クレジットカードは究極の1枚に絞るべき?
(画像=fuelle編集部)
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目次

  1. クレジットカードは「究極の1枚」だけに絞るべき?
  2. クレジットカード究極の1枚を選ぶポイント
    1. 究極の1枚を選ぶ時のポイント① 国際ブランド
    2. 究極の1枚を選ぶポイント② 年会費と年間利用額
    3. 究極の1枚を選ぶポイント③ ポイントの貯まりやすさ・使いやすさ
    4. 選ぶ時のポイント④ 付帯サービスや特典
  3. クレジットカード究極の1枚は三井住友カード(NL)ーー総合的にお得で使いやすい
    1. 究極の1枚こちらもおすすめJCBカードW――還元率2倍の39歳以下限定カード
    2. エポスカード――マルイグループのショッピングに欠かせない1枚
  4. 生活費の多くをカードで払う人向けクレジットカード究極の1枚はリクルートカード
  5. ネットショッピングが多い人向けクレジットカード究極の1枚は楽天カード
    1. ネットショッピングが多い人にこちらもおすすめ 楽天プレミアムカード――楽天ヘビーユーザー向けの上位カード
    2. ネットショッピングが多い人にこちらもおすすめ 三菱UFJカード VIASOカード――ポイント自動キャッシュバックで手間いらず
  6. ステータス重視な人向けクレジットカード究極の1枚はJCBプラチナ
    1. ステータス重視の人にこちらもおすすめ 三井住友カードゴールド(NL)――条件達成で年会費無料のステータスカード
    2. 三井住友カードプラチナ――トップクラスのステータスカード
    3. ステータス重視の人にこちらもおすすめ dカードGOLD――ドコモユーザー必携のゴールドカード
  7. 旅行によく行く人向けクレジットカード究極の1枚はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
    1. 旅行によく行く人にはこちらもおすすめ ダイナースクラブカード――世界を旅する人の心強い1枚
    2. 旅行によく行く人にこちらもおすすめ アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード――非日常体験を求める人に
    3. 旅行によく行く人にこちらもおすすめ Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(旧spgアメックス)――「マリオット」とアメックスのコラボカード
  8. クレジットカードを究極の1枚に絞るメリット
    1. 支払いの管理がしやすい
    2. 年会費を抑えることができる
    3. ポイントをまとめて貯められる
    4. 盗難や紛失のリスクが減る
    5. 上位カードの招待状を受け取れる可能性が高まる
    6. 暗証番号の押し間違えがない、忘れない
  9. クレジットカードを究極の1枚に絞るデメリット
    1. 国際ブランドごとに対応していない店舗もある
    2. 紛失や不具合が発生したときにカード払いができなくなる
    3. 支払いの上限が限定される
    4. 受けられる付帯サービスが限定的
  10. クレジットカード究極の1枚に関するよくあるQ&A
    1. 一番使われているクレジットカードは?
    2. クレジットカードは1枚何グラム?
    3. JCBカードWって何?
    4. クレジットカードを何枚も持つデメリットは?
    5. 専業主婦でもクレジットカードを何枚も持てる?

クレジットカードは原則として所有する枚数に制限はなく、審査に通過できればすでに所有する枚数にかかわらず何枚でも発行可能です。

日本クレジット協会によると、2022年末時点のクレジットカード契約は2億7,973件で(出典:日本クレジット協会 クレジット関連統計、2023年初における日本の総人口は約1億2477万人なので、1人あたり約2.2枚のクレジットカードを持っていることとなります(出典:総務省統計局 人口推計

しかし、クレジットカードを1枚に絞ると、簡単に支払いを管理できるほか、年会費を抑えられたりポイントをまとめて貯められたりと、さまざまなメリットがあるため、「究極の1枚」を選ぶことをおすすめします。 複数枚持っている方のメインカード選びとしても役立ちます。

クレジットカードは「究極の1枚」だけに絞るべき?

1.クレジットカードは究極の1枚に絞るべき?
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クレジットカードをあえて1枚に絞ることは、理にかなっています。「究極の1枚」に絞るべき理由は次のとおりです。

  • 支払いや暗証番号の管理が容易
  • 支払いが集約されるため1種類のポイントを効率的に貯められる
  • 特定のポイントの使い勝手が良くなる
  • 年会費が節約できる
  • ステータスカード(ゴールド以上のカード)へ招待される可能性が高まる

クレジットカードは原則として何枚でも持つことができます。ただし、1枚に集約できれば、管理面やコスト面などでも有利になるので、1枚持ちがおすすめです。

クレジットカード究極の1枚を選ぶポイント

20.クレジットカードは究極の1枚に絞るべき?
(画像=fuelle編集部)

クレジットカードを究極の1枚に絞って発行する場合の着眼点は、「国際ブランド」「年会費・年間利用額」「ポイント」「付帯サービス・特典」「ステータス性」「セキュリティ」です。これらを総合的にカバーしているのが、三井住友カード(NL)です。

究極の1枚を選ぶ時のポイント① 国際ブランド

国際ブランドとは一般に、クレジットカードの決済サービスを提供するカード会社のうち、世界的に高いシェアを持つものを指します。VISAやマスターカードが代表的で、国内ではJCBが唯一の国際ブランドとして知られています。

対して、三井住友カードや楽天カードなど、利用者と直接契約してカードを発行するカード会社を一般に「イシュア」と呼びます。

国際ブランドがイシュアを兼ねることもあり、国際ブランドが直接発行するクレジットカードを「プロパーカード」、イシュアが発行するカードを「提携カード」と呼んで区別することもあります。

楽天カードの詳細はこちら(公式サイト)

「決済カードブランド」と「T&Eカードブランド」

さらに国際ブランドは「決済カードブランド」と「T&Eカードブランド」の2種類に分けることができます。

決済カードブランドとは?
決済カードブランドは、決済サービスの提供に特化した国際ブランドです。加盟店の多さが強みで、基本的に自らカードを発行することはありません。決済カードブランドは、VISAやマスターカードなどが該当します。

なお、JCBは決済カードブランドとT&Eカードの両方の面を持っており、国内では十分な数(全国4,300万店、2023年3月末現在)の加盟店ネットワークを持つほか、カード会員はJCBの充実したサービスを受けられます。
出典:JCB『JCBの価値』

主な国際ブランドの国内シェア(2020年)
VISA 50.8%
JCB 28.0%
マスターカード 17.8%
アメリカン・エキスプレス 3.1%
ダイナースクラブ 0.3%
銀聯(ユニオンペイ) 0.1%
※調査対象:全国の一般男女18~79歳(サンプル:20万9,883人)、調査期間:2020年10月28日~11月9日、調査手法:オンライン調査
出典:イプソス キャッシュレス決済大規模調査(2020年)

JCBゴールドの詳細はこちら(公式サイト)

究極の1枚を選ぶポイント② 年会費と年間利用額

クレジットカードには年会費がかかるものがあります。原則として毎年発生するため、基本的にはできるだけ年会費が安い(または無料)ものを選ぶと支出を抑えられるでしょう。

