SBJ銀行を利用するメリットは、コンビニATMを利用できることや他行振込がお得なこと、そして定期預金の金利が高いといったことなどがあります。お得にネットバンクを利用したい方は検討してみてはいかがでしょうか。SBJ銀行の口座開設には複数の方法がありますが、今回はアプリを利用する方法について詳しく解説します。

SBJ銀行とは

(写真=Farknot Architect /stock.adobe.com)

そもそもSBJ銀行とはどのような銀行なのでしょうか。

韓国系のネット銀行

SBJは「Shinhan Bank Japan」の略です。韓国にある新韓銀行グループが日本に進出してスタートしたネットバンクです。

新韓銀行は韓国の大手銀行であり、公式サイトによると株式時価総額では韓国の金融機関のなかでトップです。現在、日本での知名度はそれほど高くないかもしれませんが、韓国では銀行としてトップレベルの規模を誇ります。

円預金は預金保険制度(ペイオフ)の対象

外資系バンクということで、万が一の事態を心配する方もいるかもしれません。しかし、SBJ銀行の円預金は他の銀行と同じく、預金保険制度(ペイオフ)の対象です。

預金保険制度とは、金融機関が破綻した際に預金者の財産などを保護する制度です。1つの金融機関・預金者1人あたりで、元本1,000万円までと破綻日までの利息などが保護されます。

万が一金融機関が破綻になっても、預けているお金はある程度保護されるので安心です。

店舗

SBI銀行の本店・支店は以下のとおりです(2020年4月20日時点)。
 

エリア 店名
関東 ・本店

・東京本店
・東京ローンセンター
・新宿支店
・新宿ローンセンター
・上野支店
・羽田空港第3ターミナル両替所
・羽田空港第2ターミナル国内線両替所
・羽田空港第2ターミナル国際線両替所
・横浜支店
・オンライン
東海 ・名古屋支店
近畿 ・大阪支店
・大阪中央支店
・大阪ローンセンター
・神戸支店
九州 ・福岡支店
・博多港両替所
・福岡空港国際線両替所

ATM

SBJ銀行のキャッシュカードは、全国7万9,000台(※2019年3月末時点)の提携ATMで利用できます。具体的には下記のATMです。

  • セブン銀行
  • イオン銀行
  • イーネット(ファミリーマートなど)
  • ゆうちょ銀行
  • みずほ銀行 近くのコンビニ・郵便局で入出金ができるため、利便性の面でもほぼ問題ありません。

    全国どこからでも口座開設は可能

    SBJ銀行の口座開設は、モバイルアプリ・公式サイト・郵送で受付しています。近くに支店がなくても口座開設が可能です。詳しくは後述しますが、運転免許証などがあれば、アプリで簡単に口座を開設できます。

    地方での支店の数は少ないですが、ネット銀行ということを考慮すればそれほど問題ありません。

    SBJ銀行で口座開設をするメリット

(写真=takasu /stock.adobe.com)

SBJ銀行を利用するメリットとして、下記の3点が挙げられます。

  • コンビニのATM手数料が月10回まで無料
  • 他行への振込は月7回まで無料
  • 定期預金の金利が高い では1つずつ見ていきましょう。

    コンビニのATM手数料が月10回まで無料

    SBJ銀行は、コンビニATMを無料で利用可能な回数が多くなっています。具体的には下記のとおりです。
     

    利用特典 対象銀行
    引出し・預入れが月10回まで無料 ・セブン銀行
    ・イオン銀行
    ・イーネット
    引出し・預入れが月3回まで無料 ・ゆうちょ銀行
    ・みずほ銀行

    コンビニでの入出金も、SBJ銀行なら月10回まで無料で使えるため、手数料負担を心配せずに利用できます。

    他行への振込は月7回まで無料(ネットバンキングの場合)

    SBJ銀行では、毎月7回まで無料で他行への振込ができます。いろいろな口座へ振り込むことが多い人には助かるでしょう。毎月8回目からは、1回あたり220円(税込)となります。

