(本記事は、谷口令氏の著書『偶然の重なりは神様からのGO!サイン シンクロですべての幸せが叶う』、KADOKAWA、2018年9月27日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

【『偶然の重なりは神様からのGO!サイン シンクロですべての幸せが叶う』シリーズ】
(1)「疲れちゃった」と思ったときにエネルギーを取り戻す4つの行動
(2)頑張らなくてもできる「シンクロ体質」になるためのほんの少しの開運行動
(3)なぜあの人は「アラフォーで不美人」なのに素敵な男性ばかりにモテるのか?
(4)「スーパーマイナス思考」でもプラスを引き寄せる「カンタンで具体的な方法」とは?
(5)カレンダーの「暦」を知ってもっとシンクロを引き寄せよう

※以下、書籍より抜粋

暦を活用して、もっとシンクロを引き寄せる!

日がいい日とは?

カレンダーや手帳に書かれている「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」や「天赦日(てんしゃび)」、何となく見たことあるという方もいらっしゃることでしょう。

これは一体何なのでしょうか?

難しいことを言うと、「一粒万倍日」は「選日(せんじつ)」で、「天赦日」は「暦中下段」で……。

などあるのですが、簡単に言うと要はどちらも「日がいい日」なんですね。

つまり「吉日(きちじつ)」です。

私たちは未だに、何かするときに(中でも開業や引越し、地鎮祭、結婚式など)、「日を選びましょう」、「今日は日がよくない」と自然に言っています。

つまり「日がいい日を選ぶ」ということが暮らしに染みついているんです。

実はこの「日がいい日を選ぶ」というのは、中国の唐の時代から行われていたこと。

それが現代まで引き継がれているのだからすごい!それだけに「ただの迷信!」で済ませてはもったいないと思うのです。

それに「今日は日がいい日だ!」と思うと、何だかそれだけでわくわくすると思いませんか。

何度も言いますが、この「わくわく」する気持ちが幸運体質を磨きます。カレンダーや手帳に書かれた「日がいい日」を気に留めてみましょう。

それぞれの日に、適した過ごし方がありますよ。

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)

いちばん多い吉日。

「一粒万倍」とは、たった一粒のもみが何倍にもなって実るという意味です。

そのため、この日に始めたことは、どんな小さなことでも何万倍にもなって実るとされます。

仕事始めや開業、開店に向くとされ、お金を使うことも吉(無駄遣いではなく必要なものへの出費や未来への投資)。

契約も吉。

ただし、借金や人にものを借りることは凶とされているのでご注意。

天赦日(てんしゃにち、てんしゃび)

日本の暦のうえで最高の日とされる日。年に数回しかありません。

知らず知らずのうちに人間たちが犯してしまった罪や穢れを天がすべて赦し、そして取り去ってくれる日。

つまり、日そのものがパワースポットになる日。そのためお祝い事や契約や仲直りにも適しています。

氏神さまにお礼参りに行くことも吉。

お金を使うこと(一粒万倍日同様、無駄遣いではなく意味ある出費と意義ある投資)、お財布などお金にまつわるものの購入にも適しています。