【主なクレジットカードの年会費】
三井住友カード(NL) 無料
リクルートカード 無料
楽天カード 無料
JCBプラチナ 2万7,500円(税込)
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 3万1,900円

またクレジットカードには、特定の条件を満たすことで年会費が無料になるものもあります。例えば、三井住友カードゴールド(NL)は5,500円の年会費がかかりますが、年に100万円以上利用すると翌年度から無料となります。

年会費がかかるカードはサービスが手厚い

もっとも、年会費がかかるクレジットカードは手厚いサービスが付帯するものも少なくありません。内容によっては、年会費を支払ってもお得になることもあるでしょう。

例えば、dカードGOLDは1万1,000円の年会費がかかりますが、年に100万円以上利用すると1万1,000円相当の、200万円以上利用すれば2万2,000円相当の優待品を受け取れます。

つまり100万円以上の利用で年会費の負担は実質的になくなり、200万円以上の利用で年会費以上の還元を受けることができます。

ポイント還元を踏まえればさらにお得になるでしょう。例えば、dカードは100円につき1ポイントなので、単純計算すれば100万円で1万円のポイントが付与されます。さらに、特約店などは2%以上のdポイントが貯まるお店もあります。

dカードゴールドの詳細はこちら(公式サイト)

プラチナカードなどの上位カードも同様です。ステータスカードの多くは高額な年会費が発生しますが、一般的なカードより旅行や外食をサポートする豪華な特典が充実している傾向にあります。

それらの付帯サービスをよく利用する人にとっては、年会費がかかったとしても納得できるのではないでしょうか。

クレジットカードは、単純にコストだけ考えるのではなくコストパフォーマンスも踏まえ、総合的に判断したいものです。

究極の1枚を選ぶポイント③ ポイントの貯まりやすさ・使いやすさ

多くのカード会社がポイントプログラムを提供していることもあり、クレジットカードにおいてポイントの貯まりやすさは重要な判断基準となっています。

クレジットカードにおけるポイントの貯まりやすさは「還元率」が目安となるでしょう。

還元率とは?
カード利用額に対して何円相当のポイントが還元されるかを示す数値で、200円で1円相当のポイントが還元されるなら0.5%、100円で1円相当のポイントが還元されるなら1%となります。したがって、還元率が高いクレジットカードほどポイントが貯まりやすいといえます。

またクレジットカードの多くは、特定のECサイトで還元率が上昇するサービスを提供しています。基本の還元率だけでなく、どのようなECサイトでより多くのポイントを受け取れるかもチェックしておくとよいでしょう。

ポイントの使いやすさも重要です。クレジットカードごとに貯まるポイントは異なり、それぞれどの加盟店で使えるかも違います。申し込む前に、そのカードでどのようなポイントが貯まるか、ポイントはどのような使い道があるのか調べておくようおすすめします。

【主なクレジットカードで貯まるポイントと還元率】
貯まるポイント 還元率
基本 特定のECサイト
三井住友カード(NL) Vポイント 0.5% 最大10%
(ポイントUPモール)
リクルートカード リクルートポイント 1.2% 4.2%
(ポンパレモール)
楽天カード
楽天ポイント 1.0% 最大14%
(楽天市場)
JCBプラチナ
Oki Dokiポイント 0.5%~5.0%(※1) 最大20%(※1)
(Oki Dokiランド)
アメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
ポイント
(メンバーシップ・リワード)
1.0%(※2) 2.0%(※2)
(アメリカン・エキスプレス・
トラベル オンライン)
※1.1ポイント=5円で使用した場合。付与率は利用額1,000円で1ポイント。最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
※2.1ポイント=1円で使用した場合。付与率は利用額100円で1ポイント
出典:三井住友カードリクルート楽天カードJCBアメリカン・エキスプレス

JCBゴールドの詳細はこちら(公式サイト)

選ぶ時のポイント④ 付帯サービスや特典

付帯するサービスや特典も、クレジットカードを選ぶ大切な判断材料となります。

クレジットカードのお得さはポイント還元だけでは決まりません。カード会社は会員向けにさまざまなサービスを用意しており、それらが付帯するクレジットカードを発行すれば持っているだけで恩恵を得られるでしょう。

【主なクレジットカードの付帯サービスや特典】
年会費 主な付帯サービス・特典
三井住友カード(NL) 無料 付帯保険を「旅行安心プラン」「日常生活安心プラン」
「ケガ安心プラン」「持ち物安心プラン」の4つから選べる
リクルートカード 無料 最高2,000万円の海外旅行保険、
最高1,000万円の国内旅行保険が利用付帯
楽天カード
無料 ハワイの「楽天カードワイキキラウンジ」と
「楽天カードアラモアナラウンジ」を無料で利用できる
JCBプラチナ
2万7,500円(税込) 会員専用の「プラチナ・コンシェルジュデスク」に
旅行の手配や相談を24時間365日依頼できる
アメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
3万1,900円 国内外の対象レストランで1名分のコース料理が無料
(2名以上で予約時)

JCBゴールドの詳細はこちら(公式サイト)

クレジットカード究極の1枚は三井住友カード(NL)ーー総合的にお得で使いやすい

【三井住友カード(NL)の概要】
年会費 無料
申込年齢 18歳以上
(20歳未満は保護者の同意が必要)
特徴 ・指定のコンビニや飲食店でのタッチ決済は、カード現物なら還元率5%、
Apple PayかGoogle Payなら還元率7%(通常:0.5%)
・指定のコンビニやスーパーなどから、
還元率を0.5%上乗せできるお店を3つまで選べる
・三井住友カード会員の家族を登録すると
1人あたり還元率を1%分上乗せできる(上限5%)

保有するクレジットカードを1枚に絞るなら、三井住友カード(NL)はぜひ検討したい1枚です。年会費がかからず、ポイント還元や傷害保険などの付帯サービスが手厚いのが特徴です。

還元率最大7%となるコンビニ・飲食店は次のとおりです。

・セイコーマート
・セブン-イレブン
・ポプラ
・ローソン
・マクドナルド
・サイゼリヤ
・ガスト
・バーミヤン
・しゃぶ葉
・ジョナサン
・夢庵
・その他すかいらーくグループ飲食店
・すき家
・はま寿司
・ココス
・ドトールコーヒーショップ
・エクセルシオール カフェ
・かっぱ寿司

出典:三井住友カード『対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元!』

また、還元率を最大0.5%上乗せできる対象店舗は次のとおりです。

・デイリーヤマザキ
・ライフ
・マツモトキヨシ など

出典:三井住友カード『選んだお店でポイント+0.5%還元!』

さらに、三井住友カード(NL)には付帯保険を選べるメリットもあります。

クレジットカードの付帯保険は旅行保険が定番ですが、あまり旅行に行かない場合は大きなメリットとはいえません。三井住友カード(NL)なら4つの異なるプランから選べるため、自分に適した補償を受けやすいでしょう。

