40代未婚女性で比較的お金にも時間にも余裕のある「独身貴族」。もしかしたら、あなたも同様でしょうか。

実は筆者は普段「婚活FP」として活動しており、独身貴族のたくさんの女性からも悩みや不安を聞いている身なのですが、意外とその悩みや不安は似通っているのかもしれません。あなたの仲間は、たくさんいるのかもしれませんよ。

そこで今回は、実際に筆者が見聞きした、40代独身貴族の女性が抱える3つの悩みや結婚観をお伝えします。

独身貴族とは?

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(写真=All kind of people/Shutterstock.com)

そもそも独身貴族とは、未婚かつ経済的に自立していて、時間もお金も自由に自分のためだけに使える方をいいます。そしてこのため、結婚していて時間もお金も自由にできない既婚者からうらやましいと思われる存在です。

ただの独身とは、ちょっと意味合いが違いますね。

ただ独身貴族は独身貴族で、本人が望んで独身貴族になった方もいれば、本当は結婚したいのに一定の理由で結婚できていない方までさまざまです。このため、独身貴族の方からすると、独身者の全てをひとくくりで見られることに、腹立たしく思う方が多いといえます。

独身貴族女性の特徴

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(写真=metamorworks/Shutterstock.com)

一概にはいえないものの、それでも独身貴族の女性には以下の特徴がありがちです。

仕事が楽しく高収入

まずは「仕事が楽しく高収入」です。お金が無ければ貴族とはいえませんからね。ただ、この特徴は「仕事は嫌いだけれど高収入」だったり、「そんなに年収は高くないけれど仕事大好き」まで多少の違いはあります。

それでも比較的、高収入の部類にいることが多いでしょうか。

ちなみに平均的な女性の年収は約300万円なので、年収400~500万円以上の女性なら、十分に貴族といえます。

友達や知り合いが多い

次に「友達や知り合いが多い」です。

稀に「はぐれ貴族」のような方もいますが、それでも大抵は友達、または(ビジネス上の)知り合いが多いといえます。結婚をしていないだけで人との交流は既婚者以上にあるからこそ、特に寂しさも感じない傾向にある訳です。

またこの友達や知り合いというのも、同様に独身貴族なことが多いので、なおさらに結婚が「非日常」のように感じる一方、この方々が結婚しだすと焦る傾向にあります。

こだわりが強くプライドが高い

そして「こだわりが強くプライドが高い」です。これは受け入れたくない女性も多いかもしれませんが、確かにこの傾向はあるといえます。

40代独身貴族の女性は、あまり人の意見に耳を傾けるようなことはなく、良くも悪くも自分の意思を貫き通そうとする傾向です。

この傾向が特に強い場合は、仮にその後に結婚しても、夫婦間で歩み寄りや譲り合いができずに離婚している方が多いといえるかもしれません……。