    ただしこの特典は、「SBJダイレクト」というSBJ銀行のネットバンキングを利用することが前提です。窓口での振込だと330円(税込)かかります。

    口座開設をした後に、パソコンやスマホでSBJダイレクトを利用できるように準備しましょう。

    定期預金の金利が高い

    SBJ銀行と、他のネットバンクでの定期預金の金利をまとめます(2020年4月21日時点)。
     

    1年 3年 5年
    SBJ銀行 0.12% 0.15% 0.20%
    あおぞら銀行Bank支店 0.15% 0.15% 0.15%
    ソニー銀行 0.05% 0.02% 0.02%
    イオン銀行 0.02% 0.02% 0.02%

    あおぞら銀行Bank支店は、ネットバンクのなかでも特に金利の高いところの1つ。SBJ銀行もほぼ同レベルで高い金利となっていることがわかります。

    SBJ銀行のデメリット

(写真=PIXTA)

利用するメリットの多いSBJ銀行ですが、気をつけておくべきポイントもいくつかあります。

公共料金や税金の自動引き落としには利用できない

SBJ銀行の口座は、公共料金・税金の口座振替に指定することができません。具体的には下記のような支払いです。

  • 電気
  • ガス
  • 水道
  • 携帯電話
  • 国民健康保険料
  • 国民年金保険料 これらの支払いには別の銀行口座を指定するか、クレジットカードでの支払いを利用しましょう。預金だけでなく、公共料金の引き落としまでトータルで利用したい方には向いていません。

    通帳記入ができるのは支店のみ

    SBJ銀行の通帳記入ができる場所は、各地の支店のみに限られています。前述したように、都市圏以外では支店が少ないので不便に感じるかもしれません。

    そこで紙の通帳ではなく、ネットバンキングであるSBJダイレクトで管理することがおすすめ。パソコンやスマホでネットバンキングにログインすれば、入出金・振込・引落しなど、通帳と同じく履歴を照会できるので便利です。

    SBJ銀行の口座開設の手順

(写真=PIXTA)

ここからは、口座を開設する方法について解説します。具体的には、以下の4種類があります。

  • 公式アプリ
  • オンライン
  • 郵送
  • 店頭

4種類の開設方法のうちおすすめなのはアプリ

このなかで一番便利なのは、公式アプリを利用する方法です。移動中でも簡単に申込めて、書類の郵送が要りません。

本人確認についても、運転免許証などの画像をアップロードすれば大丈夫なので、手元にあれば簡単に手続きを済ませられます。

アプリで申込んだ人については、「普通預金プラス(アプリ開設型)」での開設となります。この場合、定期預金の口座開設が不要です。

一方でオンライン・郵送での申込みの場合、普通預金だけでなく定期預金の口座開設も必要です。支店の数が少ないことから、店頭での開設は難しい方も多いでしょう。

よってトータルで考えると、アプリでの申込みがもっともおすすめということになります。では、アプリでの口座開設の流れについて見ていきましょう。

アプリ版の手順1.アプリのダウンロード

まずはSBJ銀行の公式アプリをダウンロードしましょう。iOSならApp Store、AndroidならGoogle Playを利用します。

アプリを起動し、「アプリアクセス権限のご案内」で確認をタップし、「SBJ銀行モバイルアプリ」の利用規定では「同意」をタップすると下記のトップ画面が出ます。
 

(スクリーンショット:著者撮影)

「SBJ銀行で初めて普通預金口座開設をお申込みする方はこちら」→「モバイルアプリ口座開設」をタップしてください。商品概要説明書などに目を通し、確認のチェックを入れて進みます。

アプリ版の手順2.個人情報などの入力

(スクリーンショット:著者撮影)