【三井住友カード(NL)の付帯保険で選べる4つのプラン】
  • 旅行安心プラン(海外):海外旅行中のけがや賠償責任などを補償(利用付帯)
  • 日常生活安心プラン:日常生活の賠償責任や、けがによる後遺障害を補償
  • ケガ安心プラン:交通事故でけがを負ったときの入院を補償
  • 持ち物安心プラン:日常生活の携行品の損害、けがによる後遺障害を補償
出典:三井住友カード『選べる無料保険』

三井住友カード以外のカードも検討したい場合は、JCBカードWエポスカードも究極の1枚におすすめです。

究極の1枚こちらもおすすめJCBカードW――還元率2倍の39歳以下限定カード

JCBカードW
(画像=JCBカードW 公式サイトより)

【JCBカードWの概要】
年会費 無料
申込年齢 18歳以上~39歳以下
(保有継続は40歳以上も可能)
特徴 ・利用額1,000円に付き「Oki Dokiポイント」が
2ポイント付与(JCB一般カードは1,000円につき1ポイント)
・「JCBオリジナルシリーズパートナー」(スターバックスコーヒー、
アマゾン、セブン-イレブンなど)店舗は還元率最大21倍
・ナンバーレスなら申し込みから最短5分でカード番号を発行
※2023年6月27日現在
出典:JCB『JCBカードW』

JCB CARD Wの詳細はこちら(公式サイト)

JCBカードWは、ポイント還元率が通常のカードの2倍に設定されたクレジットカードです。JCB一般カードが利用額1,000円につき1ポイント分の「Oki Dokiポイント」を付与するところ、JCBカードWは2ポイントが付与されます。

ポイントは月の利用額を合算して算定されるため、1回の利用額が1,000円未満でも無駄になりません。

Oki Dokiポイントは使い方によって価値が変わります。例えば前払い式のプリペイドカードであるJCBプレモカードへのチャージなら1ポイント5円相当、スターバックスカードへのチャージなら4円相当、カード利用代金への充当なら3円相当です。

【Oki Dokiポイントの使い方と交換レートの例】
  • JCBプレモカードへチャージ:1ポイント=5円分
  • JCBギフトカードと交換:1,050ポイント=5,000円分(1ポイント=約4.76円相当)
  • スターバックスカードへのチャージ:1ポイント=4円分
  • アマゾンのショッピング代金に充当:1ポイント=3.5円分
  • カード利用代金へ充当:1ポイント=3円分
出典:JCB『目的にあわせて、ポイントを使う』

JCB CARD Wの詳細はこちら(公式サイト)

エポスカード――マルイグループのショッピングに欠かせない1枚

【エポスカードの概要】
年会費 無料
申込年齢 18歳以上
特徴 ・マルイグループで10%割引の会員限定セール
「マルコとマルオの7日間」が年4回開催
・ポイントモール「たまるマーケット」経由の
ネットショッピングで還元率最大30倍(通常:0.5%)
・海外旅行保険が自動付帯のため、エポスカードで
代金を支払っていない旅行も補償される
※2023年6月27日現在
出典:エポスカード 公式サイト

エポスカードの詳細はこちら(公式サイト)

エポスカードはマルイグループでの買い物がお得になる特典が魅力です。マルイのネット通販サイト「マルイウェブチャネル」の配送料が無料になるほか、年に4回開催されるカード会員限定のセール「マルコとマルオの7日間」ではマルイやモディなどのショッピングが10%割引となります。

エポスカードの利用で貯まる「エポスポイント」は、マルイグループで1ポイント=1円で利用できます。

またtsumiki証券では、同じく1ポイント=1円で投資信託が購入できるほか、エポスカードで直接投資信託を購入することも可能です(最低100円以上、月最大5万円まで)。

tsumiki証券とは?
tsumiki証券は丸井グループの証券会社です。ポイントまたはカードで、100円(100ポイント)から投資ができる初心者向けの証券会社。投資を始めるには、エポスカードを作成する必要があります。

またエポスカードは、即日発行できる貴重なクレジットカードの1つです。クレジットカードは申し込みから発行まで時間がかかることが一般的ですが、エポスカードは事前にネットで申し込んでおけば、マルイの店頭で受け取ることで最短当日にカードを発行できます。

急いでクレジットカードを手にしたい人は、エポスカードに申し込んでみてはいかがでしょうか。

【エポスカードを発行できる施設一覧(東京都23区内)】
  • 上野マルイ
  • 北千住マルイ
  • 渋谷モディ
  • 新宿マルイアネックス
  • 新宿マルイ本館
  • 新宿マルイメン
  • 中野マルイ
  • 錦糸町マルイ
  • 有楽町マルイ
出典:エポスカード『エポスカードセンター 一覧』

エポスカードの詳細はこちら(公式サイト)

生活費の多くをカードで払う人向けクレジットカード究極の1枚はリクルートカード

【リクルートカードの概要】
年会費 無料
申込年齢 18歳以上
特徴 ・通常1.2%の高還元のためシーンを
選ばずポイントが貯まりやすい
・貯まった「リクルートポイント」は1:1で
「Pontaポイント」と「dポイント」に交換できる
・「じゃらんnet」なら還元率最大10%上乗せ、
「ポンパレモール」なら最大20%上乗せ
※2023年6月27日現在
出典:リクルート『リクルートカード』

多くのクレジットカードが基本の還元率を0.5~1%に設定するところ、リクルートカードはシーンを選ばず利用額の1.2%分のリクルートポイントが付与されます。

ポイントは月の利用額で算定されるため、1回あたりの利用額が少ない人でもより多くのポイントが受け取れます。

生活費の多くをクレジットカードに集約させている人は、基本の還元率が高いリクルートカードのメリットを最大限に引き出せるでしょう。

また、年会費無料のカードでは珍しく、国内旅行保険が付帯する点も魅力的です(利用付帯)。海外旅行保険は多くのクレジットカードで付帯していますが、国内旅行まで補償するものは多くありません。

リクルートカードは、海外(利用付帯)と国内の両方で旅行保険が付帯します。旅行などで国内外を飛び回る機会が多い人にはメリットが大きいでしょう。本記事で取り上げるクレジットカードの旅行保険の付帯サービスを表で比較してみましょう。

【本記事で取り上げる年会費無料カードの旅行保険】
海外旅行保険 国内旅行保険
リクルートカード
リクルートカード
利用付帯 利用付帯
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
利用付帯
JCBカードW
JCB CARD W
利用付帯
エポスカード
エポスカード
自動付帯
ライフカード
ライフカード
楽天カード
楽天カード
利用付帯
三菱UFJカード VIASOカード
VIASOカード
利用付帯

リクルートカードのみが国内外の旅行保険に対応しています。

ネットショッピングが多い人向けクレジットカード究極の1枚は楽天カード

楽天カード
(画像=楽天カード 公式サイトより)

