海外旅行へ行くときには、海外旅行保険への加入を検討しましょう。海外旅行は楽しみなものですが、「思わぬトラブルが起こるかもしれない」と考えると、ちょっと不安な気持ちになりますね。現在、多くの保険会社から、インターネット契約専用の保険商品が発売され、旅行先によっては書面で申し込むよりずっと割安な保険料で加入できます。ここでは、あいおいニッセイ同和損保の旅行保険「eとらべる海外旅行保険」を解説します。

あいおいの旅行保険はネット専用保険がお得

(写真=Vitali Michkou/Shutterstock.com)

海外に行ったときは、気候や食事、時差など、日本での日常と環境が変わります。体調を崩しやすくなるので、十分に対策をしておきましょう。また、ケガや病気で医療機関を受診すると、医療制度の違いから、高額な医療費が必要になる場合があります。その他、持ち物の破損、盗難、他人にけがをさせてしまった、などのアクシデントが起こることも考えられます。

海外旅行保険に加入しておくことで、高額な医療費などの補償や、旅先で困ったときのさまざまなサポートを受けることができます。加入しておくことで、安心して旅行を楽しめるのではないでしょうか。

海外旅行保険には、書面で申し込むタイプと、インターネット契約専用タイプの2種類があります。書面で申し込む海外旅行保険は2年間などの長期間も選べます。対して、インターネット契約専用の海外旅行保険は旅行の期間に合わせ92日以内で日数を設定します。

あいおいニッセイ同和損保の「eとらべる海外旅行保険」は、インターネットで簡単に、出発当日まで申し込みができます。そのうえ、旅行する地域や保険期間によっては、同社の「海外旅行保険」と比べて、約48%オフなどの割安な保険料で加入できるのです。短期間の旅行ならお得に利用できますね。

eとらべる海外旅行保険とは

(写真=PIXTA)

eとらべる海外旅行保険の特長を紹介します。

基本的な保障内容

・傷害死亡保険金
海外旅行中のケガが原因で、事故から180日以内に亡くなった場合に、保険金が支払われます。

・傷害後遺障害保険金
後遺障害の程度に応じて保険金が支払われます。

・治療・救援費用保険金(治療費用)
被保険者が支払った治療費のうち、所定の金額が支払われます。

・治療・救援費用保険金(救援費用)
被保険者の親族が、看護のために支払った交通費などのうち、所定の金額が支払われます。

・疾病死亡保険金
一定期間に、病気を原因として亡くなった場合に、保険金が支払われます。

・緊急歯科治療費用特約(タイプKではオプションとなり選択します)
歯が痛んで、歯科医師に応急処置などをしてもらった場合に、保険金が支払われます。

・戦争危険等免責に関する一部修正特約
戦争などの場合は、傷害死亡保険金は支払われませんが、テロ行為については保険金が支払われます。

主な特約

・賠償責任危険補償特約
偶然の事故で、法律上の損害賠償責任を負担した場合に保険金が支払われます。

・弁護士費用等補償特約
弁護士に法律相談を行って費用を負担した場合に、保険金が支払われます。

契約タイプ

・個人セットプラン
保険金額の違いによって、タイプA、タイプB、タイプC、タイプK、から選びます。タイプKは、海外旅行傷害保険が付帯してあるクレジットカードと合わせて、不足しがちな補償にしぼって選びたい方向けのプランです。
    
・ファミリープラン
家族で旅行する場合、全員を一緒にまとめて1つの契約とするプランです。共通項目があるので、個別に申し込むより保険料が割安で、手間もかかりません。保険金額の違いによって、タイプA、タイプB、タイプK、から選びます。

契約者限定サービス

・AD海外安心サービス
24時間365日、日本語で、コレクトコールにより電話相談を受けてもらえます。

・キャッシュレス・メディカルサービス
ケガや病気で治療が必要になったとき、保険会社から提携病院へ保険金が支払われ、保険金額を限度額として、自己負担せず治療を受けることができます。

・相談・紹介サービス
「AD海外あんしんダイヤル」で、さまざまな相談に、日本人スタッフが答えてくれます。

・緊急医療アシスタンスサービス
不慮のケガや病気で、医療施設に緊急移送が必要なときに対応してくれます。

・携行品リペアサービス(タイプKは利用できません)
不慮の事故でスーツケースが壊れたとき、引き取りから修理、納品まで行ってもらえます。

・クレームエージェントの電話帳
保険金の請求についてなど、トラベルサービス以外のサービスについて答えてもらえます。

・トラベルサービス
旅行中のさまざまな情報提供、予約、手配を行ってもらえます。

eとらべる海外旅行保険を利用する場合の注意点

(写真=PIXTA)

eとらべる海外旅行保険を利用する場合の注意点も押さえておきましょう。eとらべる海外旅行保険では、航空機の欠航や遅延のときのホテル代などを補償する「航空機遅延費用等補償特約」を契約することはできません。また、保険契約者と旅行する方が異なる場合は、1タイプのプランになり、70歳以上の方が旅行に行く場合は、利用できないことになっています。

2回目以降の利用でさらにお得に

(写真=Jacob Lund/Shutterstock.com)

eとらべる海外旅行保険を契約する方で、2回目以降の方は、一定の条件を満たすと、さらに保険料が5%安くなる「リピーター割引」が提要されるのもうれしいポイントです。海外旅行に行く方の年齢や行き先などに合わせて、重視したい補償を検討し、希望に合った海外旅行保険を選んでくださいね。

文・藤原洋子(ファイナンシャル・プランナー)

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