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2020/08/09

投資初心者におすすめの少額投資7選 それぞれおすすめの金融機関もご紹介します

(写真=Romolo Tavani /stock.adobe.com)
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投資初心者が投資を始める場合、まずは少額投資から始めることをおすすめします。いきなり大きな金額を投資するより、少ない金額から始めた方が取り組みやすいでしょう。

少額で投資できるサービスはたくさんの種類がありますが、特に投資初心者におすすめの少額投資を7つご紹介します。ぜひ参考にしてください。

投資初心者におすすめの少額投資

 
(画像=著者作成)

 

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投資信託 100円からさまざまな資産に投資できる

投資信託は複数の商品を1つにまとめた金融商品です。さまざまな商品に分散投資できる上、ネット証券なら100円から投資することができます。

【投資信託の特徴】
・複数の商品に分散投資
・ネット証券なら100円から投資OK

 

国内株式

株式は、企業が株主から資金を調達するために発行する商品です。

株主は資金を提供する代わりに、企業の利益の一部を配当として受け取ることができます。株式は取引所で売買することができ、買った値段より高い値段で売却すると売却利益も受けられます。

・通常の株式取引(100株単位)
取引所の売買は、通常100株単位で取引がなされます。株価が100円なら1万円で投資することができます。

・単元未満株(1株から)
1株単位で取引できるのが単元未満株取引です。通常だと100株単位なので、株価が高い銘柄を買うには大きな金額が必要です。単元未満株取引なら株価が高い銘柄にも少額で投資しやすくなります。

【国内株式の特徴】
・配当と値上がりが利益に
・通常は100株単位、単元未満株なら1株から投資できる

 

少額FX(1通貨単位)

FXは海外の通貨に投資をします。株と同じように値上がり益を狙えるほか、その通貨の金利収入(スワップポイント)も狙えます。

FXは会社によって取引単位が決まっていますが、少額投資するなら1通貨単位取引ができるFX会社を選びましょう。

【FXの特徴】
・値上がりと金利収入が利益に
・少額投資するなら1通貨単位のFX会社が便利

 

ロボットアドバイザー

ロボットアドバイザーは運用をAIなどに一任できるサービスです。最低投資額はロボットアドバイザーによって異なりますが、1,000円から受け入れているところもあります。

【ロボットアドバイザーの特徴】
・資産運用を自動でできる
・1,000円から運用してくれるロボットアドバイザーもある

 

おつり投資

おつり投資は、設定した「おつり」を日々のお買い物のたびに積み立てておき、一定以上になったら投資信託やロボットアドバイザーで自動的に運用するサービスです。5円から運用してくれるサービスもあります。

【おつり投資の特徴】
・おつりを自動運用してくれる
・5円から利用可能なおつり投資も

 

ポイント投資

貯まったポイントを投資に回すサービスです。現金を使わないので気軽に投資を始められます。

ポイント投資には、ポイントの株が変動する「ポイント運用」と、ポイントを使って実際の株式や投資信託を購入する「ポイント投資」の2種類があります。

【ポイント投資の特徴】
・現金を使わないので気軽に始められる
・ポイント運用:ポイントの数が変動する
・ポイント投資:ポイントで実際の投資商品を買う

 

100円から投資信託が買えるおすすめの証券会社5社

(写真=fusho1d /stock.adobe.com)

 

ここでは100円から投資信託に投資できるおすすめのネット証券をご紹介します。

販売手数料は無料 取り扱いの豊富さで選ぶ

投資信託を100円から買えるネット証券の内、販売手数料が無料のネット証券を5社まとめました。

投資信託は証券会社ごとに取り扱いの数が違います。投資信託に投資をするなら、できるだけ取り扱いが多いネット証券がおすすめです。

投資信託を100円から買え、販売手数料が無料のネット証券5社
  投資信託の取り扱い数
楽天証券 2,696本
SBI証券 2,653本
松井証券 1,257本
マネックス証券 1,161本
岡三オンライン証券 541本

 