【楽天カードの概要】
年会費 無料
申込年齢 18歳以上
特徴 ・「楽天市場」の還元率3%、毎月5と0の付く日
(5・10・15・20・25・30日)は還元率5%(通常:1%)
・「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」
の条件達成で「楽天市場」の還元率が最大14%(※1)
・「楽天トラベル」で毎月5と0の付く日
(5・10・15・20・25・30日)は最大20%割引
※2023年6月27日現在
※1:ここでは「楽天プレミアムカード特典分(+2倍)」を差し引いて計算
出典:楽天カード

「楽天市場」はインターネット通販全体で28%のシェアを持つ国内最大級のECモールです(2021年、同社HPより)。楽天市場を頻繁に利用するなら、楽天カードはぜひ検討したいところでしょう。
出典:楽天市場 公式サイト

楽天カードは、基本の還元率も1%と決して低くありませんが、楽天市場で利用するとさらにお得です。楽天市場のポイント還元率が上昇する「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」によって1%分上乗せされるため、いつでも3%分の「楽天ポイント」を受け取れます。

さらに5と0の付く日は別途2%の還元が受けられることから、還元率は5%にまで上昇します。楽天ポイントの加算イメージを示したものが下図です。

9.クレジットカードは究極の1枚に絞るべき?
(画像=楽天カード 公式サイトより著者作成)

楽天カードの詳細はこちら(公式サイト)

他のSPUの条件を達成すれば、還元率は最大14%にまで引き上がります(楽天プレミアムカードの特典分を除く)。

【対象サービス・達成条件】

  • 楽天モバイル+会員ランク特典(3倍)
  • 楽天モバイルキャリア決済(0.5倍)
  • 楽天ひかり(1倍)
  • 楽天カード通常分(1倍)
  • 楽天カード特典分(1倍)
  • 楽天銀行+楽天カード(1倍)
  • 楽天証券 投資信託(0.5倍)
  • 楽天証券 米国株式(0.5倍)
  • 楽天ウォレット(0.5倍)
  • 楽天トラベル(1倍)
  • 楽天市場アプリ(0.5倍)
  • 楽天ブックス(0.5倍)
  • 楽天Kobo(0.5倍)
  • Rakuten Pasha(0.5倍)
  • Rakuten Fashion(0.5倍)
  • 楽天ビューティ(0.5倍)

下VISA、マスターカード、JCB、アメリカン・エキスプレスという豊富な国際ブランドを取り揃えているも魅力の1つです。

この中から自由に選べて、年会費はかかりません。アメリカン・エキスプレスは、ブランド会員限定のサービス「アメリカン・エキスプレス・コネクト」のサービスを受けられます。

アメリカン・エキスプレス・コネクトとは?
カード会員限定のキャンペーンや特典が使えるサイト。チケットの先行発売やレストラン代金の20%オフなどの特典が利用可能です。

出典:楽天カード『アメリカン・エキスプレス®が登場』

楽天カードの詳細はこちら(公式サイト)

ネットショッピングで買い物をする機会の多い人は、楽天プレミアムカード・三菱UFJカード VIASOカードもチェックしてみましょう。

ネットショッピングが多い人にこちらもおすすめ 楽天プレミアムカード――楽天ヘビーユーザー向けの上位カード

楽天プレミアムカード
(画像=楽天カード 公式サイトより)

【楽天プレミアムカードの概要】
年会費 1万1,000円
申込年齢 20歳以上
特徴 ・「楽天市場」における還元率が通常の楽天カードより2%分高い
・「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の上限(16%)を目指せる
・別途ポイントを上乗せできるコースを「楽天市場コース」
「トラベルコース」「エンタメコース」から選べる
※2023年6月27日現在
出典:楽天カード『楽天プレミアムカード』

楽天プレミアムカードは、楽天カードの上位カードです。楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)による還元率の上乗せ分は、楽天カードでは1%ですが、楽天プレミアムカードでは3%となります。

つまり、楽天プレミアムカードは、楽天市場で利用すればいつでも利用額の5%分の楽天ポイントを受け取れることになります。楽天カードより2%分還元率が優遇されることから、楽天市場で年間55万円以上利用すると年会費1万1,000円をペイできる計算です。

またSPUの対象には楽天プレミアムカードが含まれることから、同カードを発行することで初めて全て達成する条件が整うこととなります。楽天グループのサービスをよく利用する人は、楽天プレミアムカードでSPUの上限を目指してみてはいかがでしょうか。

【SPUの条件一覧】
条件 還元率
基本 楽天会員に登録 1%
楽天市場アプリでの利用 +0.5%
クレジットカード 楽天市場で楽天カードの利用 +2%
楽天プレミアムカードの利用 +2%
楽天カード代金を楽天銀行から引き落とし 最大+1%
通信サービス 楽天モバイルの契約 最大+3%
楽天モバイルキャリア決済 +0.5%
楽天ひかりの契約 +1%
資産運用 楽天証券でポイント投資 最大+1%
楽天ウォレットで暗号資産取引 +0.5%
その他 楽天トラベルの利用 +1%
楽天ブックスの利用 +0.5%
楽天Koboの利用 +0.5%
Rakuten Pashaの利用 +0.5%
Rakuten Fashionアプリの利用 +0.5%
楽天ビューティーの利用 +0.5%
合計 最大16%

ネットショッピングが多い人にこちらもおすすめ 三菱UFJカード VIASOカード――ポイント自動キャッシュバックで手間いらず

【三菱UFJカード VIASOカードの概要】
年会費 無料
申込年齢 18歳以上
特徴 ・携帯電話、インターネットプロバイダー、
ETCの利用は還元率2倍(通常:0.5%)
・ポイントモール「POINT名人.com」経由の
ネットショッピングで還元率最大25倍
・貯まったポイントは1ポイント=1円で自動的に利用代金へ充当

三菱UFJカード VIASOカードを利用すると「VIASOポイント」が貯まります。基本の還元率は0.5%、さらに指定の携帯電話やインターネットプロバイダー、ETCの利用料金の支払いは還元率が1%に引き上げられます。

【還元率2倍(1%)となる利用料金】
携帯電話 au、NTTドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル
インターネットプロバイダー Yahoo! BB、OCN、au one net、BIGLOBE、So-net、ODN
ETC ETCマークのある全国の高速道路、一般有料道路の通行料金

三菱UFJカード VIASOカードの詳細はこちら(公式サイト)

三菱UFJカード VIASOカードには、請求がある月にVIASOポイントが自動的に利用代金に充当される「オートキャッシュバック」の機能が付いています(1,000ポイント以上蓄積している場合に限る)。

他のクレジットカードのようにポイントの手続きやルールが複雑ではないので、手間を軽減したい人にもおすすめです。

また最大1万円相当のキャッシュバックを受けられる入会特典もお得です(2023年6月30日現在)。

入会から3ヵ月後末日までに会員専用WEBサービスIDの登録と15万円以上の利用で8,000円分、さらにリボ払いサービスの「楽Pay(らくペイ)」に登録すると2,000円相当のキャッシュバックを受け取れます。

三菱UFJカード VIASOカードの詳細はこちら(公式サイト)

