30代に突入した女性は、俗に言う“結婚適齢期”なんて気にしない!と思っていても、周りの扱いでふと傷ついてしまう時ってありますよね。今回は、そんな女性2人のちょっとやるせないエピソードをご紹介します。
写真はイメージ(以下同じ)
元カレから連絡が
田中真里奈さん(仮名・33歳・飲食店勤務)の元に、2年振りに元カレのSさん(34歳・不動産業)から連絡がきました。
「『いきなりごめんね。元気にしてる?』と付き合っていた当時みたいに優しい言葉をかけられて、なんだか懐かしい気持ちになり昔話で盛り上がっちゃったんですよ」
実は真里奈さん、Sさんと別れてから彼氏も好きな人も出来ずに、恋から遠のいた生活を送っていました。
「そしたらSに『そういえば、前に真里奈に貸した漫画ってまだ持っててくれてる?』と聞かれたので『もちろんあるよ』と答えたら『良かった~!あれ実は大事な本なんだよ!近々会える日ある?』と凄くテンション上がっていたんですよね」
「きっと漫画を返して欲しいなんてただの口実で…Sは私に復縁を迫ろうとしているに違いない」と真里奈さんは思ったそう。
「まぁ悪い気はしなかったですね。すぐに復縁に応じると有り難みがないので『ちょっと考えさせてくれる?』と、いったん持ち帰った方がいいかな?なんて考えたりしていました」
あれ?左手に光るものが…
そして待ち合わせ当日、久々に会ったSさんは以前より大人の色気が増してシュッとしていました。
「うわ~なんか前よりかっこよくなってる!とついガン見してしまったんですが、ん?なんか変だぞと違和感があって」
よく見ると、Sさんの左手薬指には指輪が光っていたそう。
「嘘でしょ?と心の中で頭を抱えましたが、必死に平静を装いながら『あれ、結婚したんだ?おめでとう』と言ったんですよ」
笑顔のSさんに「ありがとう、真里奈は?」と聞かれたので「私はまだだよ」と答えました。
「『ヤバいじゃん!俺もう人のものだから変な目でみるなよ』と笑われてしまい…辛かったですね」
実際に変な目でみていたのが薄々バレていたのかもと思うと、恥ずかしくてたまりませんでした。