(本記事は、西田一見氏の著書『メンタルトレーナーが教える最強のダイエット』、現代書林社、2018年4月18日刊の中から一部を抜粋・編集しています)
【『メンタルトレーナーが教える最強のダイエット』シリーズ】
(1)あなたも当てはまる?ダイエットに失敗する5つのタイプ
(2)ダイエットに重要な「イメージ力」の使いかた
※以下、書籍より抜粋
女性はイメージを変えるのが得意
女性は「新しい自分」「新しいイメージ」をつくる能力もまた優れています。
「新しい自分」というと、大げさに聞こえるかもしれませんが、自分を変えるのはじつは簡単なことで、女性なら誰でも自分を変える方法をよく知っています。
たとえば美容院に行って髪型を変えたり、デパートの化粧品コーナーでメイクしてもらったりすれば、もうそれだけでイメージがガラリと変わります。
土台は変わっていませんから、正確にいえば、"その瞬間だけ"変われた、キレイになれたような気がするということです。
- 美容院へ行ったあなたは、「新しい自分」を知っている
- プロにヘアメイクをしてもらったあなたは、「新しい自分」を見ている
おしゃれな洋服を着たあなたは、「新しい自分」を感じている いろいろな場面で、あなたは「新しい自分」を知ったり、見たり、感じたりしているのです。
その瞬間、あなたのイメージは簡単に変わっています。
あなたの脳は、「自分は変われる」と感じ、「新しい自分」の情報をしっかり受け取っているのです。
痩身エステではイメージで痩せていく
痩身エステに行くことで、しっかり痩せる女性がいます。
たしかに痩身エステなのだから、痩せるのは当たり前と思うかもしれませんが、じつはここにもイメージの力が関係しているのです。
- 「痩身エステだから痩せるのは当たり前」という思い込みが痩せさせる
- 「痩身エステに行けば痩せられる」という思い込みが痩せさせる
「高いお金をかければ痩せられる」という思い込みが痩せさせる 説明の必要もないでしょうが、思い込むのは脳です。
脳が「ダイエットできる」「効果がある」とイメージするから、ダイエットできてしまうのです。
もちろん、痩身エステにはさまざまなダイエットのメソッドがあるでしょうから、そうした方法での物理的な作用もあるとは思いますが、それとは別に、通う側の意識も無視できないのです。
【ポイント】
痩身エステの秘密は、「痩せられる」と脳が無意識に思い込むことにある
家の中でダラダラしているより、痩身エステに通えばそれだけで気持ちが外側に向きます。
目標を決め、その目標に向かって行動するわけですから、思い込みが強化されてダイエットに拍車がかかります。
また、痩身エステの雰囲気もあります。
ああいうところはCMからして、痩せる雰囲気を上手に演出しています。
素晴らしいスタイルの女優さんが「このエステって素晴らしいのよ。私もこのエステに通ったのよ」といったような雰囲気で紹介していますから、「ここなら私も痩せられる」と脳は反応してしまうのです。
さらに、痩身エステのエステティシャンは、だいたいがスレンダーでキレイな女性です。
キレイでスレンダーなエステティシャンを見ると、「やっぱり痩身エステは違う、私もこうなりたい」「ここなら、私もキレイになれる!」と、脳が無意識に思い込みます。