ステータス重視な人向けクレジットカード究極の1枚はJCBプラチナ

JCBプラチナ
(画像=JCBプラチナ 公式サイトより)

【JCBプラチナの概要】
年会費 2万7,500円(税込)
申込年齢 25歳以上
特徴 ・プラチナ会員専用の「プラチナ・コンシェルジュデスク」に
24時間365日相談できる
・補償額最大1億円、航空機遅延補償付きの
旅行保険が海外・国内ともに利用付帯
・JCBオリジナルシリーズの最上位カード
JCBザ・クラスへの招待を受けられる可能性がある
※2023年6月27日現在
出典:JCB『JCBプラチナ』

JCBプラチナの詳細はこちら(公式サイト)

JCBプラチナは、JCBが直接発行するJCBオリジナルシリーズのうち、入会を申し込めるカードでは最上位のカードに位置付けられています。

ステータスカードにふさわしい、次のような魅力的な付帯サービスが多数用意されています。

・いつでも相談できる専用の「プラチナ・コンシェルジュデスク」
・対象レストランで1名分のコース代金が無料となる「グルメベネフィット」
・最高1億円の補償が受けられる付帯旅行保険(利用付帯)など

またJCBプラチナの所有者は、JCBオリジナルシリーズの最上位カードJCBザ・クラスへの招待を受けられる可能性があります。

JCBザ・クラスは完全招待制のカードで、申し込みによる加入は受け付けていません。JCBザ・クラスには、JCBのプレミアムカード会員のうち、独自の基準を満たし招待を受けた人だけが申し込むことができます。

【JCBプレミアムカード一覧(JCBザ・クラスを除く)】

  • JCBプラチナ
  • JCBゴールド ザ・プレミア(招待制カード)
  • JCBゴールド

出典:JCB『JCBプレミアム』

選ばれた人しか持てないJCBザ・クラスを目指すなら、まずはJCBプラチナを発行し、利用額を積み上げる必要があるでしょう。具体的な基準は明かされていませんが、いつかJCBザ・クラスへの招待が届くかもしれません。

JCBプラチナの詳細はこちら(公式サイト)

続けて、JCBプラチナ以外にステータスを重視したい人には、三井住友カードゴールド(NL)三井住友カードプラチナもおすすめです。

ステータス重視の人にこちらもおすすめ 三井住友カードゴールド(NL)――条件達成で年会費無料のステータスカード

【三井住友カードゴールド(NL)の概要】
年会費 5,500円
申込年齢 20歳以上
特徴 ・年間100万円以上の利用で、翌年度以降の
年会費が永年で無料&継続特典として1万ポイント進呈
・国内の主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)の
ラウンジを無料で利用できる
・最高2,000万円の補償を受けられる旅行保険が
海外・国内ともに付帯(利用付帯)

三井住友カードゴールド(NL)は、年会費無料で入会できるゴールドカードです。通常は5,500円かかりますが、年に100万円以上利用すると翌年度以降の年会費は発生しません。

月平均8万円強の利用があれば年間100万円の基準をクリアできます。そのためメインカードに据えれば比較的達成しやすい水準だと考えられることから、初めてのゴールドカードにおすすめの1枚です。

ゴールドらしい、下記のような特典も付帯しています。

・無料で空港ラウンジを利用可能
・宿泊予約サービス「Relux」で割引サービスを受けられる
・国内外の旅行保険が付帯し、いずれも補償金額は最高2,000万円(利用付帯で付帯保険に「旅行安心プラン」を選んだ場合)

三井住友カードゴールド(NL)は、ステータスだけでなくお得さも見逃せません。

例えば、対象のコンビニや飲食店で還元率が最大17%に上昇する「Vポイントアッププログラム」があります。17%の内訳は次のとおりです。

Vポイントアッププログラムの内訳
  • 通常0.5%+対象店舗でのタッチ決済(+6.5%)+家族の登録(最大+5%)+Vポイントアッププログラムの利用(最大+5%)

なお、対象店舗でのタッチ決済は2023年7月から最大6.5%(改定前は4.5%)に引き上げられました。
出典:三井住友カード『対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元!』

他に、最大5,000円相当のポイントを受け取れる入会キャンペーン「キャッシュレスプラン」など、さまざまな還元が用意されています。

カードご入会月+2ヵ月後末までを対象期間として、カードご利用金額を毎月集計し、15%を乗じた金額相当のVポイントをご利用月の翌月末までにプレゼントします。
引用:三井住友カード『キャッシュレスプラン』

三井住友カードプラチナ――トップクラスのステータスカード

三井住友カードプラチナ
(画像=三井住友カードプラチナ 公式サイトより)

【三井住友カードプラチナの概要】
年会費 5万5,000円
申込年齢 30歳以上
特徴 ・約170の対象レストランで1名分の代金が無料
(2名以上のコース料理を利用した場合)
・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの優先チケット
「ユニバーサル・エクスプレス・パス」の進呈、
およびプラチナ会員限定ラウンジの開放
・宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」で初回10%割引、
2回目以降7%割引で予約できる

三井住友カードプラチナは、三井住友カードが発行するクレジットカードではトップクラスのステータスを持つカードです。

招待制ではないため申し込みは可能ですが、利用枠には300万円の「下限」が設定されており、相応の年収がなければ審査通過は見込めないことが予想されます。また申し込める年齢も30歳以上と高めの設定です。

審査に通過できれば、他では体験できないさまざまなサービスや特典などが受け取れます。

【三井住友カードプラチナ会員限定の主なサービス】

  • プラチナオファー:プラチナ会員限定のイベントやプロモーションの案内を受けられる
  • 宝塚歌劇優先販売:宝塚歌劇の三井住友カード貸切講演でSS席の優先販売を受けられる
  • メンバーズセレクション:年に1回優待品を受け取れる
  • プラチナグルメクーポン:対象レストランでコース料理1名分無料(2名以上利用時)
  • ドクターコール24:医師などの専門スタッフに24時間年中無休で無料相談できる
  • プラチナホテルズ:対象ホテルで割引やアップグレードが受けられる

ステータス重視の人にこちらもおすすめ dカードGOLD――ドコモユーザー必携のゴールドカード

【dカードGOLDの概要】
年会費 1万1,000円
申込年齢 20歳以上
特徴 ・ドコモのケータイ、ドコモ光の利用料金の
支払いは還元率10%(通常:1%)
・年間100万円以上の利用で1万1,000円相当、
200万円以上の利用で2万2,000円相当の優待品が受け取れる
・購入から3年以内の携帯電話端末の
紛失・修理不能などを10万円まで補償
※2023年6月27日現在
出典:NTTドコモ『dカードGOLD』

dカードGOLDはNTTドコモが発行するゴールドカードです。ドコモユーザー向けの特典が手厚く、ドコモ通信料金の支払いで10%の還元を受けられる「dポイントクラブご優待(10%ポイント還元)」などがあります。