5社の内、「楽天証券」と「SBI証券」は取り扱いが非常に豊富です。投資信託を始めるなら、楽天証券かSBI証券が有力な選択肢になるでしょう。

通常の株式(100株単位)取引でおすすめの証券会社4社

(写真=Paylessimages /stock.adobe.com)

 

通常の株式は証券会社ごとで取り扱いにほとんど差はありません。しかし、取引手数料は証券会社ごとに違います。取引手数料が安いネット証券をおすすめします。

1日50万円までの取引なら手数料が無料に

ネット証券の中でも、1日の取引50万円までなら手数料が無料になる4社がおすすめです。以下にまとめました。

1日50万円までなら取引手数料が無料のネット証券4社
  手数料無料の条件
松井証券 無条件
楽天証券 取引コースを「いちにち定額コース」に変更
岡三オンライン証券 取引コースを「定額プラン」に変更
SBI証券 取引コースを「アクティブプラン」に変更
※いったん手数料が引かれ、翌日返還

 

「松井証券」は取引コースの設定を変更しなくても無条件で無料になります。その他の3社は取引コースを変更しないといけないので注意しましょう。

また「SBI証券」の場合は、いったん手数料が引かれますが、翌日に返還される仕組みになっています。実質無料ですが、他社と少し取り扱いが違う点にも注意しましょう。

単元未満株でおすすめの証券会社4社

(写真=aijiro /stock.adobe.com)

 

単元未満株は、取り扱い銘柄の数や手数料が会社によって違います。取り扱いが多く、手数料が安い証券会社を選びましょう。

取り扱い銘柄の数と手数料に注意

単元未満株でおすすめのネット証券は以下の4社です。それぞれ取り扱い銘柄の数と手数料をまとめていますので、参考にしてください。

単元未満株取引ができるおすすめのネット証券4社
  取り扱い銘柄の数
(国内株式。ETF含む)
取引手数料(税抜)
SBIネオモバイル証券 約4,000銘柄 200円から
(月額手数料)
マネックス証券(ワン株) 約3,900銘柄
(ETFなし)
0.5%
LINE証券 約300銘柄 0.05~0.5%
ワンタップバイ 約100銘柄 0.5~1%

 

単元未満株は取り扱い数が少ないことがありますが、「SBIネオモバイル証券」と「マネックス証券(ワン株)」は国内上場株のほとんどに投資できます。

各社特色のある手数料体系になっていますが、通常の株式のように完全無料の単元未満株はありません。

少額投資できる3つのおすすめFX会社

(写真=tamayura39 /stock.adobe.com)

 

FXに少額投資するなら1通貨から取引できるFX会社を選びましょう。おすすめの3社を紹介します。

FXの手数料、ペアの数に注意

1通貨から取引できるおすすめのFX会社は以下の3社です。

1通貨から取引できるFX会社3社
  手数料(税抜)
(米ドル/日本円)
通貨ペアの数
SBIネオモバイル証券(FX) 500ドルまで:無料
501~1万ドル:0.2銭
※別途月額手数料が必要
(月200円から)
26
SBI FXトレード 1,000ドルまで:0.09銭
1,000~100万ドル:0.17~0.27銭
34
OANDA JAPAN
(オアンダジャパン)
0.4銭(原則固定) 71

 

通貨ペアとは、取引できる通貨の組み合わせの数です。取り扱いできるペアの数が多いほど選択肢が多いということになります。この中では「OANDA JAPAN」が71ペアで最多ですね。

1万円以下で利用できる3つのおすすめロボットアドバイザー

(写真=Tatiana Shepeleva /stock.adobe.com)

 

少額から利用できるおすすめのロボットアドバイザーは以下の3社です。

1万円以下で利用できるロボットアドバイザー3社
  手数料(税抜) 1万円以下で利用する方法
ON COMPASS
(オンコンパス)
年率0.925% 無条件で1,000円から利用可能。
Wealth navi
(ウェルスナビ)
年率0.5~1% 提携サービス「マメタス」などを通して
利用すると1万円から利用可能
※直接の利用は10万円、積立投資は1万円から
THEO
(テオ)
年率0.65~1% 提携サービス「THEO+(テオプラス)」
を通して利用すると1万円から利用可能
※直接の利用は10万円、積立投資は1万円から

