみ営業で、冬期は展望台入口ゲート自体が閉鎖されるのでご注意ください。

15. ナイタイ高原牧場【上士幌(かみしほろ)町】

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(画像=トリップノートより引用)
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(画像=トリップノートより引用)

日本一広大な公共牧場で、総面積は1,700ha。東京ドーム358個分という途方もない広さの牧場です。牧場というからには放牧している牛が見られるはずなのですが、あまりに広大なため見あたらないことや遠すぎて見えない!ということもありえます。

ですが、こちらを訪れる観光客のほとんどは頂上からの絶景目的ですので、牛が近くに来ていたらラッキーくらいの気持ちで足を運んでください。きっとどこまでも続く丘陵の草原と十勝平野ののどかな風景に目を奪われるはずです!

頂上付近にはレストハウスがありますが、平成27年の強風被害により全壊してしまったため、現在は仮設店舗での営業となっています。建設中の「ナイタイテラス」の物販・軽食・トイレ・一部テラスの先行オープンは2019年4月27日(土)を予定しており、レストランなどを含むすべての営業開始は2019年6月3日(月)を予定しています。(※2018年11月現在)

16. タウシュベツ川橋梁【上士幌(かみしほろ)町】

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(画像=photo-ac.com、トリップノートより引用)

旧国鉄時代の士幌線コンクリートアーチ橋が多く残る上士幌町のなかで、幻の橋ともいわれているタウシュベツ川橋梁(きょうりょう)。古代ローマ水路を彷彿とさせる石造りの趣のあるアーチ橋で、北海道遺産にも指定されています。

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(画像=トリップノートより引用)

ダム湖である糠平(ぬかびら)湖に川が流れ込んでいる場所に建っており、湖の水位によってまったく異なる表情を見せます。ダムに水の少ない1月頃には結氷した湖の上に姿を現し、3〜5月は水位が0となり湖底まで見渡せるようになり、その後雪解け水で水位が増す6月頃から徐々に沈み始め、8〜10月には完全に水没しその姿を消してしまいます(※その年の雨量や降雪量などにより多少の変動があります)。これが幻の橋と呼ばれる所以です。

季節によってその姿を現したり沈んだりするアーチ橋は日本ではここだけです。近年、水没中の水圧や結氷期の凍害による浸食が進み、崩落は時間の問題と言われています。橋の形が綺麗に見られる崩落前にぜひ足を運んでみてください。

見学にはひがし大雪自然ガイドセンター主催の「アーチ橋見学ツアー」に申し込むか、駐車場も整備されている国道273号線沿いの「展望広場」から見るのがオススメです。ヒグマ対策ができていれば、林道を4kmほど徒歩で行く方法もあります。

17. ジュエリーアイス【豊頃町】

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(画像=photo-ac.com、トリップノートより引用)

ここ数年、道東エリアでもっとも注目されているスポットといえばここ、豊頃町のジュエリーアイス。十勝川が凍ったものが太平洋に流され、波によって大津海岸に打ち上げられたものです。波にもまれることで角が取れ、まるでクリスタルのように透明な氷になります。

1つとして同じ形のない透明な氷越しに大津海岸に昇る朝日を透かして撮影すると、まるで宝石のような美しさを放つことから、いつからかジュエリーアイスと呼ばれるようになりました。今では外国人観光客からもフォトスポットとして人気を集めています。

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(画像=photo-ac.com、トリップノートより引用)

波打ち際で砂が洗われたものをかなりのローアングルで、朝日を透かすようにスローシャッターで撮影したり、日が少し高くなってからは大きめの氷が集まっているところで撮影すると、まるで炎が氷の中で揺らめいているように見えたり、さまざまな撮り方が楽しめるのが魅力です。

早朝に行く必要があるので公共の交通機関は利用できません。レンタカーまたは自家用車で行く以外には、体験ツアーに申し込む必要があります。詳しくはこちらを参照してください。

ジュエリーアイスを見に行く際は、とにかく防寒対策をしっかりしてください。マイナス20℃を超えることもあり、風が吹くと体感温度はさらに6℃以上下がると言われています。インナー・アウター・カイロ・帽子・手袋・マフラー・長靴などの準備が必要です。

カメラのバッテリーも気温が低いほど著しく消耗するので予備を用意するなど、充電切れにも気をつけてください。スマートフォン、ドローン、一眼レフなどの精密機器は、気温差で内部に結露が発生することがあり故障の原因となるので、急に暖かいところへ行く前に車内でゆっくり温めるのがおすすめです。

最寄りのコンビニ(セイコーマート)までは片道20kmあります。大津海岸付近にはありませんので、ご注意ください。簡易トイレと温かい飲み物や定食などを提供している食堂や休憩所は海岸の近くにありますので、体が冷えてきたらぜひ利用してください。

例年の見頃/1月中旬~2月下旬頃

18. オンネトー【足寄(あしょろ)町】

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(画像=トリップノートより引用)
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(画像=トリップノートより引用)

北海道三大秘湖の一つ、オンネトー。アイヌ語では「大きな沼」「年老いた沼」という意味ですが、一般的には湖の扱いです。日の射す角度や見る角度、季節や天気などによって一日に何度も色を変えることから、五色沼の異名を持っています。

他にたとえようのない、青とも緑とも言いがたい独特の色で、風のない日には雌阿寒岳(めあかんだけ・上写真左)と阿寒富士(上写真右)を湖面にくっきりと映し出す様がとても美しい湖です。周囲には木道も整備されているので散策が楽しめますが、ヒグマの生息域でもあるので食べ物を持ち込まない、ゴミを持ち帰るなどのマナーが必要です。

さいごに

北海道らしい絶景が存分に楽しめる道東の自然スポットを一挙にご紹介しました。夏こそ素晴らしい景勝地もあれば、冬にしか見られない景色もあります。また、ここでは紹介しなかった道東ならではのグルメや観光スポットもたくさんあります。

釧路⇄関空間にはLCCのピーチアビエーションも就航(2018年8月)し、気軽に道東へ行けるようになりました。ぜひ何度も道東へ足を運んで、北海道を味わい尽くしてください!


提供・トリップノート

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