他にも、購入から3年間携帯電話端末を最大10万円補償する「dカードケータイ補償」といったサービスが付帯しています。

なお、ドコモユーザーでなくてもdカードGOLDは発行でき、年間100万円以上利用すると最大2万2,000円相当の優待品を受け取れる「dカード GOLD年間ご利用額特典」も魅了的です。メインカードとして使うなら年会費以上の還元を受けることは難しくないでしょう。

dカードGOLDと一般的なdカードの主な違いは以下の通りです。より手厚いサービスを受けたい人は、dカードGOLDをおすすめします。

【dカードGOLDとdカード(一般)の主な違い】
dカードGOLD dカード
dポイントクラブ優待
(10%ポイント還元)
付帯
dカード GOLD年間
ご利用額特典
付帯
dカードケータイ補償 購入後3年・
最大10万円
購入後1年・
最大1万円
海外旅行保険 最大5,000万円
(自動付帯)
最大2,000万円
(利用付帯、29歳以下限定)
国内旅行保険 最大5,000万円
(利用付帯)
最大1,000万円
(利用付帯、29歳以下限定)
海外ショッピング保険 最大300万円
(利用付帯)
最大100万円
(利用付帯)
国内ショッピング保険 最大300万円
(利用付帯)
最大100万円
(利用付帯、リボ払いまたは
3回以上の分割払い限定)

旅行によく行く人向けクレジットカード究極の1枚はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの概要】
年会費 3万1,900円
申込年齢 20歳以上
特徴 ・国内外の空港ラウンジを利用できる
「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に無料
(通常:99ドル)で登録でき、利用料が年2回まで無料(通常:1回32ドル)
・国内外の対象ホテルで割引やアップグレードといった
優待を受けられる「ザ・ホテル・コレクション」が付帯
(2連泊以上の予約に限る)
・最高1億円を補償する海外旅行保険および
最高5,000万円を補償する国内旅行保険が利用付帯

旅行好きがクレジットカードを1枚に絞るなら、「T&Eカードブランド」はぜひ検討したいところでしょう。

T&Eカードブランドとは?
T&Eカードブランドは、カード会員向けにさまざまな特典を付与する国際ブランドです。プロパーカードを発行することが多く、アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブなどが代表的です。ただし加盟店の数は決済カードブランドに劣る傾向にあり、利用できる場所は限られるかもしれません。

この分野では「AMEX(アメックス)」の愛称で知られるアメリカン・エキスプレスのサービスが充実しており、特にアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは旅行に関する多くの特典が用意されています。

【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの旅行に関連する特典(一部)】

  • ザ・ホテル・コレクション(対象ホテルの2連泊以上の予約で優待)
  • アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン(会員専用の旅行予約サイト)
  • HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク(旅行予約デスクサービス)
  • 手荷物無料宅配サービス
  • 大型手荷物宅配優待特典
  • エアポート送迎サービス
  • 空港周辺パーキング
  • 空港ラウンジ
  • プライオリティ・パス(対象空港ラウンジの優待)
  • 無料ポーターサービス
  • 空港クロークサービス

出典:アメリカン・エキスプレス『カード別のサービス』

他に旅行によく行く人におすすめしたいT&Eカードブランドのクレジットカードを紹介します。

T&Eカードブランドのおすすめクレジットカード
・ダイナースクラブカード
・アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

旅行によく行く人にはこちらもおすすめ ダイナースクラブカード――世界を旅する人の心強い1枚

【ダイナースクラブカードの概要】
年会費 2万4,200円
申込年齢 27歳以上
特徴 ・国内外の有名ホテルで優待価格や部屋のアップグレードを受けられる
(国内クラブホテルズ・旅の宿、海外クラブホテルズ)
・「トラベルデスク」で旅行の手配や相談ができ、
海外からも「海外現地トラベルデスク」から日本語で各種手配を依頼できる
・最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯し、
カード利用の場合は海外・国内ともに最高1億円の旅行保険が付帯

ダイナースクラブも代表的なT&Eカードブランドであり、ダイナースクラブカードはそのスタンダードカードです。

スタンダードカードといっても、ダイナースクラブカードは他のカード会社のそれとは一線を画します。

旅行をサポートするラウンジサービスやデスクサービスはもちろん、名門ゴルフ場を特別に予約できるゴルフ優待のほか、高級料亭や銀座のバーまで網羅するグルメ優待など、付帯する特典の豊富さに特徴があります。

またダイナースクラブの海外旅行保険は「海外緊急アシスタンスサービス」という手厚いサービスが付帯する点も魅力です。単なる補償にとどまらず緊急時に手厚いサポートを受けられるのは、頻繁に海外へ行く人にとってメリットが大きいでしょう。

【海外緊急アシスタンスサービス】

  • エマージェンシーアシスタンス:専任スタッフに最寄り病院の案内や往診医の手配を依頼できる
  • 海外からの緊急医療相談サービス:日本人医師や看護師に医療相談できるほか、外国人医師や病院との通訳を依頼できる
  • キャッシュレス・メディカル・サービス:現地の提携病院で自己負担なく治療を受けられる

出典:ダイナースクラブ『海外緊急アシスタンスサービス』

旅行によく行く人にこちらもおすすめ アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード――非日常体験を求める人に

【アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの概要】
年会費 14万3,000円
申込年齢 20歳以上
特徴 ・プラチナカード会員専用の「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」は、
旅行やショッピングのほか、通常は非公開の文化財の特別拝観など、
さまざまな要望を可能な限り手配
・「ヒルトン・オナーズ」や「マリオット・ボンヴォイ」など、
有名ホテルメンバーシップの上級会員に無条件で登録可能
・カード更新ごとに国内対象ホテルの
無料ペア宿泊券が進呈(フリー・ステイ・ギフト)

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、アメリカン・エキスプレスが発行するクレジットカードの中でもトップクラスのステータスカードです。

カードは高級感のある金属製で、さらに「セカンド・プラチナ・カード」として本人名義のプラスチックカードが別途発行されます。一部の端末は金属製カードに対応していませんが、2枚を使い分けることでスムーズに決済することが可能です。

アメリカン・エキスプレスのカードはデスクサービスに定評がありますが、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード会員専用の「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」は特にきめ細かいサービスで知られます。

旅行の手配はもちろん、日本未発売の商品や海外コンサートのチケットの購入など、専任のスタッフが可能な限り手配します。

クレジットカードで一般的なショッピング保険も、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードはひと味違います。多くはそのカードでの購入を補償の条件としますが、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードに利用条件はありません。

カードで購入していない商品も、最長4年間補償します(ホームウェア・プロテクション)。

ホームウェア・プロテクションとは?
カード利用の有無にかかわらず、電化製品やパソコン、カメラなどの破損を保証するサービス。火災、盗難、破損、水漏れなどが対象です。

旅行によく行く人にこちらもおすすめ Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(旧spgアメックス)――「マリオット」とアメックスのコラボカード

【Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの概要】
年会費 4万9,500円
申込年齢 20歳以上
特徴 ・メンバーシップ「マリオット・ボンヴォイ」において、
通常は年間25泊以上の宿泊が必要な「ゴールドエリート」を取得できる
・入会後3ヵ月以内に30万円以上利用すると
「マリオット・ボンヴォイ」のポイントを3万ポイント受け取れる
・入会後1年間に150万円以上利用し翌年度も継続すると、
1泊1室分の無料宿泊特典を受けられる

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードは、「ザ・リッツ・カールトン」や「シェラトン」といった有名ホテルブランドを多数所有するマリオット・インターナショナルが、アメリカン・エキスプレスと提携して発行するクレジットカードです。

カードに冠された「Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)」とは、マリオット・インターナショナルが提供する会員プログラムを指します。

カードに入会すると、通常は年に25泊以上宿泊が必要な「ゴールドエリート」を、さらに年間400万円以上利用すると通常は年間50泊以上の宿泊が必要な「プラチナエリート」を取得することが可能です。

【マリオット・ボンヴォイの会員特典の比較(一部)】
ゴールドエリート プラチナエリート
ボーナスポイント 25% 50%
レイトチェックアウト 午後2時 午後4時
ウェルカムギフト ポイント ポイント、無料の朝食、
アメニティのいずれか
客室のグレードアップ 可能 可能
(一部スイートを含む)
会員専用サポート 付帯
ラウンジ 付帯
※特典はホテルブランドや空室状況によって利用できないケースがある
出典:マリオット・インターナショナル『マリオット・ボンヴォイ』

クレジットカードを究極の1枚に絞るメリット

21.クレジットカードは究極の1枚に絞るべき?
(画像=fuelle編集部)

所有するクレジットカードを1枚に絞ると、支払い管理がしやすくなったり、年会費を抑えやすくなったりと、さまざまなメリットがあります。クレジットカードを1枚に絞る主なメリットを紹介します。

支払いの管理がしやすい

支払いの管理がしやすくなることは、クレジットカードを1枚に絞る代表的なメリットです。

クレジットカードはカードごとに締め日や支払日のスケジュールが異なり、また引落口座に指定できる銀行も異なります。

クレジットカードを複数持つとそれらの管理が煩雑になり、場合によっては残高不足で引落できず履歴に傷(=信用情報機関の履歴)が残ってしまうかもしれません。

クレジットカードを1枚に絞れば、引き落としのスケジュールや口座を一本化でき、支払いの管理が容易になります。さらに多くの支払いを1枚のクレジットカードにまとめれば、その利用明細が家計簿代わりとなり、家計支出の全体像を可視化できるでしょう。

家計を効率的に把握したい人は、クレジットカードを1枚に絞ってみてはいかがでしょうか。

年会費を抑えることができる

年会費を抑え、節約につながることもクレジットカードを1枚に絞るメリットです。

クレジットカードの年会費は、原則としてカードごとに発生します。年会費がかかるカードを複数枚持つと出費がかさみ、家計の圧迫が懸念されます。

また利用回数や利用額に応じて年会費が無料になるカードの場合、その達成のために余計な支出が増えるかもしれません。

クレジットカードを1枚に絞れば、年会費を抑える効果が期待できます。また1枚であれば、JCBプラチナ(2万7,500円(税込))や三井住友カードプラチナ(5万5,000円)などの高額な年会費が設定されたステータスカードにも手が出やすいのではないでしょうか。

JCBプラチナの詳細はこちら(公式サイト)

ポイントをまとめて貯められる

クレジットカードを1枚に絞ることで、還元されるポイントを1つにまとめられるメリットもあります。

各カード会社はそれぞれ独自のポイントプログラムを採用しており、貯まるポイントはクレジットカードによって異なります。

各社のポイントプログラム(例)
カード名 ポイント名
三井住友カード(NL) Vポイント
リクルートカード リクルートポイント
楽天カード
楽天ポイント
JCBプラチナ
Oki Dokiポイント
アメリカン・エキスプレス・
ゴールド・カード
メンバーシップ・リワード

カードを複数枚所持し、それぞれ利用すると多くの種類のポイントが貯まることとなり、管理が難しくなります。

また利用額が分散することで、それぞれのポイント残高が小口化してしまう懸念もあります。ポイントは利用に最低数量が設けられていることがあり、ポイント残高が小さいと使い道が制限されてしまうかもしれません。

利用するクレジットカードが1枚なら、貯まるポイントも基本的に1種類です。利用額が分散しないためポイント残高が積み上がりやすく、ポイントを使いやすくなる効果が期待できるでしょう。

盗難や紛失のリスクが減る

カードをなくしてしまう可能性が減ることも、クレジットカードを1枚に絞るメリットといえるかもしれません。

多くのクレジットカードを所持すると管理が煩雑になりやすく、盗難や紛失に気付きにくくなることが懸念されます。所有枚数を1枚に絞れば、ある程度それらのリスクを減らす効果があるでしょう。

ただしクレジットカードを1枚に絞ると、支払い手段が限定されることには注意したいところです。

クレジットカードの盗難が疑われる場合や紛失した場合は、不正利用を防止するためカードを停止し、再発行することになります。代わりのクレジットカードがない場合、新しいカードが届くまでカード払いができません。

上位カードの招待状を受け取れる可能性が高まる

より上位のステータスカードの招待(インビテーション)を受けやすくなることも、カードを1枚に絞るメリットです。

カード会社の最上位カードは完全招待制のケースがあります。それらのカードは、カード会社が招待して初めて申し込めます。例えばJCBは一定の基準を満たしたJCBプラチナ会員にはJCBザ・クラスを招待するとしています。

JCBプレミアムカードをご愛用いただいている方の中から、一定の条件を満たした方を招待します。
引用:JCBカード 公式サイト

カード会社が招待制カードを案内する基準は通常明かされませんが、基本的には利用額の大きさなどで判断されると考えられます。つまり、カードの利用金額が大きくなるほど、よりハイクラスのカードの招待を受けられる可能性が高まるといえます。

カードを1枚に絞れば、支払いが分散しないため利用額が積み上がりやすくなります。最上位カードを目指すなら、支払いを1枚に集約させてみてはいかがでしょうか。

JCBプラチナの詳細はこちら(公式サイト)

暗証番号の押し間違えがない、忘れない

クレジットカードを1枚だけ所有すれば、暗証番号の管理が容易になるというメリットもあります。

多くのクレジットカードは取引暗証番号が設定され、一定の決済時には入力が求められます。またインターネット上のカード会員サイトにログインする際も、IDやパスワードが必要です。

これらの誤入力が一定以上続いた場合、不正利用防止のためカードが凍結される可能性があります。

暗証番号の誤入力が一定回数を超えると、セキュリティが作動しICチップにブロックがかかるため、暗証番号でのお取り引きができなくなります。(サインによるお取り引きは可能です)

引用元:三井住友カード『Q暗証番号を間違えるとどうなりますか?』

取引暗証番号やログイン情報はカードごとに設定され、多くのクレジットカードを所持するほど管理が難しくなります。かといって同一の暗唱番号やパスワードなどを設定することは、セキュリティの観点からおすすめできません。