氏名・生年月日・住所・メールアドレスといった個人情報を入力していきます。入力内容に間違いがないよう、慎重にチェックしてください。

郵便番号や電話番号は半角なのに対し、住所の番地は全角での入力となります。ひととおり入力したら次へ進み、内容を確認して送信します。

アプリ版の手順3.申込受付のお知らせの受取

入力したメールアドレスに、SBJ銀行から申込受付のお知らせメールが届きます。このメールを持って、受付完了となります。

なお、日本居住の方は、顔写真付き本人確認書類の画像アップロードも必要です。運転免許証などの画像を用意しておきましょう。

アプリ版の手順4.本人限定郵便の受取

SBJ銀行で口座開設手続きが完了すると、登録した住所に取引関係書類が届きます。書類は本人限定郵便のため、受取の際には本人確認書類が必要です。

受取で利用できる本人確認書類は、下記のような写真付き公約証明書です。

  • 運転免許証
  • 個人番号カード
  • パスポート どれか1つを配達員に提示して、郵便物を受け取ってください。

    アプリ版の手順5.初回ログイン

    書類を受け取ったら、モバイルアプリで初回ログイン手続きをしましょう。完了すると、口座照会機能が利用できるようになります。

    アプリ版の手順6.キャッシュカードの申込み(オプション)

    初回ログインが終わると、モバイルアプリでキャッシュカードが申込みできるようになります。この手続きは任意であり、必須ではありません。

    申込みをしてから2~3週間前後で、キャッシュカードが届きます。

    SBJ銀行の口座開設をする際はキャンペーンもチェック

(写真=PIXTA)

SBJ銀行は、コンビニATM利用や他行への振込がお得、定期預金の金利が高いといったメリットがあります。口座開設をするときは、公式アプリを利用するのが便利です。

新規入会・利用でキャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施することもあります。不定期開催ですが、お得に入会できるチャンスなので、情報をチェックしてみましょう。

貯蓄におすすめのネット銀行比較表

銀行名 ソニー銀行 auじぶん銀行 GMO
あおぞらネット銀行
ジャパンネット銀行 イオン銀行 楽天銀行 住信SBI
ネット銀行
東京スター銀行 SBJ銀行 新生銀行
預金金利(%) 普通:0.001
定期:1年0.05
5年0.02
普通:0.001
定期:1年0.05
5年0.03
普通:0.001
定期:1年0.03
5年0.02
普通:0.01
定期:1年0.02
5年0.02
普通:0.05
定期:1年0.02
5年0.02
普通:0.02
定期:1年0.02
5年0.02
普通:0.001
定期:1年0.02
5年0.02
普通:0.1
定期:1年0.015
5年0.015
普通:0.02
定期:1年0.12
5年0.02
普通:0.001
定期:1年:0.01
5年0.01
ATM出金手数料 月4回まで無料
以降100円
月1~11回無料 月2~15回無料
以降110円
月1回無料
以降165円または330円
指定機関で無料
その他110円または220円
月最大7回まで無料
以降220円または275円
月2~15回無料
以降110円
月8回まで実質無料 月10回~無制限で無料 110円/回
振込手数料 同行あて:無料
他行あて:月1-11回無料
以降は200円
同行あておよび
三菱UFJ銀行あて:無料
他行あて:月1-15回無料
同行あて:55円
他行あて:月1-15回無料
以降110円
同行あて:55円
他行あて:176~275円
同行あて:無料
他行あて:月1-5回無料
以降220円
同行あて:無料
他行あて:月3回まで無料
以降は168~262円
同行および
三井住友信託銀行あて:無料
他行あて:月1-15回無料
以降は157円
同行あて:同一店は無料
それ以外110円~330円
他行あて:220~440円
同行あて:無料
他行あて:月7回まで無料
以降は220円
同行あて:無料
他行あて:月1-10回無料
以降は105~314円
特徴 海外旅行好きの方におす
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他行からの振込入金で、
Tポイント,dポイント,nanaco
ポイントが貯まる
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文・安藤真一郎(ライター・ファイナンシャルプランナー)

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