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2020/03/03

海外旅行に行くなら保険に加入すべき!クレカ付帯では不十分かも

(写真=Kite_rin/Shutterstock.com)
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海外を訪れる日本人は、海外への渡航が自由化された1964年には約13万人でした。2018年には過去最高を記録し、1,895万人となっています。海外旅行の情報や話題が増えていますから、「長期休暇を利用して今年は海外旅行を計画しています」という方もいらっしゃるでしょう。日本とは状況が異なるので、予想外の病気やケガ、トラブルなどが起こるかもしれません。旅行を安心して楽しむために、海外旅行保険を検討してみるのはいかがでしょう。ここでは海外旅行保険の基本的な特徴について解説します。

海外旅行に行くなら保険は加入すべき?

(写真=rfranca/Shutterstock.com)

海外旅行に行くとき、保険に加入する必要性について考えてみましょう。

旅行は、お子さん連れ、高齢のお父さんやお母さんが一緒に、という場合もありますね。海外では、気温や湿度、食事、習慣などが日本とは異なります。移動時間が長くなることや時差などで、体調を崩しやすいことも注意しておく必要があるでしょう。

国内で病気やケガをした場合は、救急車の利用料はかかりません。健康保険に加入していますので、負担しなければならない費用は抑えられています。しかし、海外では医療事情が異なり、医療費が高額になりやすくなります。そのうえ家族が駆けつける、医師・看護師が付き添って移送するなどで費用が1千万円以上に及ぶケースも報告されています。

犯罪率が日本より高い国が多くトラブルに遭遇しやすいことも挙げられますし、航空機の欠航・遅れにより宿泊代などが必要になる可能性も考えられます。ジェイアイ傷害火災保険株式会社の2018年の調査では、海外旅行中に何らかの事故に遭う確率は3.70%となっています。27人に1人ですから、少ないとは言えない割合ですね。

一方で、海外旅行保険で補償されない場合についても確認しておきましょう。妊娠中の方は、加入はできますが、妊娠を原因として医療機関を受診した場合の費用の補償範囲は、会社により異なります。歯科治療や持病のある方についても、補償範囲の確認が必要です。

カード付帯の海外旅行では不十分?海外旅行保険の特徴

(写真=Mariia Boiko/Shutterstock.com)

多くのクレジットカードには海外旅行保険が付帯されています。保険加入の申し込みをしなくても、会員資格期間中は何度でも利用できます。1回の旅行について3ヵ月など、長期間補償してもらえますし、年会費が無料のクレジットカードなら、保険料はかからないことになります。うれしいサービスですね。

保険は、すぐに有効になるクレジットカードだけではなく、出国前に所定の代金を支払う、などの利用条件があるカードもありますので、どちらのタイプか確認が必要です。カード会員でない方は補償の対象になりません。

手軽に利用できるクレジットカード付帯の海外旅行保険ですが、任意で加入する海外旅行保険と比べると、保障内容は十分に手厚いとは言えないでしょう。クレジットカードの種類によって異なりますが、例えば、病気やケガをしたときの治療費用の上限は数百万円までのものが一般的です。

保険会社で加入する海外旅行保険は、上限1,000万円程度から無制限で補償されるものもあります。他人にけがを負わせた、他人の物を壊した、など高額になる場合が想定される賠償責任も上限1億円などしっかり補償されています。

旅行先で高額な費用が発生した場合には、立て替えることなく、保険金の支払いを直接やりとりしてもらえるキャッシュレスサービスを利用できる場合があります。しかし、補償額を超えた金額は自己負担になりますので、上限額の大きい海外旅行保険は安心といえるでしょう。

クレジットカードの保険と併用できるものもありますので、上手に利用できるとムダがありません。保険会社で加入する海外旅行保険は、情報の提供などをおこなってくれるサポートサービスも充実しています。

ファミリープランで海外旅行保険をかける時の注意点

(写真=PIXTA)

海外旅行保険のファミリープランは、家族全員が同じ日程であれば申し込むことができます。ファミリープランの家族の範囲は

1) 本人の配偶者
2) 本人または配偶者と同居の親族
3) 本人または配偶者と別居の未婚の子

となりますので、上記の範囲に含まれない方は、別に契約します。ファミリープランの補償項目は、一人ずつ設定されているものと家族で共有するものがセットになっていますので、個々に加入する場合に比べて、手間が省けて保険料も割安になります。同一生計ではない方、婚姻の届け出をしていない方も含まれる保険会社もあります。

70歳以上の父母・祖父母が一緒に行く場合、同居なら家族の範囲内ですので、ファミリープランを利用できますが、別居の場合は別に申し込みます。年齢制限のない保険商品もありますが、70歳以上の方の加入を制限しているもの、補償内容が小さくなるもの、保険料が高くなるもの、などがあり、補償内容やその他の要件をよく確認し、不明な点は保険会社にお問い合わせください。

加入はネット経由でも!気軽に資料請求しよう

(写真=PIXTA)

旅行先で楽しく過ごすためには、過密スケジュールを組まない、なども大切です。加入手続きをネット経由でできる保険商品もありますし、気になる海外旅行保険が見つかったら、気軽に資料請求や問い合わせをしてくださいね。健康保険の海外療養費制度や、加入している生命保険・医療保険の保障内容も併せて確認しておきましょう。

文・藤原洋子(ファイナンシャル・プランナー)

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