(本記事は、谷口令氏の著書『偶然の重なりは神様からのGO!サイン シンクロですべての幸せが叶う』、KADOKAWA、2018年9月27日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

【『偶然の重なりは神様からのGO!サイン シンクロですべての幸せが叶う』シリーズ】
(1)「疲れちゃった」と思ったときにエネルギーを取り戻す4つの行動
(2)頑張らなくてもできる「シンクロ体質」になるためのほんの少しの開運行動
(3)なぜあの人は「アラフォーで不美人」なのに素敵な男性ばかりにモテるのか?

※以下、書籍より抜粋

過去にこだわりすぎず、未来に目を向ける!

目に見えないものに時間とお金をかける

サン・テグジュペリの名作『星の王子さま』にも、「かんじんなことは、目に見えないからね」というキツネのセリフが出てきます。

だからこそ私は皆さんに、若い頃から「目に見えないもの」にきちんとお金と時間を投資して、自分自身を磨いてほしいんですね。

自分への投資とは、何も習い事や資格取得のことではありません。

感性を磨くことにも通じますが、本を読んだり、映画や絵画を見たり、コンサートに行って生の音楽に触れたりといった「教養」に投資するのもいいでしょう。

どんな絶世の美女だっていつかは年を取り、美貌にかげりが出てきます。

自分の美貌に甘んじて外側ばかり磨いていると、年を重ねるごとに中身のなさが顔にしぐさに、そして会話に出てきてしまうんです。

生きていくうえで大切なのは、人と人との結びつき。

この人と人との結びつきに会話は欠かせません。

でもその会話が中身がないとなると……。

一度身についた会話力や教養は美貌のように衰えませんし、むしろ年とともに磨きがかかってきます。

何度も言いますが「運」は、本物が好き。

オーバー40の美人な女性で、スタイルにも気を使い、コスメもファッションも最先端のものを身につけているのに、なぜか魅力的じゃない人っていますよね。

こういう人は会話がおもしろくなかったりしませんか。

それに比べて会話の内容が幅広く、物事をいろいろな角度から捉えられる女性ってすごく魅力的!

こういう人は40歳だろうが、70歳であろうがチャーミング!

こちらも彼女の会話に引き込まれてしまうので、美醜や、おしゃれを気にさせないんですね。

会話というのは、それほど強い魅力を持ったものなんです。

もはや最先端のファッションも化粧法も、彼女の魅力には敵いません。

こういう人は男女ともに人気があるし、運もそうした「楽しそうな人」のところにはどんどん寄ってきます。

ある女性はとても会話がおもしろく、一日のうちに何度となく自分も周りも笑わせています。

彼女は決して美人ではありません。

自分でも「どう見ても、美人って顔じゃないわ!」と笑っていますが、モテます!それも素敵な男性にばかり!
  
いきいきと楽しい話ばかりするから、男性だけじゃなく、年齢を問わず、女性たちも集まってくるんです。

運はこうしたいきいきと楽しく生きている人が大好きです。

だからこの人はいくつになっても驚くようなシンクロを引き起こしています。

でもその一方で、日々さまざまな本を読んだりして中身を磨くことを怠っていません。

私も若い頃は、女性の幸せは美人に生まれたり、お金持ちのダンナさまと結婚したりすることだと思っていました。

美女に生まれたわけでもない私は、美人に生まれついて、お金持ちと結婚していった人たちをうらやましく見ていたものです。

彼女たちが優雅な生活を送っている中、当時の私は必死に仕事をこなし、セミナーに通ったり、読みたい本を読んだり、素敵な映画を見たりして過ごしていました。

すると、あるときから毎日のようにシンクロが起こるようになりました。

いえ、当時の私は、シンクロが何かすらも知りませんでしたから、「あら、最近何だか楽しいこと、ラッキーなことが立て続けに起こるわね」くらいにしか思っていませんでした。

でも今、考えると、あれはシンクロの連続。私が幸運体質の入り口に立ち始めた合図だったんだと思います。

この頃からです。人から「谷口さん、チャーミングですね」と言われるようになったのは!

別に私が急にきれいになったわけじゃありません(笑)。

ただ一生懸命働いて、自分の知識欲を満たしているうちに、「人間的魅力」がついてくれたのかもしれません。

人から褒められるようになりました。

その頃私は50歳。もうかわいいとか、きれいだからというだけでは世の中、許されない年齢です。

だからこそ人間的魅力が大切になってくるんです。今でも思います。あのとき「目に見えないもの」にお金をかけて、自分を磨いておいてよかった! と。