 

「ON COMPASS」はマネックス証券が利用するロボットアドバイザーで、1,000円から利用することが可能です。

「Wealth navi」と「THEO」は直接利用すると10万円必要です。それぞれ提携サービスを通じて利用するか、積立投資を利用すると1万円から利用が可能です。

少額投資できる3つのおすすめおつり投資

(写真=buritora /stock.adobe.com)

 

おつり投資のおすすめは以下の3社です。

1万円以下で利用できるロボットアドバイザー3社
  運用方法 手数料(税抜) 運用開始の金額
トラノコ 投資信託 年率0.3%

月額利用料:月273円
5円から
マメタス ロボット
アドバイザー
(Wealth navi)
年率0.5~1% 1万円から
THEO+ docomo
(テオプラス ドコモ)
ロボット
アドバイザー
(THEO)
年率0.65~1% 1万円から

 

「トラノコ」の場合は投資信託で、「マメタス」と「THEO+docomo」はロボットアドバイザーで運用されます。

おつり投資は、おつりが一定以上貯まってから運用が開始されます。トラノコは5円から運用してくれますが、固定の月額手数料が税込みで300円かかる点に注意しましょう。

4つのおすすめポイント投資

(写真=Ni_photo /stock.adobe.com)

 

ポイント投資のおすすめは以下の4つです。ポイントのまま運用するタイプとポイントを使って実際に投資するタイプがあります。

「ポイント運用」と「ポイント投資」の違いに注意

4つのおすすめポイント投資
  ポイント投資の種類 運用方法
dポイント投資 ポイント運用
(ポイントのまま運用)
以下2つのコースから選択 ・アクティブコース(リスク大)
・バランスコース(リスク小)
楽天ポイント運用 以下2つのコースから選択 ・アクティブコース(リスク大)
・バランスコース(リスク小)
SBIネオモバイル証券
(Tポイント) 
ポイント投資
(実際に投資)
以下の2種に投資できる ・ミニ株
・FX
楽天証券
(楽天ポイント)
以下の2種に投資できる ・通常の株式
・投資信託

投資初心者におすすめの少額投資のやり方

(写真=morita /stock.adobe.com)

 

これまでおすすめの少額投資をご紹介してきました。しかし、大切なのは種類だけではありません。投資方法によっても運用の成果は変わってきます。おすすめの投資方法を2つご紹介します。

一括投資より積み立て投資でリスクを下げる

投資には「一括投資」と「積み立て投資」がありますが、積み立て投資をおすすめします。

一括投資は資金を一度に投資してしまうことで、積み立て投資は少しずつ投資していく方法です。「時間の分散効果」が働くので、一般に積み立て投資の方がリスクが下がる傾向にあります。

最初はリスクの低い積み立て投資から始めてみましょう。

(画像=著者作成)

NISAやiDeCoを併用して税金を0に

投資の利益は課税されます。投資の種類によって課税方法は違いますが、実は投資の種類によっては税金がかからない優遇制度が用意されています。

代表的なものが「NISA(ニーサ)」と「iDeCo(イデコ)」です。どちらも投資の利益が非課税なので、効率よく運用することができますよ。

優遇制度は取引にルールがありますので、事前によく確認しておきましょう。

NISA(ニーサ) 株式か投資信託に投資可能。
投資した年から5年間非課税期間が続く。
iDeCo(イデコ) 投資信託に投資可能。定期預金も。
60歳になるまで非課税期間が続く。
一度加入すると60歳になるまで解約できない。

少額投資はネット証券がおすすめ

(写真=naka /stock.adobe.com)

 

ここまで少額投資の種類と、それぞれ具体的なおすすめサービスをご紹介してきました。たくさんの種類がありましたが、その多くがネット系の金融機関です。

特にネット証券は提供している少額投資の種類が多く、手数料も安いものが多くなっています。どの少額投資を選ぶかにもよりますが、迷ったらネット証券に口座を開いてみてはいかがでしょうか。

 
文・
肩書・ファイナンシャルプランナー
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。

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