貯める&備える
2018/10/31

積立貯金におすすめの口座3選。どこに貯めるのが正解?

(写真=PIXTA)
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お金を貯める一番確実な方法は、貯金用の口座をつくり、毎月一定の額をコツコツと積み立てていくことです。そうは分かっていても、どこに口座をつくったらいいのか分からなくて、なかなか一歩を踏み出せない人もいるのではないでしょうか。今回は積立貯金を始めようとする人のために、おすすめの口座を3つご紹介します。

会社が預金を管理してくれる社内預金

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比較的大きな会社に勤めている人であれば、「社内預金」という制度を聞いたことがあるのではないでしょうか。

これは、会社が毎月の給与やボーナスから天引きで、社員の貯蓄を支援する制度です。お金の管理も会社が行います。

メリットはなんと言っても、利率が高いこと。社内預金には福利厚生という側面があるので、厚生労働省が下限利率を決めています。その率は2018年現在で0.5%で、大手の銀行の普通預金の金利が0.001%なのに比べれば、とても有利になっています。

またこの社内預金、社員が返還を請求した時はすぐに返還しなければならないと労働基準法で決まっているので、必要な時はすぐに引き出すことができます。

デメリットとしては、お金の管理を会社がしているため、会社が倒産した時、全額返ってこないかもしれないことです。

住まいの購入や老後になど、目的別に利用できる財形貯蓄

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毎月の給料から天引きしてお金を貯める制度といえば、財形貯蓄制度の方が有名かもしれません。

これは、会社が社員の給料やボーナス(賞与)から毎月天引きし、それを財形貯蓄を取り扱っている金融機関に送金してお金を貯めていく制度です。
    
財形貯蓄制度には、何にでも自由に使える一般財形貯蓄のほか、住まいの購入やリフォーム資金のための財形住宅貯蓄や、老後資金のための財形年金貯蓄などがあります。

管理は金融機関が行いますので、利率は一般の利率と同じになりますが、住宅や老後の年金のための財形貯蓄は、550万円までは利子が非課税になるというメリットがあります。

銀行の積立預金はもっともお手軽な貯金先

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今勤めている会社に、社内預金も財形貯蓄もないという人は、銀行の積立預金を利用しましょう。誰にでも利用できるという点では、もっとも一般的な貯金先です。

銀行の口座で積立預金を利用する場合、次の2点に注意してはじめてみてください。

1つ目は、預け入れ金の引き落としは給料の口座から行うこと。給料口座以外からの引き落としにすると、毎月お金を振り込む手間がかかります。積み立てはできるだけ自動的に行われるようにしましょう。

2つ目は、引き落とし日を給料日の直後に設定することです。こうすることで、引き落とし日に口座にお金がないという事態を避けることができますし、先にお金が引かれる分、無駄遣いも減らせます。

貯蓄機能つき保険や証券口座ははじめての積立に向かない

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せっかく毎月積み立てをするのだから、どうせなら貯金じゃなくて株や保険で運用したいという人もいるのではないでしょうか。

資産運用はどなたにも必要な知識ですが、貯金以外の金融商品を利用するのは、ある程度貯金が貯まってからにしましょう。というのも、これらの商品の中には、突然お金が必要になった時に困るものもあるからです。

例えば、貯蓄機能がある終身保険や個人年金保険は、契約してからすぐに解約すると、解約控除というペナルティーを払う必要があります。

証券口座をつくって投資信託などに積み立てると、資産運用がうまくいっていないタイミングで突然お金が必要になり、損失覚悟で仕方なく売らなければならなくなるリスクもあります。

また、個人型確定拠出年金(iDeCo・イデコ)は老後資産のためにはとてもいい制度ですが、原則として60歳までお金を引き出すことができないため、いざという時自分のお金なのに利用できないというデメリットがあります。

将来的にはこういった商品や制度を利用するのもアリですが、まずはすぐに引き出せる口座でコツコツ貯金しましょう。

おすすめ口座を利用して確実にお金を貯めよう

(写真=PIXTA)

積み立てで貯金をはじめたいときにおすすめの口座を3つご紹介しました。社内預金や財形貯蓄など、会社で積み立ての制度があれば積極的に利用したいところですが、銀行の積立預金もとても使いやすい口座です。まずはこれらの口座を利用して、確実にお金を貯めてみましょう。

文・松岡紀史(ライツワードFP事務所代表・ファイナンシャルプランナー)

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