クレジットカードが1枚なら、暗証番号やログイン情報は比較的容易に管理できるでしょう。

クレジットカードを究極の1枚に絞るデメリット

22.クレジットカードは究極の1枚に絞るべき?
(画像=fuelle編集部)

クレジットカードを1枚に絞ると、利用できる場所が限られたり、紛失時に支払い手段を失ったりする可能性があります。また支払いの上限が限定されたり、使い分けが難しくなったり、付帯サービスの面での制約も生まれるでしょう。

クレジットカードを1枚に絞ることで懸念される主なデメリットも押さえておきましょう。

国際ブランドごとに対応していない店舗もある

クレジットカードを1枚に絞ると、利用シーンが限定的となるデメリットがあります。

クレジットカードは、カードにひも付けられた国際ブランドでなければ利用できません。クレジットカードを1枚に絞るということは国際ブランドも1種類に限られるということであり、それによって利用できる場所が限定されることが懸念されます。

特に国内の場合、VISAやJCB、マスターカード以外の加盟店は少ない傾向にあります。下記の通り、アメリカン・エキスプレスの日本国内のシェアは3%に過ぎません(2020年時点)。

なお、世界的にはJCB加盟店のネットワークは小さめです。旅行や出張など、海外でのクレジットカード利用を考えている人は特に注意したほうがよいかもしれません。

下記の通り、国際的な視点で見ると、VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレスなどに比較して、JCBは利便性が落ちます。

【グローバル加盟店の数(2022年9月末時点)】
  • VISA:1億店
  • マスターカード:1億店
  • アメリカン・エキスプレス:8,000万店
  • ディスカバーカード:7,100万店
  • 銀聯(ユニオンペイ):6,900万店
  • ダイナースクラブ:5,100万店
  • JCB:4,100万店,100万店

紛失や不具合が発生したときにカード払いができなくなる

代替のクレジットカードを持たないことで、支払い手段が限定される懸念もあります。紛失や盗難の被害に遭ったとき、再発行までは一般に時間がかかることから、特に管理には注意したいところです。

またクレジットカード側の不具合にも注意が必要でしょう。カード会社の決済システムに障害が発生すれば、そのクレジットカードが利用できなくなる可能性があります。別のカード会社のクレジットカードを持っていない場合、大きな影響を受けかねません。

カード会社のシステム障害は、加盟店側のシステム障害と比べると発生頻度はそう高くありませんが、絶対に起こらないとはいえません。2018年にはヨーロッパを中心にVISAの決済システムに大規模な障害が発生しました。

1枚に絞ってクレジットカードを所有する場合、なんらかの対策は準備しておきたいところです。

支払いの上限が限定される

クレジットカードで支払える金額が、所有する1枚の利用限度額に限られる点も注意したいところです。

クレジットカードの利用限度額はカードごとに設定されるため、複数枚所有することで全体の利用可能枠を実質的に上昇させることも可能です。例えば利用限度額50万円のカードを2枚持っていれば、最大で100万円まで利用できます。

クレジットカードを1枚しか持っていない場合、このような使い方はできません。より大きな金額をクレジットカードで支払いたい場合、限度額を引き上げる「増枠」を申請するか、グレードの高いカードに切り替えるようにしましょう。

なお、クレジット債務は他社利用分も含めて信用情報に登録され、カード会社は審査時に照会します。

カード会社の審査は発行時だけでなく更新時や増枠申請時などでも実施されることから、全体の利用額によっては後から限度額が引き下げられる可能性があることも知っておきたいところです。

Q4.クレジット会社は、利用者等の「クレジット債務」ってどうやって調べるのですか?
A4.改正割賦販売法に基づき、経済産業大臣から指定を受けた「指定信用情報機関」を利用して調査をします。指定信用情報機関とは、利用者等のクレジットの利用状況や履歴を管理し、クレジット会社が審査を行う際に情報を提供している機関です。

引用元:一般社団法人日本クレジット協会『改正割賦販売法の主な改正内容』

受けられる付帯サービスが限定的

クレジットカードに付帯するサービスが、所有する1枚に限定される点もデメリットといえるでしょう。

クレジットカードを複数枚持っておけば、それぞれの付帯サービスを受けられます。特に決済系カードブランドとT&Eカードブランドのクレジットカードを両方持っておけば、それぞれ強みのあるサービスを生かせるでしょう。

例えばラウンジサービスはクレジットカードごとに利用できる場所が異なりますが、複数のカードを持っておけばそれぞれのカードラウンジを利用できます。また更新時など定期的に受け取れる優待品も、複数のカードがあれば何度も受け取ることができるでしょう。

このデメリットを緩和するには、より付帯サービスが充実したカードを選んで発行するとよいかもしれません。その場合も、ステータスカードが選択肢に入るでしょう。

クレジットカード究極の1枚に関するよくあるQ&A

一番使われているクレジットカードは?

2020年に実施された調査によると、国内で利用されたクレジットカード国際ブランドのシェアはVISAが首位で、全体の50.8%を占めました。次いでJCB(同28.0%)、マスターカード(同17.8%)と続いています(出典:イプソス キャッシュレス決済大規模調査(2020年))。

クレジットカードは1枚何グラム?

クレジットカードの印刷や作成などを行う日本カード印刷によると、プラスチックカードは1枚あたり約5グラムです(出典:日本カード印刷 プラスチックカードの梱包・発送方法について)。

同じくクレジットカードの印刷などを手掛ける研美社によると、金属製のカードはステンレス製で1枚あたり約17グラム、アルミ製で約7グラムです(出典:研美社 メタルカード(金属製カード))。

JCBカードWって何?

JCBカードWは、JCBが発行するクレジットカードです。ポイント還元率がJCB一般カードの2倍に設定されており、18歳以上~39歳以下の人が申し込めます。年会費はかからず、発行後は40歳以上の人も年会費無料で継続保有が可能です。

JCBカードWでは1,000円につき2ポイントの「Oki Dokiポイント」が貯まります。貯まったOki Dokiポイントは利用代金の支払いに使えるほか、商品と交換できます。

クレジットカードを何枚も持つデメリットは?

クレジットカードの支払いの管理が煩雑になりやすいこと、支払いが分散することでポイントの種類も分散し使い勝手が悪くなることなどが複数枚のカードを持つ主なデメリットです。

また招待制のカードを所有したい場合、支払いが分散することで利用実績が積み上がるペースが遅くなり、招待を受けにくくなる可能性があることもデメリットです。

専業主婦でもクレジットカードを何枚も持てる?

専業主婦(主夫)でも、審査に通過できれば複数枚のクレジットカードを持てます。カード会社によっては、専業主婦本人に収入がなくても、世帯全体の収入や預貯金の額などで審査を受けられる場合があります。

なお、専業主婦(主夫)がクレジットカードを持つ場合は「家族カード」を発行するという選択肢もあります。

若山卓也
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。

証券外務員一種、AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。
Twitter:@FP38346079
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。 関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。

証券外務員一種、AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。
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