貯める&備える
2019/01/14

いざという時に利用できる「お金を借りる方法」4選

(写真=Doucefleur/Shutterstock.com)
(写真=Doucefleur/Shutterstock.com)
健全な家計を目指すのであれば、月々の支出が手取り収入を超えないようにすることが大原則ですが、事故や病気などで急にお金が必要になったり、転職活動期間中に生活費が必要になったりすることもあるかもしれません。今回はいざという時に利用できる、お金を借りる方法を4つご紹介します。

(1)金利が高い点に要注意「キャッシング」

(写真=sondem/Shutterstock.com)

クレジットカードには自分の口座から指定日にお金を引きおろすクレジット機能以外に、お金を借りるキャッシング機能がついています。自分の預金を引き出すのと同じ感覚で利用できるので、もっとも利用しやすい借入方法と言えます。

注意点は、金利がとても高いことです。気軽に利用するのではなく、すぐに返済できる見通しがあるときに利用しましょう。

(2)キャッシングより借入可能額は多い「カードローン」

(写真=wutzkohphoto/Shutterstock.com)

カードローンを利用すると、銀行や消費者金融から無担保でお金を借りることができます。キャッシングとの大きな違いはローン専用カードを作る必要があることですが、キャッシングより借入可能金額が多く、返済金利も低いのが一般的です。

ただし、返済方法がリボ払いに限定されているものもあり、返済期間が長くなるとその分利子も大きくなってしまいます。カードローンの利用も少なくとも数ヵ月以内に返済できる目処がある時に限定したいものです。

(3)返済方法の融通が利く「生命保険の契約者貸付」

(写真=PIXTA)

社会人になり生命保険に加入している人もいると思いますが、実はこの生命保険の解約返戻金を担保にして生命保険会社からお金を借りることができます。

保険を解約しなくてもいいので保障を継続できますし、一般的にカードローンなどに比べ金利が低く、返済の方法も融通が利くなど、メリットが多い制度です。

ただし、返済できなければ当然生命保険の契約が失効しますし、制度利用中に万が一のことがあっても、借入額の分だけ支払われる保険金が少なくなります。そもそも保険は万が一の時に備えるために入るもの。「車を買いたい」「旅行に行きたい」などの理由では利用しないようにしましょう。

(4)国からお金を借りる「生活福祉資金貸付制度」

(写真=PIXTA)
あまり知られていませんが、国からお金を借りられる生活福祉資金貸付制度というものがあります。2009年10月に大幅に制度が見直され、生活費や一時的な貸付を行う「総合支援資金」が設けられました。

この制度では、一時的な失業から立ち直るまでの生活費や、敷金・礼金などの引っ越しのための費用、就職・転職のための技術習得費用、債務整理費用などのためのお金を借りることができます。

連帯保証人がいれば無利子ですが、いなければ1.5%の利子がかかります。

これだけは避けたい「お金を借りる」2つの方法

(写真=Pormezz/Shutterstock.com)

ショッピング枠の現金化

電柱や看板などでよく見かけるショッピング枠の現金化。これは、クレジットカードで特定の品物を買い、それを買った代金より安い金額(8割程度)で買い取られることで現金を得るという仕組みになっています。

10万円の商品を8万円で買い取ってもらうと、とりあえず8万円の現金は手に入りますが、1~2ヵ月後には10万円引き落とされるので、実際は高利貸しと同じです。また、「転売」で違法行為になる場合もありますので、絶対しないようにしましょう。

悪徳業者

困っている時にはワラにもすがりたくなるものですが、そういう人を狙う悪徳業者はたくさんいます。

例えば、利子が出資法の上限20%を超える高利貸し、他の業者を紹介する際に貸付額を紹介料としてだましとる紹介屋、「あなたの債務を整理します」といって現金を預かってだましとる整理屋などです。甘い話には惑わされないようにしましょう。

一番はお金を借りなくてすむ備えをすること

今回は困った時に利用したい、お金を借りる4つの方法をご紹介しましたが、いざという時のための備えは、やはり貯金で対処するのが基本です。「どうしても欲しいものを買いたい」や「旅行に行きたい」という理由でお金を借りるのはおすすめできませんが、こういった理由で貯金を取り崩す際にも、「もし今3ヵ月収入がなくなっても大丈夫かな」と、一度考えてみることをおすすめします。

文・松岡紀史(ライツワードFP事務所代表・ファイナンシャルプランナー)

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